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【大リーグ】

ダル復帰初戦は絶好調のカブス 日本時間17日に激突

2016年7月15日 紙面から

日本時間17日のカブス戦で復帰が決まったレンジャーズのダルビッシュ(共同)

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 復帰戦が、いきなり今季を占う大事な試合となる。レンジャーズは13日、ダルビッシュ有投手(29)が16日(日本時間17日に敵地シカゴでのカブスとの交流戦で復帰先発すると発表した。6月8日のアストロズ戦以来、38日ぶりのメジャー登板で、13日の球団地元紙ダラス・モーニングニューズ(電子版)によれば、約90球の球数制限となる見込みだ。

 昨年3月に右肘靱帯(じんたい)の修復手術を受け、今年5月28日に復帰。それから登板3試合で2勝0敗、防御率2・87と活躍したが、右肩や首の張りを訴え、大事を取って6月9日から故障者リスト入りしていた。

 復帰登板とはいえ、10月のワールドシリーズ(WS)で対戦する可能性がある相手だ。カブスはナ中地区の首位を独走。12日のオールスター戦は、リゾ一塁手やブライアント三塁手などナ・リーグの先発内野陣を独占したスター軍団で、今季は108年ぶりのWS優勝が期待されている。

 一方、球団史上初の世界一を目指すレンジャーズは今季、開幕前の大方の予想を裏切り、現在はア西地区の首位。だが、先発投手の台所事情は、元広島のルイスや主戦左腕ホランドを故障で欠き、万全には程遠い状態だ。それだけに、ダルビッシュに掛けられる期待は大きく、復帰即、結果を出すことが求められる。

 

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