蹴球探訪
奇跡の初優勝見えた レスター・岡崎が激白「試合後はいつも悔しい」(4月27日)
【大リーグ】田中、6イニング1失点で今季7勝目2016年7月19日 紙面から
◇ヤンキース3−1レッドソックス宿敵との3連戦を2連敗で迎えた一戦で、田中がエースの意地を見せた。2点リードの6回2死。今季限りでの現役引退を表明しているレ軍の主砲オルティスを打席に迎えると、4万2000人超の地元ファンが“エース対4番”の対決を大きな拍手で盛り上げた。 気後れすることなく力勝負を挑むと、4球目には今季最速タイとなる95マイル(約153キロ)を計測。最後も力強い高めの直球で詰まらせて中飛に抑え、「ファンの声援もあったし、球場の雰囲気で気持ちが乗っていった。いいボールが投げられた」と胸を張った。 試合の流れは自らの奪三振ショーで引き寄せた。1点ビハインドの4回はオルティスから始まる中軸打線から3者連続三振。それに呼応するかのように、味方打線がその裏に3点を奪って試合をひっくり返した。 その後も切れ味鋭いスライダーを武器に尻上がりに調子を上げると、6回には3番ボガーツから3年連続となる100奪三振をマーク。3連敗スイープを免れ、チームの連敗を止める好投に田中自身も「何としても勝利を手にしたかった。チーム一丸となって勝利をつかむことができた」と勝利の余韻に浸った。 次回登板は22日(日本時間23日)のジャイアンツ戦。今季いい成績を残せていない中4日での登板となるが、逆転でのプレーオフ進出を果たすためにも再びエースらしい投球が求められる。 PR情報
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