蹴球探訪
奇跡の初優勝見えた レスター・岡崎が激白「試合後はいつも悔しい」(4月27日)
【プロ野球】MVPは筒香!HRダービー0本 試合で球宴初アーチ含む2安打!2016年7月16日 紙面から
◇マツダオールスターゲーム<第1戦> 全セ5−4全パプロ野球マツダオールスターゲーム2016は15日、ヤフオクドームで第1戦が行われ、全セが全パに5−4で先勝した。昨年から3連勝で通算成績は78勝80敗10分け。最優秀選手(MVP)には本塁打と二塁打を放ったDeNAの筒香嘉智外野手(24)が初選出され、賞金300万円を獲得した。全セは4回に坂本が先制ソロ。5回に筒香とバレンティンのソロで2点を追加。全パは5回に長谷川がソロを放つなど追い上げ、3点を追う9回にも栗山の2ランで1点差としたが及ばなかった。第2戦は16日に横浜スタジアムで全セが石田(DeNA)、全パが涌井(ロッテ)の先発で行われる。 ◇ 出場2度目の若武者がMVPをかっさらった。5番左翼で先発したDeNA・筒香が、オールスター初アーチを含む2安打1打点の活躍。4番の座こそ山田に譲ったが、計3本塁打で快勝した全セを引っ張り、「楽しくできました。特別な試合で初めてのホームランが打ててうれしい」と笑顔を浮かべた。 前半戦で22発。豪快なアーチを狙っていた。「シーズン中は状況を見て打つので、なかなか全打席は狙えない。オールスターだけですね」。5回の先頭、代わったばかりの則本の4球目だった。ほぼ真ん中、126キロのスライダーに「少しタイミングがズレてしまった」。それでも軸足に体重を残し、バットを軽く払うようにしてミート。弾丸ライナーで右翼テラス席に放り込んだ。 汚名返上の一撃だった。試合前のホームラン競争で、まさかのノーアーチ。昨季は準決勝で新記録となる9本、決勝でも6本を放って優勝した王者が屈辱にまみれた。「ホームラン競争で恥かいたので、試合で頑張りました」と胸を張った。 7回には左越え二塁打。両軍通じて唯一の2安打で、先制弾の巨人・坂本らに差をつけた。昨季から3試合連続二塁打は史上5人目(6度目)の大記録でもあった。 16日の第2戦はホーム・横浜スタジアム。もちろん試合前のホームラン競争にも出場する。「明日はバッティングピッチャー代えます」。この日のホームラン競争で打撃投手を務めた戸柱に向かい、ちゃめっ気たっぷりに話し掛けながら球場を後にした。ハマスタのファンの前でおなじみのアーチをかけ、2試合連続で勲章をいただく。 (小林孝一郎) PR情報
|