蹴球探訪
奇跡の初優勝見えた レスター・岡崎が激白「試合後はいつも悔しい」(4月27日)
【プロ野球】DeNA筒香 横浜高の先輩・ロッテの涌井から先制ソロ弾2016年7月17日 紙面から
◇マツダオールスターゲーム<第2戦> 全セ5−5全パ横浜スタジアムではおなじみの光景だった。DeNA・筒香が2試合連続アーチ。2試合連続MVPこそ逃したが「そんなに厚かましいことは思っていなかった。本拠地でホームランを打ててよかった」とほほを緩めた。 前日の5番から4番に昇格し、迎えた2回の初打席だった。横浜高の先輩であるロッテ・涌井の初球、139キロの真っすぐを完璧に捉えた。鋭い弾丸ライナーで右翼席に運び、一振りで先制点をたたき出した。「先輩はストレートを投げてくれると信じていたので、初球から積極的にいこうと決めていました。ファンの皆さんの大歓声のおかげで打つことができました」と笑顔でダイヤモンドを一周した。10年の山崎武司(楽天)以来、21人目(26回目)の2試合連発。レギュラーシーズン22本塁打中20発をマークしている横浜スタジアムとの相性のよさを誇示した。 前日0本に終わった試合前のホームラン競争でも実力を発揮した。打撃投手を前日の戸柱から、本職の福本さんに交代。優勝したメヒアに準決勝で敗れたが、3連発を披露し、本拠地に集まった12球団のファンをもてなした。 6回の第3打席で右安打を放ち、敢闘賞を獲得。「Be a driver.賞」(2試合通じてファンに夢や希望を届けた選手としての特別賞)にも選ばれた。「まさか選ばれるとは思っていなかった。本当にありがたいこと」と謙虚に語ったが、球宴全体で一番目立ったのは事実。侍ジャパンでも4番を張る存在感を夢舞台でも存分に見せつけた。 (小林孝一郎) PR情報
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