こんにちは!RubyMine大好き!vexus2です。 自分は「開発効率の向上が大好き、効率化のためなら生産性が落ちても良い(健康のためなら死んでもいい的な)」をモットーにしているので、こと開発マシン内の最適化にはこだわることが多いです。
最近メインモニタを40インチにしたり開発環境周りを多少変えてみたので、私が使っている主に開発周りでのMacアプリをいくつか紹介してみます。
なお、エディタ系とかKarabinerとか、Alfredみたいな定番のいわゆる「おすすめアプリまとめ」の類はあえて省いています。
TotalSpaces2($11.99)
仮想デスクトップを構築するソフトウェアです。OSX Mavericks以降はMissionControlでも似たようなことが出来ますが、MissionControlだと横一列にデスクトップが並ぶのに対して、TotalSpaces2では縦横に構築できるのでデスクトップ間の移動が非常に高速です。
また、各アプリごとにどの仮想デスクトップに表示されるかを固定することができるので、例えば
- 仮想デスクトップ1 -> 開発スペース(エディタ、ターミナル系)
- 仮想デスクトップ2 -> ブラウザスペース(Chrome, Safari他)
- 仮想デスクトップ3 -> マルチメディア系スペース(itunes他)
- サブモニタ -> Slack
みたいにデスクトップごとに役割を固定化させることができるのでどこのデスクトップでなんのアプリを開いているのかというごちゃごちゃ感が少なくなることで脳内のスイッチングコストが少なく、アプリがいっぱい起動している状態でも低ストレスかつ高速にアプリ間を移動できます。
また、デスクトップ間移動時のトランジション(エフェクト)を無効にすることで移動が更に高速になって便利です。
デスクトップ間移動のショートカットはトラックパッドに割り当てられていますが、上下左右を縦横無尽に動きまわるためにキーボードにも割り当てておくことを個人的におすすめします。
BetterSnapTool(360円)
BetterSnapTool を Mac App Store で
ウィンドウのリサイズやドラッグ周りを拡張してくれるツールです。Windows7的な感じで画面端にウィンドウをドラッグした時に吸着しながら拡大とかも設定できます。(個人的にはドラッグでウィンドウを移動することはないので全く使ってません)
そこそこ大きめのモニタを使っていると画面内でアプリやエディタを2分割、3分割、4分割・・・としたくなると思います。
このツールでは今開いているアプリを画面の右半分で開くなど、右の1/3で開くなど縦に2分割、3分割がショートカット上でできるようになります。
また、デュアル/トリプルモニタを使っていると「今開いているアプリをサブモニタに移動したい」ケースって多々あると思うんですが、このツールなら「今開いているアプリを次のモニタに送って最大化」とかができるのでめちゃくちゃ快適です。
トラックパッドを使ってアプリをリサイズしたり移動していた頃が懐かしく思えるくらいに快適なので、画面を分割したりとかサブモニタ頻繁に使う方にはぜひオススメしたいツールです。
Jitouch2($7.99)
jitouch 2 - Multi-Touch Extension for MacBook Multi-Touch Trackpad & Magic Mouse
トラックパッドでの操作を強力に拡張してくれるツールです。
類似にBetterTouchTool(BTT)がありますが、こちらも最近有料化しました。Jitouch2とBTTのどちらを使うかは割と好みの問題かなあと思いつつ、文字ジェスチャにアクションが割り当てられるのでJitouch2を使っています。
OSX El Capitanになってからたまにコマンドが認識されなくて、Jitouch2の再起動が必要だったりすることが増えたのでちょっとめんどくさいなあと思うことはたまにありますが、それでもやはり便利です。
Duet Display(2300円)
Macに接続してiPadをデュアルモニタにしてくれるツールです。LPには「生産性が最大48%向上します」と書いてあるのにスクリーンショットには「生産性が2倍になります」と謳っていたり、サイトの日本語が色々怪しかったりといったこともありますが、ツールとしてはとても便利です。
割とお高いお値段する割には動作が安定しないことが多いので、メインモニタがある状態からのトリプルモニタ用途というよりは、自席以外での開発でのサブモニタとしてブラウザとかSlackとかを表示しておく用途向けで個人的に重宝しています。今後、安定性が向上してくれることを切に祈ります。
MenubarClock(120円)
最大3つまでのタイムゾーンでの時計を同時に表示できるツールです。弊社でも日本以外のリモートメンバーも増えたということもあり、「現地時間だと何時だっけ・・・」というのをサクッと把握できるのでべんりです。
Yoink(840円)
Yoink - ドラッグ & ドロップを快適なものに を Mac App Store で
D&Dなどでのファイル移動時にテンポラリ領域を作ってくれるツールです。昔はDragonDropというツールがあったんですがひっそりとApp Store上から消えてしまったので乗り換えました。
画像貼り付けたりとかするときに一時的にデスクトップに置いて別アプリにドラッグしたりすると思いますが、そういう時にこのYoinkのスペースに一時的に入れといて取り出す、みたいな使い方ができます。個人的には便利だなーと思って使ってますが、デスクトップが汚れるの気にならない派の人にはそこまでなくても困らないかもしれないです。
まとめ
Macアプリ系は意外と値上がりすることが多く、買おうと思ったら前見たときより値段が倍になっている、なんていうこともザラなので欲しいと思ったときに買ってしまうのが良いかなぁと最近思っています。
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