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「民衆は犬、豚」暴言吐いた韓国高官を懲戒免職
韓国教育省の局長級のナ・ヒャンウク政策企画官が「民衆は犬や豚のように扱い食わせるだけでいい。身分制になることが望ましい」と暴言を吐いた問題で、政府の中央懲戒委員会は19日、ナ氏の懲戒免職処分を決めた。「公務員への信頼を失墜させた」としている。韓国メディアが報じた。
ナ氏は今月7日に韓国紙、京郷新聞記者や同省報道官との酒席で問題発言。「民衆」の意味をただした記者に「(社会の)99%だ。おれは(支配する側の)1%になろうと努力した人間だ。どうせ平等ではない」と持論を展開した。
翌日に「飲み過ぎていた」と記者らに弁解したが、同紙が問題視して報じ、ナ氏や教育省への非難が噴出していた。(共同)