体育会系なのはなんとなく感じていたし、
組織が大きくなるに連れて問題やほころびが生じてくるのは致し方ないかもしれないです。
今回のEXILEの事務所のイジメ問題について
EXILE事務所の元社員4人が告発「土下座、丸刈り、ラーメン10杯強要……蔓延する体育会系イジメ」
EXILEや三代目J Soul Brothers、E-girlsなど多くの人気アーティストが所属する芸能事務所「LDH」で陰湿な社内イジメが多発していることが週刊文春の取材により明らかとなった。同社の元社員4人が告発した。
「LDHでは、社長のHIROさん(五十嵐広行・47)を頂点に、上下関係は絶対。よく言えば体育会系、悪く言えばヤンキー系です」(LDH関係者)
中でも告発者が真っ先に名前を挙げるのが双子の“名物役員”のX氏とY氏。彼らに大阪の路上で土下座をさせられたり、ラーメン10杯の完食を強要された元社員もいる。営業宣伝部部長Z氏を怒らせた咎で頭を丸刈りにした社員や、月220時間にも上る時間外勤務をしたが、適正な残業代をもらえず、労働基準監督署に相談した元社員もいた。
LDHに取材を申し込んだところ、個別の事案に関しては「関係者のプライバシーも含まれているため、回答は差し控える」とした上で、「元従業員から未払残業代の請求を受けた事案がございますが、誠実に対応させていただいております。一カ月ほど前からコンプライアンス体制構築を専門とする弁護士に依頼して幹部に対する指導や研修を実施していただいているところです」と答えた。
体育会系とは、組織を運営する側にとっては都合のいい言葉かもしれません。
特に、年功序列であり、儒教的な上下関係(またはキャリア、入社順など)で、組織を束ねている場合は「上」の者にとっては非常に都合がいいですね。
何をしても、許されるし文句は下からは上がってこないですし。(苦言を呈する事自体タブー化される)
実際、下の立場になると地獄以外の何物でもありません。
学校組織においては、3年間あるいは、4年間の制限があるため少々ガマンすれば、先輩は卒業していきますが、
会社においてはずーーーーーーーーーっといますから、キツイですよね。
すると、今回のように行き過ぎた問題に発展して裁判沙汰やこれまでの悪事が表に出てきます。
あくまでも対等であり、
命令系統は会社内、仕事だけにしておかねば下のもののストレスは溜まっていきます。
プライベートや勤務時間外では時に気を使わなければなりません。
(気を使って欲しい)
私の会社は体育会系ということをやたら言ってきますが、
私はそれはかなり苦手です。
ただし、組織自体も小さいのでまだなんとかなっているという状態です。
(無能な)古参が、幅を利かせ自由に上下関係を盾に暴れまくる組織にならないようにシステムを作っていかなければなりません。
今回のEXILEの事務所にとってマイナスのイメージが先行しかなりの痛手になっていることは間違いないと思います。
これを気に社内の膿を吐き出して一新したイメージ戦略を撃ってくることだと思います。
「人にやられていやなことはするな」
ただ、これはEXILEの事務所だけの問題ではなく、
多くの組織にも似たような事例はあるのではないでしょうか。
最近ハラスメント防止の風潮がありますが、クローズドな空間ではまだまだ浸透していませんしコンプライアンスと言っても、
体外的なものばかりで内部に対しては意識がとても低いのが現状です。
なぜなら、うちのような会社ではコンプライアンスコンプライアンスと言っておきながら、飲み会強制、一気飲みなどは当然です。(他にも有りますが)
線引がとてもむずかしいこともありますが、
「人にやられていやなことはするな」ということが一番大切なのではないでしょうか。
簡単にまとめましたが、
私もかなりの不平不満が溜まっております。
今回の事件がもっと大きく取り沙汰されたら多くの組織も意識は変わるのではないでしょうか。
ただ、EXILE事務所は多くの番組にタレントなどを出しているだけに、
マスコミはあまり大々的に社会問題化しない可能性もあります。
そこは、日本の闇のひとつです。