自分はいびきがうるさいのは自覚している。
慢性的に蓄膿症気味だし、若い頃からいろいろな人に言われていびきがうるさいとわかっていた。なので、例えば集団で泊まりに行く時なんかは、いびき対策グッズなんかを持って行ったりもした。
例えば鼻に貼るタイプのいびき対策グッズ。代表的なものは「ブリーズライト」だろうか。
残念ながらこれはあまり効果がなかった。だが、友人などは「努力していることは認める」と言ってくれた。
他にも、口呼吸を防止するためのテープを貼ったこともあった。
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だが、いつの間にか剥がれてしまって意味がなかったことのほうが多い。歳を取って顔に脂分が増えて余計に効果がなくなったと感じる。
今の病気になって通院するうちに、主治医から睡眠時無呼吸症候群(SAS)の検査をしてみてはどうかと提案されるようになった。だが、実は現在の主治医の元に通う前に、一度検査をしてみたことがあったのだ。その時に「治療するまでもなし」という結果をもらっていたので、どうしても二の足を踏んでしまっていた。
だが、日中の眠気がどうしても取れないのと、ここ1年で太りやすい薬を飲んでいたこともあって体重が増加したという事実もあり、もう一度検査をしてみることにした。
前回の検査時はテイジンの簡易検査キットだったが、今回はフィリップスだという。しかも、検査の前に業者の人からわざわざ説明があるというのだ。随分な違いだなと感じながらも説明を受けてみると、今回のキットは前回のものよりやや緻密な検査ができるものだということがわかった。
前回は、指に挟む装置で血中酸素と脈拍を測り、鼻につけた装置で呼吸フローを測るだけだったが、今回はそれに加えて胸、もしくは腹の動き、睡眠時の体位を測定する装置を胸のところにつける検査だった。
結果として、SpO2中央値が95.0%、最低値が77%。主治医からは終夜睡眠ポリグラフ診断かマウスピースによる治療を提案されたが、とりあえず家でできる対策としてまずマウスピースを作成してみることにした。
診察後、その足ですぐ歯科へ。同じ病院内なので連携が取れていてすぐ歯型を取ってもらえることになった。
歯科に行くのなんてもう10年ぶりくらいである。だが、歯型を取るあの歯ぐき色のネチャネチャした奴は今でも健在だった。あれ、嫌いなんだよなぁ。とりあえず上下両方の歯型を取って、その日の診察は終了。
歯科の先生が言うには、マウスピースは効果がある人とない人で真っ二つに分かれるらしい。もし、マウスピースが全然効果がなかったら、一晩入院して検査してもらい、最悪CPAPによる治療が必要になる。
なんだかCPAPは寝る時の自由度がかなり下がるのでなるべくやりたくないのだが、いざというときは仕方ないと思っている。
なるべくならマウスピースで治ると良いなぁ…