2016/07/19 Tue 18:44更新

スポーツ通じて障害への理解深める

障害がある人が取り組む障害者スポーツを通して子供たちに障害に対する理解を深めてもらおうとパラリンピックの元日本代表による出張授業が県内で初めて開かれました。この授業は障害者スポーツの体験型授業を全国で行う団体が県内で初めて開いたもので、19日は小松市立蓮代寺小学校の児童56人が参加しました。講師はシドニーパラリンピックで男子車イスバスケットボール日本代表のキャプテンを務めた根木慎志さん。高校生の時に交通事故で脊髄を損傷しそれ以降、腰から下が動かなくなりました。授業で、根木さんが華やかなプレーを披露すると子供たちから大きな歓声が上がりました。この後、子供たちは競技用の車イスに乗り試合形式で障害者スポーツに挑戦しました。慣れない車イスの操作に苦戦しながらも会場は終始、大盛り上がり。得点が入る度に大きな歓声が飛び交いました。