ソチ五輪出場のロシア選手 すべて再検査へ
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ロシアが国家主導でソチオリンピックで組織的にドーピングとその隠蔽を行っていたことを受けて、IOC=国際オリンピック委員会は、ソチオリンピックに参加していたすべての選手について検体の再検査などの調査を行うことを決めました。
これは、IOCが19日に開いた緊急理事会の中で決めました。
WADA=世界アンチドーピング機構の調査チームの報告では、ソチオリンピックで、ロシアが組織的にドーピングとその隠蔽を行っていたと認定していて、IOCでは、「ことの緊急性に鑑みて、追加の調査が必要だ」と判断したということです。
対象は、ソチオリンピックに参加したおよそ220人のロシア選手全員とコーチ、スタッフで、選手の検体の再検査を含めた徹底的な調査を行い、その結果に応じて、制裁を科すとしています。また、IOCは、冬のオリンピック競技のうち、世界選手権など主要な国際大会を今後ロシアで開く予定の競技団体に対し、ロシア以外の国での開催を検討するよう求めることも決めました。
WADA=世界アンチドーピング機構の調査チームの報告では、ソチオリンピックで、ロシアが組織的にドーピングとその隠蔽を行っていたと認定していて、IOCでは、「ことの緊急性に鑑みて、追加の調査が必要だ」と判断したということです。
対象は、ソチオリンピックに参加したおよそ220人のロシア選手全員とコーチ、スタッフで、選手の検体の再検査を含めた徹底的な調査を行い、その結果に応じて、制裁を科すとしています。また、IOCは、冬のオリンピック競技のうち、世界選手権など主要な国際大会を今後ロシアで開く予定の競技団体に対し、ロシア以外の国での開催を検討するよう求めることも決めました。