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【経済裏読み】韓国・アシアナ航空よ、お前もか! 乗客だまし“欠陥機”飛ばすなんて…乗客3億人突破を祝ってる場合?

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【経済裏読み】
韓国・アシアナ航空よ、お前もか! 乗客だまし“欠陥機”飛ばすなんて…乗客3億人突破を祝ってる場合?

広島空港で着陸直後に滑走路から外れて停止したアシアナ航空機=平成27年4月15日未明、広島県三原市(安元雄太撮影) 広島空港で着陸直後に滑走路から外れて停止したアシアナ航空機=平成27年4月15日未明、広島県三原市(安元雄太撮影)

 

 ここまでは、乗客の安全を重視した適切な対応だったと考えられる。だが、足止めを食らった乗客らが翌日乗り込んだのは、機体の欠陥のため前日飛ばなかった旅客機で、26日夜(韓国時間)に仁川空港に到着した。アシアナ側は「同じ航空機であるのは事実。申し訳ない」と釈明したが、乗客にしてみれば韓国到着後に、欠陥が起きた飛行機に乗っていたことを知ったのである。

 「安全」よりも「営業重視」の運航?

 残念なことに、アシアナは欠陥機を運航したことに関し安全上の問題はないという結論を出している。

 中央日報によれば、アシアナの関係者は「エンジンを調べた結果、燃料漏れによる軽微な火災であることが分かり、(製造した)エアバスの関係者を呼んで修理した後に出発させた」とし、「軽微な火災の場合、同じ航空機を飛ばしても問題にならない」と述べたという。

 だが、道義的に決して許されるものではない。直前にエンジン火災を起こした機体にもかかわらず、わずか数時間後には修理して再び投入するなど、営業面で運航を急ぐために乗客の安全を担保に無理やり飛ばしたという印象も否めない。

 元航空機操縦士のキム・ヨンソク韓瑞大航空運航学科教授も同紙の取材に対し「エンジンの火災は搭乗客の安全と直結する部分であるだけに、十分に点検・修理した後に運航するかどうかを判断しなければいけない」と指摘している。

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