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【経済裏読み】
韓国・アシアナ航空よ、お前もか! 乗客だまし“欠陥機”飛ばすなんて…乗客3億人突破を祝ってる場合?
米ニューヨークの空港で6月、アシアナ航空が離陸直前に旅客機のエンジンで火災が発生したにもかかわらず、乗客に「別の飛行機を用意する」と言って安心させた後、同じ機体を修理して乗せていたことが明らかになった。韓国の航空会社をめぐっては、5月末に羽田空港を離陸しようとした大韓航空機から出火し、乗客乗員319人全員が緊急脱出する事故が起きたばかり。大韓航空の事故では労使バトルが背景にあったと指摘されたが、今回のアシアナは乗客をだまして飛ばしわけで言語道断だ。もうこの国の航空会社に多くは求めない。ただただ、安全第一で願うのみだ。
不安がった乗客を、結局はだました…
韓国紙、中央日報(電子版)によると、6月24日午前11時半(現地時間)頃、ニューヨークのJFK国際空港で離陸を待っていたアシアナ航空222便、エアバス380型旅客機のエンジンから原因不明の出火があった。乗客400人を乗せ仁川(インチョン)国際空港に向けて出発する予定だったが、アシアナ側は調査・修理に入った。
搭乗を待っていた乗客は午後1時頃、アシアナから「航空機の欠陥のため4時半の出発が遅れる」と連絡を受けたあと、4時頃には「きょうの出発がキャンセルになった。明日午後4時半に出発する」と、一方的に通告された。不安になった乗客から「機体の欠陥があるのに問題はないのか」と問われると、アシアナ側は「韓国から到着した別の飛行機に乗っていく」と回答したという。