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【日本共産党研究】
「防衛費は人を殺す予算」発言だけじゃない 「たら」「れば」を事実のように語る共産党のデマ・炎上体質を斬る
「あきらかに庶民を馬鹿にしている」「貧乏人の味方のふりをされるのが一番むかつく」
「金持ちなんだから家政婦を雇えばいいのに」
■「たら」「れば」を事実のように語る
池内が書きなぐった「ツイッターの行きすぎ」では非を認めたが、自らの誤りをめったに認めないのが共産党の体質でもある。
共産党は2016年2月3日、国立大学の年間授業料が安倍政権で15年後に約40万円値上げされるとのチラシの一部を突然、修正した。「安倍政権が学費値上げ」の表記のうち、「安倍政権が」の部分を「安倍政権のもとで狙われる」に修正し、「試算」の文字を追加していたのである。
これには伏線があった。同日午前の衆院予算委員会で公明党政調会長・石田祝稔がこのチラシを取り上げ、「『たら』『れば』の世界のことを事実のように書いて若い人に配っている。けしからん」と批判。安倍も「値上げは決まっていない。全くのデマゴーグだ。選挙を前に極めて有権者を惑わせる」と答え、訂正を求めていた。
これに対して共産党は昼の予算委理事会で首相の発言に抗議したにもかかわらず、同日中にひそかにチラシを修正していたのだ。マスコミへの公表もなかった。