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『ニセコイ』小野寺さんとは何だったのか?
コメント(4)
2016年07月20日
みんなー!今週の『ニセコイ』226話を読んだかい~?
オーケー!読んだね!で、どうだった?面白かったかい?ていうか、意味が分からなかったよね。
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『ニセコイ』第226話 ケツベツ
一条君の中にはもう別の誰かがいるんだよね…?
な に こ れ ?
オーケー!読んだね!で、どうだった?面白かったかい?ていうか、意味が分からなかったよね。
『ニセコイ』第226話 ケツベツ
一条君の中にはもう別の誰かがいるんだよね…?
な に こ れ ?
うん。さすがに言葉を失ってしまったね。
実は前回の展開で、千棘ENDにみせかけて最後の最後に9回裏から逆転満塁サヨナラホームランを放つ布石…なんて心のどこかで思ったりもしたけど、そんな展開は微塵もありませんでした。逆転ホームランを打たれたのは小野寺さんのほうだった。
小野寺さんは敗れたのだ!
くっ…キーボードを叩いてて軽く死にたくなるな!
いや、別に千棘ENDでも納得できれば別にいーんですよ。それが、『ニセコイ』では神(作者)が最初から千棘ENDにすると決めてて、悉く千棘がゴッツァンゴールを決めるだけだから猶更腹が立つ!しかも展開がヒドイ。
ラブコメの終盤といえば、ヒロインたちの一進一退の攻防を読者は手に汗握るものでしょうが。果たして『ニセコイ』の千棘は何かをしたのだろうか?疑問が残る。
終盤の千棘は、楽がずーっと小野寺さんを好きだったと知り、アメリカへ亡命し、「逃げないでよ…」と言われても逃走し、最期までメタルスライムのようなことをして勝ってしまったのです。
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るりちゃん、今私どんな顔してるのかなぁ…
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↑るりちゃん、今読者はこんな顔してるよ
結婚の約束をした女の子だった…、中学時代から両想いだったことが判明した…と、ダブル役満をテンパっておいて、でも今は千棘が心の中にいます!ごめんなさい!ときたもんだ。
ジャンプ最長ラブコメとなった『ニセコイ』は、アレキサンダー大王の遠征並に遠大な物語であったが、その中身は過程の末に結論があったわけではなく…最初から神が出した結論(千棘ENDにする)ありきだった!そこへの持っていき方もキャプ翼の日向くん並に強引なドリブルをする展開にしたと評するしかないものである。
長く続くラブコメなんて中盤以降はグタグタなのは仕様。
『ニセコイ』もグタグタだったが、最期をきちんと絞めればまだ良かったものの。説得力が無いのである。まあ、自分がコサキニストということを差し引いても、「これはないわ~」って感じです。はい。
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思い出したらっくん
果たして、小野寺さんとはなんだったのか?
子供の頃、小野寺さんが好きだった。
中学時代、小野寺さんが好きだった。
高校時代、小野寺さんが好きだった。
でも、今は千棘が好きです。ごめんちゃい。
今回の内容(あの日、千棘の事を好きだと気付いた日)を鵜呑みにすると、199話で既に勝負は決していたということになる。ならば「私のことを見てて」と宣言した小野寺さんは、見られることなく敗北したことになる。小野寺さんとは何だったのだろうか。
いや、そもそも小野寺さんは、最初から勝てた勝負であり、自らも努力したのに見えざる何か(神の強引な力)で全てを無に返されてしまったのである。これでは反省会すら開きようもない。
例えば『いちご100%』ならば単行本17巻より前に東城が動いてれば勝機はあったのに…と言えよう。しかし!しかしである。『ニセコイ』の小野寺さんは初期から動いていたのに、あそこで、野球ボールが飛んで来なければ、睡眠キムチにならばければ、のぼせてブクブクにならなければ…と、神の見えない力でいてつく波動を食らったのである。
そう、「ルート分岐地点」すら無かったのだ(作者の力で)!
おそらく、作者的にはClariSの「CLICK」の歌詞をやってやった!シンクロ率400%だぜ!って感じなのでしょう。
ClariSの「CLICK」が小野寺さんの歌になってしまった。
いやまあ、小野寺さんは最初からアテ馬なのは分かってたんだけどさ。それでもだなぁ…。
ひどすぎる…。
特にひどいのは、千棘を選んだ理由であろう。
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↑なに言ってんだコイツ?
「こいつとならオレは想像もしなかった世界に」
「一人だけじゃたどり着けないような世界にも二人でなら行けるような気がする」
「だから―…」
意味不明である。
作中で最も盛り上がるところなのでしょうが、読者のテンションが最も盛り下がった瞬間である。
まじで何を言ってるのであろうか。
曖昧すぎる。説得力ゼロ。スカスカでフワフワした理由。これで、ずっと好きだった女の子への想いを超えていったと言われても…。斬新で残酷だぜ。かつて、これほどまでに殴りたくなった主人公がいたでしょうか?いない!(断言)
もうね、切ないを通り越して虚しい。
ずっと想い続けてて、その最期がコレなのか、と。
凄まじい虚脱感で、あんまりにもあんまりで「どうでもいいっス…」という心境にさせてくれました。これが無我の境地か!
逃亡した逃げ回る千棘と、ご都合主義のかませマリオネットと化した小野寺さん。出来レースの説得力絶無なゴリ押しに、すっごい白けたんだけど。ある意味では、「残念さ」が魅力だった小野寺さんだったけど、最期の小野寺さんの「残念さ」は普通に残念だった。
ただ逃亡して、そのまま不戦勝した千棘。なんだったのだろうか。
これから千棘がヒロインポイントを稼いだとしても、もう遅い。色々と手遅れだ。なんでもう少し早く…いや、もう言うまい。
千棘の魅力も小野寺さんの魅力も掻き消えた最終決戦となってしまった。例えるなら、消えかけるロウソク、もっとも火が燃え上がる瞬間に作者が水をぶっかけて火を消したと言わざるを得ない。
と、グチグチ文句ばっか言ってても仕方ないので、『ニセコイ』の良かった点を挙げよう。それは小野寺さんが可愛かったことです!
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小野寺さん
小野寺さんは天使だった。
多くのコサキニストを生み出した小野寺さんの可愛さは、ジャンプ史に刻んだといっていいでしょう。小野寺さんの幸せを願ってただけに。うーん、なんて言うんですかね。勝てたのに…。―――だが無念よ。いや、あと一歩だったのだがなあ。
実は前回の展開で、千棘ENDにみせかけて最後の最後に9回裏から逆転満塁サヨナラホームランを放つ布石…なんて心のどこかで思ったりもしたけど、そんな展開は微塵もありませんでした。逆転ホームランを打たれたのは小野寺さんのほうだった。
小野寺さんは敗れたのだ!
くっ…キーボードを叩いてて軽く死にたくなるな!
いや、別に千棘ENDでも納得できれば別にいーんですよ。それが、『ニセコイ』では神(作者)が最初から千棘ENDにすると決めてて、悉く千棘がゴッツァンゴールを決めるだけだから猶更腹が立つ!しかも展開がヒドイ。
ラブコメの終盤といえば、ヒロインたちの一進一退の攻防を読者は手に汗握るものでしょうが。果たして『ニセコイ』の千棘は何かをしたのだろうか?疑問が残る。
終盤の千棘は、楽がずーっと小野寺さんを好きだったと知り、アメリカへ亡命し、「逃げないでよ…」と言われても逃走し、最期までメタルスライムのようなことをして勝ってしまったのです。
るりちゃん、今私どんな顔してるのかなぁ…
↑るりちゃん、今読者はこんな顔してるよ
結婚の約束をした女の子だった…、中学時代から両想いだったことが判明した…と、ダブル役満をテンパっておいて、でも今は千棘が心の中にいます!ごめんなさい!ときたもんだ。
ジャンプ最長ラブコメとなった『ニセコイ』は、アレキサンダー大王の遠征並に遠大な物語であったが、その中身は過程の末に結論があったわけではなく…最初から神が出した結論(千棘ENDにする)ありきだった!そこへの持っていき方もキャプ翼の日向くん並に強引なドリブルをする展開にしたと評するしかないものである。
長く続くラブコメなんて中盤以降はグタグタなのは仕様。
『ニセコイ』もグタグタだったが、最期をきちんと絞めればまだ良かったものの。説得力が無いのである。まあ、自分がコサキニストということを差し引いても、「これはないわ~」って感じです。はい。
思い出したらっくん
果たして、小野寺さんとはなんだったのか?
子供の頃、小野寺さんが好きだった。
中学時代、小野寺さんが好きだった。
高校時代、小野寺さんが好きだった。
でも、今は千棘が好きです。ごめんちゃい。
今回の内容(あの日、千棘の事を好きだと気付いた日)を鵜呑みにすると、199話で既に勝負は決していたということになる。ならば「私のことを見てて」と宣言した小野寺さんは、見られることなく敗北したことになる。小野寺さんとは何だったのだろうか。
いや、そもそも小野寺さんは、最初から勝てた勝負であり、自らも努力したのに見えざる何か(神の強引な力)で全てを無に返されてしまったのである。これでは反省会すら開きようもない。
例えば『いちご100%』ならば単行本17巻より前に東城が動いてれば勝機はあったのに…と言えよう。しかし!しかしである。『ニセコイ』の小野寺さんは初期から動いていたのに、あそこで、野球ボールが飛んで来なければ、睡眠キムチにならばければ、のぼせてブクブクにならなければ…と、神の見えない力でいてつく波動を食らったのである。
そう、「ルート分岐地点」すら無かったのだ(作者の力で)!
おそらく、作者的にはClariSの「CLICK」の歌詞をやってやった!シンクロ率400%だぜ!って感じなのでしょう。
運命なんて言葉はチープだなんて
一緒に笑いあってる君が
その人だったりするのかな
ClariSの「CLICK」が小野寺さんの歌になってしまった。
いやまあ、小野寺さんは最初からアテ馬なのは分かってたんだけどさ。それでもだなぁ…。
ひどすぎる…。
特にひどいのは、千棘を選んだ理由であろう。
↑なに言ってんだコイツ?
「こいつとならオレは想像もしなかった世界に」
「一人だけじゃたどり着けないような世界にも二人でなら行けるような気がする」
「だから―…」
意味不明である。
作中で最も盛り上がるところなのでしょうが、読者のテンションが最も盛り下がった瞬間である。
まじで何を言ってるのであろうか。
曖昧すぎる。説得力ゼロ。スカスカでフワフワした理由。これで、ずっと好きだった女の子への想いを超えていったと言われても…。斬新で残酷だぜ。かつて、これほどまでに殴りたくなった主人公がいたでしょうか?いない!(断言)
もうね、切ないを通り越して虚しい。
ずっと想い続けてて、その最期がコレなのか、と。
凄まじい虚脱感で、あんまりにもあんまりで「どうでもいいっス…」という心境にさせてくれました。これが無我の境地か!
逃亡した逃げ回る千棘と、ご都合主義のかませマリオネットと化した小野寺さん。出来レースの説得力絶無なゴリ押しに、すっごい白けたんだけど。ある意味では、「残念さ」が魅力だった小野寺さんだったけど、最期の小野寺さんの「残念さ」は普通に残念だった。
ただ逃亡して、そのまま不戦勝した千棘。なんだったのだろうか。
これから千棘がヒロインポイントを稼いだとしても、もう遅い。色々と手遅れだ。なんでもう少し早く…いや、もう言うまい。
千棘の魅力も小野寺さんの魅力も掻き消えた最終決戦となってしまった。例えるなら、消えかけるロウソク、もっとも火が燃え上がる瞬間に作者が水をぶっかけて火を消したと言わざるを得ない。
と、グチグチ文句ばっか言ってても仕方ないので、『ニセコイ』の良かった点を挙げよう。それは小野寺さんが可愛かったことです!
小野寺さん
小野寺さんは天使だった。
多くのコサキニストを生み出した小野寺さんの可愛さは、ジャンプ史に刻んだといっていいでしょう。小野寺さんの幸せを願ってただけに。うーん、なんて言うんですかね。勝てたのに…。―――だが無念よ。いや、あと一歩だったのだがなあ。