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 佐賀県の教育情報システムから生徒の成績などの大量の個人情報が流出した事件で、東京地検は15日、佐賀市の無職少年(17)を不正アクセス禁止法違反などの非行内容で東京家裁に送致し、発表した。

 発表によると、少年は今年1月、佐賀県立高校の情報を一元管理する県教育庁のシステムのほか、県立高校の生徒の情報を管理する校内ネットワークに不正にアクセスしたとされる。また少年は、昨年2月にテレビの有料放送を無料でみられるプログラムをインターネット上で公開したとする不正競争防止法違反の非行内容でも、家裁送致された。