高齢者の栄養管理支援でガイドライン作成へ 食事配達業者に

高齢者の栄養管理支援でガイドライン作成へ 食事配達業者に
高齢化が進むなか、栄養を十分にとれないお年寄りが増えていることから、厚生労働省は家庭向けの食事の配達業者に対し、高齢者の栄養管理を支援するよう求めるガイドラインを作成することになりました。
厚生労働省によりますと65歳以上の高齢者のうち、肥満の程度を示す「BMI」の値が20以下で、栄養状態が低い傾向にある人は年々増えていて、おととしの時点では、推計で587万4000人、率にしておよそ18%に上っています。
このため、厚生労働省は家庭向けの食事の配達業者を対象に、自宅で暮らす高齢者が適切に栄養管理を行えるよう支援するガイドラインを作成することになりました。
19日は都内で専門家などによる検討会が開かれ、出席者からは、配食サービスの現状について、高齢者の栄養状態が十分に把握できていないという意見や、おかゆなどの飲み込みやすい食事を提供している事業者が限られ、高齢者が食べきれていないといった指摘が出されていました。
厚生労働省は今後、事業者からも意見を聞いたうえで、高齢者の栄養状態などをどのように把握するかや、低栄養を防ぐための献立などを具体的に検討し、今年度中にガイドラインをまとめることにしています。