News Up じわり人気 ダムカードの魅力とは

News Up じわり人気 ダムカードの魅力とは
ダムの写真やデータが記載された「ダムカード」をご存じでしょうか。現在、全国のおよそ490のダムで配布されていて、人気が広がっています。インターネット上では、18日までの3連休、「ダム巡りをしてダムカードをもらってきた」などといった書き込みも多く見られました。じわりじわりと人気を集めている「ダムカード」の魅力とは。
「ダムカード」は、ダムを管理する国土交通省と水資源機構が、ダムへの理解を深めてもらおうと、平成19年から配布を始めました。

国土交通省などでは、ダムへの理解を深めてもらおうと、パンフレットを配布していましたが、十分に内容を確認しないまま捨てられることも多く、周知の方法に課題があると感じていました。このため、コレクションとして集めることも可能なカード型にしたところ、愛好家の間で人気が高まっていきました。
最初はおよそ110のダムで配布が始まりましたが、今では4倍以上の全国のおよそ490のダムにまで増えました。

「ダムカード」にはダムの写真やダムの作られた目的をはじめ、大きさや貯水量、完成した年などのデータ、それにダム周辺の観光地などの情報が掲載されています。「ダムカード」は無料ですが、それぞれのダムまで直接、足を運ばなければもらうことができず、1人1枚と限定されています。ダムの管理事務所などで配布しています。

国土交通省によりますと、全国のダムのうち、最も配布枚数の多い神奈川県の宮ヶ瀬ダムでは、以前は、年間およそ5万枚を配布していましたが、ここ数年は7万枚近くにまで増えているということです。

ダムカード もらうためには

「ダムカード」は、ダムを管理する国土交通省と水資源機構が、ダムへの理解を深めてもらおうと、平成19年から配布を始めました。

国土交通省などでは、ダムへの理解を深めてもらおうと、パンフレットを配布していましたが、十分に内容を確認しないまま捨てられることも多く、周知の方法に課題があると感じていました。このため、コレクションとして集めることも可能なカード型にしたところ、愛好家の間で人気が高まっていきました。
最初はおよそ110のダムで配布が始まりましたが、今では4倍以上の全国のおよそ490のダムにまで増えました。

「ダムカード」にはダムの写真やダムの作られた目的をはじめ、大きさや貯水量、完成した年などのデータ、それにダム周辺の観光地などの情報が掲載されています。「ダムカード」は無料ですが、それぞれのダムまで直接、足を運ばなければもらうことができず、1人1枚と限定されています。ダムの管理事務所などで配布しています。

国土交通省によりますと、全国のダムのうち、最も配布枚数の多い神奈川県の宮ヶ瀬ダムでは、以前は、年間およそ5万枚を配布していましたが、ここ数年は7万枚近くにまで増えているということです。

日本最西端・最南端のダムカードも

沖縄県と石垣市では、石垣市にある5つのダムの「ダムカード」を作成し、今月11日から配布を始めました。沖縄県内では合わせて22のダムでダムカードが配布されたことになりますが、今回、ダムカードの配布が始まった石垣市の5つのダムの中には「日本最西端」と「日本最南端」のダムが含まれています。

石垣市の中山義隆市長は「ダムの役割を知ってもらうだけでなく、日本最西端・最南端のダムとして石垣市の新たな観光資源となることを期待しています。ダムカードを通じて、水の大切さや豊かな自然環境にも理解を深めてもらいたい」と、期待を寄せています。

連休中にダム巡り

インターネット上では、7月16日から18日までの3連休中にダムに行ったとみられる人たちが「連休のダム巡りはここでラスト!6枚をゲットしました」「ダムカード初めてもらってきた。楽しい」といった書き込みや、「夏休みは富山のダムカード制覇の旅をしよう。予定を立てなければ」などといった、ダムカードを集める人たちの書き込みが多く見られました。

配布場所が分かるサイトも

ダムカードの人気に合わせて、カードの配布場所が一目で分かるサイトも。地図情報を提供している「ゼンリンデータコム」では、今月14日から、ダム特集として、全国のダムカードの配布場所を紹介するサービスを始めました。

インターネットのサイトでは、都道府県ごとやダムの名称ごとに、配布場所を検索することが可能で、地図上に配布場所が表示されます。スマートフォンでも見ることができます。また、各地のダムで配布しているダムカードを表示することもできるほか、ダムの貯水容量やさまざまなダムの構造なども紹介しています。

「ゼンリンデータコム」では、インターネット上でダムカードが話題になっていたことをきっかけに今回の特集を組んだということで、「多くの人が地図に触れ、ダムカード集めに行ってほしい」と話しています。

夏休み 全国でダムに触れる催し

夏休みを利用して親子でダムなどを見学する催しが、全国各地で行われます。ダムや河川、それに森林の大切さを知ってもらおうと、国土交通省などでは、毎年7月21日から31日までを「森と湖に親しむ旬間」として、ふだんは入ることができないダム内部を見ることができる見学会などが全国各地で行われることになっています。

各地の自治体などでは、ダムカードをきっかけに、多くの観光客に足を運んでもらい、地域の活性化につなげようと期待を寄せています。こうした機会に、ふだん触れる機会の少ないダムの魅力を知り、各地のダムカード集める人たちが、この夏休みに各地で増えるかもしれません。

この記事の関連ワード