台湾で観光バス事故 中国人客ら26人全員死亡

台湾で観光バス事故 中国人客ら26人全員死亡
台湾北部で19日午後、高速道路を走っていた観光バスがガードレールに衝突して炎上し、中国からの団体客など合わせて26人全員が死亡しました。
台湾北部の桃園市で、19日午後1時ごろ(日本時間午後2時ごろ)、高速道路を走っていた観光バスが道路沿いのガードレールに衝突しました。
この事故でバスは炎上し、中国からの団体客など24人と、台湾のガイドと運転手の合わせて26人全員が死亡しました。
台北にある日本の窓口機関「交流協会」によりますと、このバスに日本人が乗っていたという情報はないということです。
地元のテレビが伝えた事故直後の映像では、ガードレールを突き破って止まったバスから黒い煙とともに火が上がり、車内全体が激しく燃えている様子が映っています。
台湾の当局や地元メディアなどによりますと、乗っていた客は中国東北部からのツアーの参加者で、今月12日から台湾を観光に訪れていて、19日に中国に戻るため、桃園市の空港に向かう途中だったいうことです。
また、現場付近に設置されたカメラには、このバスがガードレールに衝突する前から火が出ている様子が映っているということで、警察が事故の原因を調べています。