大相撲名古屋場所 十日目 ▽きょうイチ押しの取組は 2016.07.19


(館内)ヨイショ!
拍手
(館内)ヨイショ!きのうはこれまでで対戦成績でも苦しめられてきた嘉風。
激しい攻防になりましたがやはり熱くなって冷静さを失ってしまったと話していました。
ここまでの内容は久々の優勝をねらえるようなそんな姿に見えていただけにもったいなかったですね。
ただ一番一番は圧倒的に相手をたたきつけるという内容ではありませんでした。
日馬富士の場合は軽量ですのでかなり手順を考えて相撲を取っている横綱です。
冷静に取っている間はいいんですがつい、かっとなりますと自分から土俵を割るような相撲もありますね。
気性の荒いところがあります。
きのうはその辺りが出てしまいましたね。
横綱2人が星の差1つで追う展開、十日目の土俵です。
番付上位の力士のきのうの取組をご覧いただきます。
実況
左が入った稀勢の里照ノ富士、耐えるなんとか照ノ富士稀勢の里の左を使わせない。
稀勢の里の攻め手はどうか。
寄り切り、稀勢の里の勝ち。
実況
差し手争い、右が入っている。
自分から崩れた白鵬
実況
嘉風下がらない。
はたき込み、嘉風の勝ち。
両横綱に土。
きのうを終えて1敗が稀勢の里と高安。
田子ノ浦部屋の2人です。
舞の海さん、きのうの内容から稀勢の里1分半近い相撲でした。
攻められないのか、それともじっくりいったのかどう見ますか。
両方だと思います。
じっくりいったところもありますし相手が横を向いて半身で構えていますね。
ああいう体勢になられると意外と攻められないもんなんですね。
かといって慌てて攻めてもいけないですね。
左四つに組み勝っていた。
この点では少し余裕がありましたか。
そうですね。
右の上手十分に取りました。
このままだと寄られるということで照ノ富士、半身になっていきます。
時間はかかっていますが大関本来の相撲ですか。
そうだと思います。
左四つに組み止めましたしね。
一方の横綱2人意外な負け方でしたね。
不思議でした。
今場所の展開を見ていると土俵の中に魔物が潜んでいるか神様がいたずらしているのか白鵬のこの親指ですね。
土俵の中に誰か隠れていてこの親指をつかんでしまったのではないかと思うほど不思議な展開でした。
横綱は親指が返ってしまった。
すり足ができなかった。
これ自体が珍しいですね。
きのうの場合もそうですが白鵬が立ち合い右を差せずに少し力んで向かっていったという感じがしましたね。
力んだのか。
親指が返るというのはたまに見られますが横綱白鵬がこういうことになるとは想像できませんでした。
ニュースをお伝えします。
企業や省庁を狙うサイバー攻撃が巧妙化する中、銀行や証券会社など全国の金融関係の企業およそ120社が集まり、特に被害が増えているいわゆる標的型と呼ばれるサイバー攻撃にどう対応すればいいかを確かめる訓練が行われました。
企業や省庁を狙うサイバー攻撃を巡っては、取引先や客などを装ってウイルスが添付されたメールを送りつける標的型と呼ばれる手口が増えています。
今回の訓練は、こうした事態を受けて全国の金融機関などで作る団体が行い、全国の120社余りの担当者が従業員が不審なメールを開けてしまった場合を想定した訓練に臨みました。
参加者は主催者から送られてくる指示に基づいてほかにメールを開けた従業員がいないかを確認したり、膨大な通信記録の中から不審なものを探し出したりして、万が一の際の対応を確認していました。
ことし4月に死去した連合の初代会長の山岸章氏のお別れ会がきょう東京都内で営まれ、政界や労働組合の関係者など多くの人が参列し別れを惜しみました。
お別れ会には与野党の国会議員や労働組合の関係者などおよそ1000人が参列しました。
最初に会の発起人の連合の神津会長があいさつし山岸氏の功績をたたえました。
生字幕放送でお伝えしています愛知県体育館名古屋場所十日目。
勝負審判の入場を待っているところです。
8勝1敗で大関の稀勢の里と小結の高安田子ノ浦部屋の2人。
稀勢の里はきょうは松鳳山と。
もう1人1敗の高安がきょうは2敗、星の差1つの横綱日馬富士戦が組まれています。
きょうはこの場所を占ううえでも重要な一番です。
これまで日馬富士10勝高安が3勝です。
高安が早い時期に右の上手ひねりで日馬富士を転がしたこともありますが最近高安が勝ったのは日馬富士の勇み足でおととしの九州場所。
このときは高安は、攻め手が合って思わず日馬富士が足を踏み出してしまいました。
最も最近の春場所の日馬富士が勝った2番続けてご覧ください。
実況
日馬富士もう一度突っ張り返す応戦する。
足が付いている。
軍配高安。
日馬富士に土。
実況
もう決まっています。
勝ったのは日馬富士。
白崎⇒最近は激しい突き押しの攻防になることが多いんですが高安が勝ちになった勇み足のときにも横綱をちょっとかっとさせたというような相撲でしたね。
舞の海⇒かっとして自分を見失っているんですよね。
ですから自分が土俵のどの辺りで足を運んでいるかそういう状況が分からなくなってしまったと思うんですね日馬富士は。
今場所は高安はとても非常に内容がいいんですがきょうの一番注目されますね。
きょうの一番も激しい突っ張りが予想されます。
向正面は元関脇北勝力の谷川親方です。
谷川さんも優勝争いの経験をされましたが向かっていくのはどうですか。
谷川⇒調子がよければ誰が相手でもそんなに変わらないと思います。
今場所の高安はきょうの横綱戦に対しての気持ちと同じようなものでしょうか。
今ビデオを見たかぎりでは突っ張っていったほうが勝機が生まれると思います。
高安もいい突っ張りを持っています。
日馬富士は気持ちの強さが強みです。
日馬富士からすればその気持ちの強さのままいくのがいいのかなと思います。
谷川さんが優勝を千秋楽まで争ったというのが16年の夏場所。
序盤で連勝の続いていた朝青龍を破って。
上位を倒すと優勝に向かって気持ちが高まっていったそんな場所だったと思いますが。
谷川⇒気持ちは高まっていましたが自分の場合は初日から優勝をねらっていました。
やはり調子がいいときというのは挑戦者の気持ちその力以上のものが出るといいますね。
谷川⇒そうですね。
気持ちの持ち方で実力以上のものが出ますね。
調子がいい力士はそういうものが出ていると思います。
取組の展望はまた後半にも伺います。
連日満員御礼の館内です。
十日目です。
中入り後、前半の勝負審判が所定の位置につきました。
秋治郎のよく通る声が響きます。
十両の千代翔馬と返り入幕の荒鷲を呼び上げました。
優勝争いという意味ではまだ十日目ですので早いんですがこれだけいろいろなことがありました。
個性のある力士がそろっているだけに一日一日どう展開が変わるのか後半戦の楽しみというものがありますね。
舞の海⇒そうですね。
何か目が離せないドラマを見ているような気がしますね。
土俵に何かいるのではないかという舞の海さんの話がありましたね。
そうなんです。
不思議な感じがしますね。
稀勢の里が最初に1敗して取りこぼしてこれでまた白鵬の単独トップかと思った同じ日に白鵬も負けますしね。
そして白鵬も2敗目の相撲というものは考えられないような親指が返っての負けですので不思議な力が働いて白鵬を単独トップに立たせませんよというようなそのような何か力が働いているような展開ですね。
とはいっても優勝経験豊富な最強の横綱の白鵬こういうときの立て直し方というのはよく分かっているでしょうね。
白鵬が1敗で追っているだけにひょっとすると千秋楽優勝決定戦というものも見られるかもしれませんよね。
十日目中入り後、最初の一番制限時間いっぱいです。
十両西の3枚目千代翔馬幕内の土俵に上がるのはこれが2回目になります。
ここまで6勝3敗。
ここから残り新入幕へ白星を上積みしたいところです。
荒鷲は5勝4敗、4連勝スタートでしたが中盤やや息切れしました5勝4敗です。
これは頭になかった千代翔馬。
荒鷲6勝目、千代翔馬6勝4敗です。
時々上手をねらう変化はあるんですがきょうは立ち合いの変化で勝負を決めにいきました。
荒鷲相手にあそこまで突っ込まなくてもという気もするんですがどうなんでしょうか。
舞の海⇒やはり軽量ですからね立ち合い負けたくないという気持ちもあって思い切り突っ込んでいくんですけどね。
立ち合いは8割ぐらいの力でとどめてあたったほうがいいと思いますね。
体の大きな突き押しの力士でしたらまだ分かりますけど。
変化されたとき、ブレーキが効かないんですよね。
荒鷲はあす蒼国来戦です。
はたき込みの決まり手で荒鷲が勝っています。
きょうの取組をご覧いただいています。
遠藤にまだ今場所白星がありません。
きょうは徳勝龍との対戦です。
宝富士から後半の取組。
きょうは大翔丸戦に勝ち越しをかけます。
小結の琴勇輝にも、まだ白星が出ていません。
きょうは妙義龍戦です。
稀勢の里はきょう松鳳山と。
そして2敗の日馬富士と8勝1敗の高安が結び前。
白鵬は結びで栃ノ心の挑戦を受けます。
土俵には大栄翔と佐田の富士です。
突き押しの対戦と言いましてもタイプが違います。
佐田の富士がのど輪押し大栄翔が突き起こして攻めます。
きょう向正面は現役時代突き起こしの谷川さんです。
下からの攻めが出ているときはいいんですが、ちょっと止まってしまうところがありますね。
谷川⇒立ち合いの力を使って押せるときはいいんですが止まったとき横からいなしたりするとか本人も分かっているとは思うんですが稽古場でもやっていると思うんですが。
突き起こして、そのまま出ていければいいんですがどうしても誘い込まれるように組んでしまいます。
相手も強いですからね。
相手があってですからいつも思いどおりにいかないのかもしれません。
それは佐田の富士も同じような状況です。
四つになるならどちらも左四つです。
木村元基に行司が替わっています。
きょうは攻めきった、押し出し大栄翔の勝ちです。
向正面の谷川さん、きょうはよかったですね。
谷川⇒立ち合いあたられましたけれども下から下から攻めましたね。
止まらずに理想じゃないですか。
よく押し相撲を足で押せと言いますがそこはどうでしょうか。
佐田の富士より下から攻めているので膝が曲がっているじゃないですか。
そうすると壁を押すような感じになるので佐田の富士にしてみると腕からいってるじゃないですか。
そうすると下に何もない腕立て伏せをしているような感じがあるんですね。
そういう点でもきょうは大栄翔の攻めが見事ですね。
舞の海⇒常に下から押し上げてますね。
常に力が伝わりますからね。
佐田の富士はなんとか相手ののど元に突っ張って起こそうとするところにこだわっているうちに上体が起きて重心が後ろにいってしまいましたね。
ちょっと腕で押そうとするところが出てしまいますね。
体を使えばいいんですよね。
大栄翔、あすは隠岐の海佐田の富士はあすは臥牙丸戦です。
土俵上に玉鷲が西から上がってきました。
長身色白、手足の長い力士この2人です、玉鷲です。
対戦相手はきょうは貴ノ岩です。
ことしもこの名古屋場所は皆様からメッセージをお寄せいただいていますが大阪の女性から玉鷲に応援メッセージをいただきました。
春場所のとき、必ず施設に遊びに来てくれる優しい玉鷲関。
土俵入りの所作がきれいで初場所のポスターもすてきですぐに玉鷲関のお尻だと分かりました。
高齢な母も玉鷲の名前だけは覚え叫んでいますといただきました。
横綱土俵入りも務めていますね。
立ち姿といいますか一つ一つの所作が非常に長身だけに見栄えもしますね。
そんきょの姿勢からすっと立ち上がって仕切りに入りますけれども変な癖もなくてとてもきれいですね。
両手をきれいに下ろして塩に分かれています。
その玉鷲が5勝4敗の成績今場所はしぶとく押す相撲を出せているんじゃないでしょうか。
やはり長い手が武器ですからね。
この手でがんがん突いていくと相手も嫌でしょうね。
玉鷲も一時期は相手に簡単に差されてどうしても小手投げで呼び込むという相撲がありました。
きょう対戦相手は貴ノ岩です。
まわしを取りますと非常に力強さが光ります。
ここまで6勝3敗です。
今場所は攻めが出てますね。
ただいつも言いますけどこの体である程度、力相撲を取っていきますからね。
相撲が大きいと言われることもありますね。
長身の玉鷲に対して低い重心の貴ノ岩。
貴ノ岩としてはどう踏み込んでまわしに手がかかるか。
そうですねそれと今たっぷりかいた汗を拭き取っていますよね。
これはすばらしい心がけですね。
相手に対する礼儀でもありますね。
そうですね。
滑りますからね。
立ち合いです。
軍配貴ノ岩。
足が最後一歩出ません玉鷲玉鷲は大丈夫でしょうか。
足首かあるいは膝か。
貴ノ岩がこれで7勝目です。
やはり足を気にしていますね。
下手投げの決まり手です。
貴ノ岩が勝っています。
もう一度、最後のところを見てみましょう。
体重がかかる形になりました。
立ち合いからです。
最初の押っつけはよかったと思うんですが。
差させないように押っつけてただここから自分から積極的に右の上手を取りにいくんですが。
これは土俵に立っている位置が貴ノ岩、土俵際に詰まっていますし自分よりも体が一回り小さいということで上手を取ってそのまま寄っていけるかなということで一気に出ていったんですが。
貴ノ岩が土俵際、逆転。
これで7勝目です。
あすの徳勝龍戦に勝ち越しを懸けます。
佐田の海が久しぶりの勝ち越しに向けて6勝3敗です。
今場所は星を伸ばしています。
蒼国来との対戦です。
玉鷲のリポートです。
俵で打ったということでひねったわけではなくて今は痛いようですが大丈夫ですと本人は言っています。
佐田の海にもメッセージをいただいています。
熊本の男性です。
熊本地震から3か月たちました。
今場所の熊本出身力士佐田の海関、正代関絶好調ですね。
毎日中継を楽しみにしています。
一県民として応援しています。
がまだせ熊本出身力士といただきました。
先場所は地震直後ということもありましてかえって気負いにつながってしまうという点もあったようですが今場所は本来のものに戻ってきたような感じですね。
ちょっと序盤は元気がなかったようですが。
でも白星は挙がっていましたよね。
舞の海⇒小学生のころ1年か2年ぐらいは愛知県に住んでいましたのでそういうこともあってこの名古屋場所は張り切っているようですね。
知り合いがたくさんいるでしょうし。
先場所後には相撲協会の義援金を持って地元を訪ねて子どもたちと触れ合う時間もありました。
地方に行くとお年寄りなどはよくお相撲さんの体を触りにいきますね。
元気をもらえるとよく聞きますよね。
きょうの対戦相手、蒼国来こちらのほうが心配で四日目から6連敗中です。
ここ半年ほど相撲が軽いんですよね。
自分の力の出る形に持っていくという相撲が取れていませんね。
胸が反ってしまう。
相手に胸を合わされてしまう相撲が多くなっています。
制限時間いっぱいが告げられました。
2勝7敗とあとがない蒼国来。
踏みとどまれるでしょうか。
佐田の海は6勝3敗。
さあ、早く勝ち越しへ向けて白星を上積みしたいところ。
行司は式守与之吉に替わりました。
押し出し蒼国来の勝ち。
連敗を6で止めました。
これで3勝7敗です。
佐田の海は敗れて6勝4敗。
唇をかんで、悔しそうな表情です。
舞の海⇒引き付ける力が蒼国来のほうが強いような気がしますね。
よく言われることですけれどもかち上げにいって左四つになりました。
蒼国来の組み手に持ち込んだあとですね。
佐田の海は左の下手も浅い位置です。
しっかりと取っていない右の上手も取れていないまま押していきますよね。
これがよくなかったです。
押っつけてはいるんですが下手も浅かったわけですね。
いわゆるよく言われる小力という点が蒼国来が強いわけですが。
そうなんですよ。
うまく左四つになったこともあって蒼国来の流れでした。
連敗を止めてちょっと表情が和らぎました、蒼国来。
北はり磨に力水をつけました。
蒼国来は2場所負け越して番付が下がっていますのでなんとか流れを止めて終盤に向かいます。
決まり手が変わります。
館内アナウンス
先ほどの一番押し出しで蒼国来の勝ちと申し上げましたが寄り切りで蒼国来の勝ちと訂正いたします。
白崎⇒蒼国来の決まり手は寄り切りに変更になりました。
佐田の海が帰ってきました。
ことばはなかったんですがかち上げが強烈で口の中が少し切れていました。
血がにじんでいました。
東からは戸部アナウンサーが情報を入れてくれます。
今場所の新入幕力士、北はり磨が土俵に上がりました。
ここまで4勝5敗です。
きょうは千代鳳との対戦。
所要85場所。
14年かけて幕内に上がってきた北はり磨。
きのうおとといと連敗はしていますが、本人はだんだん自分の相撲が取れるようになってきたと中盤に入って感触をつかんでいるようです。
細身の体での突き押し相撲です。
向正面の谷川さん正攻法の力士ですね。
谷川⇒北はり磨はよけいな力を入れていないですよね。
力みがないというか歩いている姿も一生懸命力を抜こうとしていますよね。
腕を触らせてもらったことがあるんですがしっかりと筋肉がついていますね。
硬くはないんですが弾力がありました。
それはどんな利点があるんですか。
見た目が筋肉質ではないから小さく見えますけれどもしっかりと筋肉がついていましたね。
力を抜いてあたる瞬間に集中させる相撲なんでしょうか。
難しいんですけれどたぶん相撲を取っているときも力を抜こうとしているかもしれないですね。
相撲の力だけを使おうとしているのかもしれませんが本人に聞いていないので分かりませんが。
相撲の流れの中でそういう形が見えていた。
見えればまた伺っていこうと思います。
十両でこれまで6回顔が合って3対3です。
押しきりました。
押し出し千代鳳の勝ちです。
ここの対戦相手ですと、まだ地力の差があるでしょうか。
舞の海⇒きょうの相撲を見ますと北はり磨はちょっと硬くなっていたかなと感じますね。
15枚目で4勝5敗で迎えていますからきょう勝たないと苦しくなるぞという、そういう気持ちが働いたかもしれないですね。
北はり磨は4勝6敗千代鳳は7勝3敗です。
向正面の谷川さん北はり磨の力の抜き方というんですかきょうは見えるところがありましたか。
谷川⇒いつもいい流れのときはよく見えるんですが悪いときには力が入っているのかもしれないですね。
ただ北はり磨は自分の意識の方向性はいいと思うんですがこのまま分厚くすればいいんですね、体を。
体重を増やして自分の気持ちの考え方はこれでいいと思います。
千代鳳からしますと立ち合いあたり勝ってましたから起こせたのが強かったですね。
お互いに正面向かい合って押し合いになるとこの体ですからね。
負けないですね。
連敗を止めた蒼国来のリポートです。
久しぶりににこにこしながら帰ってきて勝ち方を忘れていましたと言っていました。
きょうのように思い切ってかち上げていきましたと言っていましたがきょうのような相撲を取れればと気持ちを切り替えていました。
藤井アナウンサーが情報を入れてくれました。
幕下上位の力士の成績です。
希善龍が5勝目を挙げました。
まだ十両から陥落する成績の力士が見当たりませんがあけば十両昇進の可能性がいちばん高い力士になります。
15枚目以内の番付で勝ちっぱなしは西の8枚目宮城野部屋の山口ただ1人です。
このまま7連勝で返り十両までつなげられるかどうか残り2番です。
5戦5勝は山口を含めて3人。
番付がやや離れた地位にいますのでどういう対戦が組まれるかも注目になってきます。
土俵に豪風と輝です。
1m71cmの豪風と1m93cmの輝豪風は黒星1つ先行ですが随所によさを見せています。
返り入幕の輝は4勝5敗です。
時折、腰が高くなってしまったりそういう指摘を輝きは受けることがあります。
小さな相手にどう向かっていくかが注目になってきます。
この一番はおもしろくなりそうですね。
対照的な体形ですしね。
北勝力の現役時代にも足の長い力士と言われていました。
的の小さい相手にあたっていくとき輝にはどういう相撲を求めますか。
的が小さいといっても豪風が150kgぐらいありますね。
身長はありませんがそんなに取組を変える必要はないかなと思います。
親方は現役時代は相手によって変えていますか。
多少は変えますが、そんなに考えても土俵の上でできないのでいつもどおりですね。
輝の場合は押し込みながら最後は差したい相撲ですね。
でも豪風がうまいですね。
舞の海⇒うまいですね。
密着しても豪風は左から右から突き落としがありますから相手の力をうまく利用するのが非常に巧みですからね。
突いてくる腕を引っ掛けるように押っつけるのもうまいですしね。
そうなんですよ。
恐らくそういう展開になるかと思われます。
どちらも自分の距離というものがありますものね。
舞の海⇒はい。
行司が木村寿之介に替わりました。
身長差は22cm突き落とし、輝の勝ちです。
豪風2歩目の足が出ませんでした。
輝の立ち合いはどうでしたか。
谷川⇒考えていましたね。
相手が身長が低いので頭でいかず両手を出して胸でいきましたね。
そこで豪風の体が崩れましたね。
輝のあたり方、かなり強かったんですね。
ちゃんと腰も曲げて上からいっていないので相手に効きましたね。
舞の海さん、確かに相手のあごを起こすようないい立ち合いでしたね。
舞の海⇒そうですね。
長い手で突かれると豪風は苦しくなりますね。
なぎなたを持っている人とあたるような感じですからね。
豪風も全く足が出なかったですね。
ぱたっといきましたね。
ことしの名古屋の土俵というのはやっぱり何か潜んでいるかもしれないですね。
輝はあしたは遠藤です。
石川県出身どうしの対戦が組まれました。
地元では盛り上がりますね。
同じ県内でも出身の市町村が違うだけでライバル意識というのがあるそうです。
あすも注目されそうです。
豪風はあすは妙義龍戦です。
輝と遠藤は七尾市と穴水町町も近いのでよけいにライバル意識があるかもしれません。
幕内で初めての対戦ですがこの2人は逸ノ城が幕下15枚目で角界デビューしたおととしの初場所最初に対戦したのが錦木でした。
幕下のときでした。
錦木を引っ張り込んで小手投げでそのときは逸ノ城が勝っています。
幕内2場所目の錦木です。
序盤は立ち遅れという話をしていました。
序盤3連敗でスタートしましたが白星を盛り返してきました。
錦木は調子が上がってきましたか。
本人は相撲自体はそれほど変わっていないというんですが初日から立ち遅れて二日目が特に立ち遅れて三日目に至っては気にしすぎて立ち合いが合わずに待った待ったで3回目に立ったら結局これまた立ち遅れたということで3連敗だったんですが立ち合いを気にしないようにしよう少々遅れてもそのあと前に出ればいいんじゃないかとそう考え直してから少しよくなったんじゃないでしょうかということでした。
がちっとつかまえればいいんでしょうかと聞きますといやきょうはがちっとではだめですと言いました。
右で前まわしを取って攻めていくような相撲をはたかれたらしょうがない出るしかない。
出るということを心がけていきたいという話でした。
逸ノ城のデビュー戦のことを覚えていまして注目もされていましたからいきなり小手投げでたたきつけられて強いなと感心しました。
ただあのときとは違うという姿をきょうは見せたいと言っていました。
錦木も幕内2場所目で今場所は白星先行。
お互いに上手が切れません。
逸ノ城は211kg錦木は167kg。
残した。
拍手と歓声
1分を超えています。
逸ノ城の右の上手は伸びています。
左の上手はがっちり。
錦木はここから寄っていく力が残っているかですね。
なんとか上手を切りたい錦木寄り切りました逸ノ城の勝ち。
1分45秒。
最後は体の差いい相撲でしたけれどもね。
舞の海⇒そうですね。
いやあ、力を出し切りましたね。
逸ノ城はこれで7勝目錦木は健闘及ばず5勝5敗。
逸ノ城も息はかなり上がっています。
錦木は相当苦しそうです。
2分近い熱戦でした。
この大きい逸ノ城相手にがばっと組んでよくここまでの力相撲を取れますね。
右に手が掛からなかったんですね。
でもそのあと差して下手を取りました。
錦木としては1つねらいどおりですが下手が深くなってしまいました。
ただ寄られてもいい場面でよく残しましたよね。
結局上手を切られたんですがそれでもしのいだ。
初対戦とは違うところを見せたいという錦木のコメントもあったようですが。
もう少しなんですよね。
早い段階でもろ差しになる。
もろ差しになっていれば、振る力が残っていたかもしれないですね。
なんとかもろ差しねらいにいきましたが最後でしたものね。
それまで大きな逸ノ城腕も太いですし体重もありますし巻き替えとか組み合ってふんばっているうちにスタミナがどんどんなくなっていくんですね。
逸ノ城はあすは横綱日馬富士戦が組まれました。
錦木は千代鳳戦です。
この一番は、錦木という力士の存在感も十分にアピールできたと思いますね。
錦木のリポートです。
もう息絶え絶えといいますかあれだけいくらでもしゃべれる人がことばはつっかえつっかえでした。
何度もチャンスはあったようですが重たすぎる。
もろ差しになっても動かなかった。
限界だったようです。
それだけ逸ノ城の体は武器ですからね。
最後はその体を生かして勝利を手にしました。
両者派手な動きはなかったんですが見ている人に伝わってくるいい相撲でしたね。
まさに大相撲ですよね。
逸ノ城があすは横綱戦ですね。
逸ノ城は動きが中盤どうかなと見ていたんですが、きょうのようにがっちりつかまえてしまうといったら横綱でも苦しいでしょうからね。
舞の海⇒そうですね。
7枚目ですからね。
横綱とはあたらない番付なんですが。
休場者が何人か出ました。
逸ノ城が帰ってきました。
汗びっしょりで帰ってきました。
力比べだと思った両上手をがっちり引いていたのでそこでは大丈夫だと思っていたそうです。
あしたも思い切ってやりますと言っていました。
一時期は勝負を焦ってばたばたした面もありましたが逸ノ城は今場所どっしり構えているように見えます。
豊響と碧山が制限時間いっぱいです。
豊響はきょうが幕内700回目の節目の出場です。
碧山も中盤は威力のある突っ張りが出ています。
碧山が4連勝中です。
おととしの九州場所以来の対戦です。
碧山も手をつくのが遅い感じがあります。
碧山の勝ちです。
豊響考えていったと思いましたが最後の一歩が出ませんでした。
豊響は体を前に倒しているだけなんですね。
ですから引かれたときばたっと前に落ちてしまいます。
決まり手は引き落とし。
碧山の上突っ張りに対して初めはよかったんですがそのあと引かれてしまいました。
碧山手を出していますが豊響は自分から突いて押して出るという感じではなかったですね。
そうですね。
碧山6勝4敗、あす玉鷲戦です。
豊響はあす大翔丸戦です。
今土俵に遠藤が上がりました。
歓声が上がっています。
岩崎、初土俵から9場所連続の勝ち越しです。
十両の結果です。
天風、1敗を守りました。
千代丸、勝ち越しです。
阿夢露宇良の一番ご覧いただきます。
実況
中に入った宇良。
い反りにいったが潰されました。
阿夢露の勝ち。
宇良、きょうの勝ち越しはなりません。
きのうの相撲で右足首を痛めました。
立ち合い立つときから俵に右足をかけて構えるという形でいった宇良です。
リポートです。
痛めた右足首のことを考えた立ち合いだったそうです。
過去アマチュア時代こうした立ち合いを1回使ったことがあるということを話していました。
俵に足を掛けて地面と足首の角度45度になると痛くないということでああいう形にしたそうです。
考えていたんですね。
そこまで足首が悪いのかといった感じもします。
いろいろなことを考えているんですね、宇良は。
舞の海さんは立ち合い後ろに下がったことがありましたが、あの位置まで下がったことはありませんよね。
ないですね。
宇良は恐らく相手が飛び込んできたところを土俵際でつかまえてそこで一気に投げて勝負を決めたかったと思いますね。
阿夢露のほうもよく見ながら攻めました。
さて土俵は遠藤と徳勝龍です。
遠藤まだ白星がありません。
メッセージがきています。
連日の連敗に心を痛めています。
正面からあたっていく姿は立派だと思いますがもう少し勝つためのちょっとずるい相撲を取って1つでも多く勝ってほしいです。
でもそんなまっすぐな遠藤関だからこそ応援しているのかな。
頑張ってくださいというメッセージでした。
常に正攻法ですね。
少し心配なのは今場所、足に力が入っていませんね。
押されるとすぐ立ってしまいます。
遠藤への声援、連日大きなものがあります。
やはりお客さんもまだ一番も勝っていないことを知っていますからね。
きょうこそ遠藤に勝ってほしいそういった応援です。
対戦相手徳勝龍、5勝4敗きのうおとといと連勝です。
過去、遠藤4回すべて徳勝龍を破っています。
制限時間いっぱいです。
遠藤出ました、押し出し十日目に初白星。
拍手と歓声
僅かに右をのぞかせて押し込んでいきました、遠藤。
今場所初めての勝ち名乗りです。
決まり手は押し出し。
表情は変わりません、遠藤。
まず立ち合いです。
徳勝龍が引いてしまいましたね。
突っ張っていっても押しきれないもんですからすぐに引きましたね。
いったん右で、まわしにかかって最後まわしを離しました。
そして出ていきました。
遠藤の踏み込み、よかったですね。
そうですね。
ただ下半身の力という点ではまだまだという感じですか。
きょうは立ち合い押し勝っていますのでいいんですが押されたときは問題ですね。
やはり膝をかばって上体が起きてしまいます。
そのあたり終盤にどこまで力が入るかどうかあすは輝戦です。
ただきょうの相撲でも徳勝龍の頭が遠藤のほおにがつんとあたっていますね。
遠藤よく我慢しました。
ずるいことはしませんでしたね遠藤は。
だからこそ好感を持たれるんでしょうね。
そうなんですね。
人気というのはいろんな要素がありますがなんといっても土俵上の所作そして戦い方こういうものを見ている人は遠藤に拍手を送りたいとそういう気持ちになると思います。
この土俵上の嘉風もそういった1人です。
土俵上は嘉風と千代の国です。
この両力士常に全力を出し切ります。
そして見る者が納得する相撲を取ってくれます。
嘉風7勝2敗今場所は4連勝のスタートでした。
そしてなんといってもきのうは日馬富士を破りました。
遠藤のリポートです。
表情は全く変わっていませんでした。
本当によかったですというひと言。
そして連日大きな声援をいただいているのになかなかそれに応えられなくてそれにようやく応えられましたそれがよかったと話していました。
まず嘉風についてです。
きのうの日馬富士戦、見事でした。
まさに嘉風の相撲でしたね。
舞の海⇒攻められても落ち着いていますね。
何度かかち上げであてられましたがよく相手を見ていました。
右目かなり視界が塞がっています。
しかし相手を正面に置いて攻めました。
そして東は千代の国ここにきて連勝になっています。
谷川さんに伺います。
持ち味を存分に出しているんじゃないですか。
そうですね。
自分の持っている技術力すべてを出し切っています。
けがをする前は粗い相撲が多かったんですが変わりましたね、相撲内容が。
そうですね。
荒々しい相撲も千代の国の持ち味です。
このままいってほしいと思いますね。
ただ、けがだけは心配です。
きょう、好調どうしの対戦です。
どんな展開を期待しますか。
嘉風は突っ張りながら中に入る相撲だと思います。
千代の国はその相撲を研究してると思います。
どういう相撲になるか楽しみですね。
どちらにしても動きの激しい相撲になりそうです。
嘉風は左から中に入っていくことが多いです。
千代の国は上手投げという投げもあります。
舞の海さん、いかがですか。
どういう展開になるのか予想がつきません。
互いに相手のことはよく研究して土俵に上がっていると思いますね。
もしかすると突っ張り合いになったあと、お互い離れて様子をうかがうようなそういった展開になるかもしれません。
どちらにしても激しい展開を期待したいと思います。
千代の国、三重県出身。
嘉風は、きょうの相撲に勝ち越しを懸けます。
星の差1つで追っている嘉風。
前半最後の一番。
好取組です。
制限時間いっぱい。
軍配は千代の国。
足が送れませんでした、嘉風。
嘉風3敗目。
勝ったのは千代の国。
これで7勝3敗です。
少し足の送りが遅れました。
決まり手は、はたき込みです。
谷川さんに伺います。
あたり、嘉風、よかったですね。
そうですね、でも千代の国のあたりのほうがすばらしかったです。
千代の国のよさが十分に出ました動きのよさが。
そして一歩足が出ていましたね。
だからこそ土俵際効きましたね。
そして体の開きです。
千代の国も天性のものですね運動神経のよさは。
ニュースをお伝えします。
初めに地震の情報です。
きょう午後4時28分ごろ、茨城県で震度3の揺れを観測する地震がありました。
この地震による津波の心配はありません。
この地震で、震度3の揺れを観測したのは、茨城県日立市でした。
このほか、茨城県と福島県、それに栃木県の各地で、震度2や1の揺れを観測しました。
気象庁の観測によりますと、震源地は茨城県沖で、震源の深さは50キロ、地震の規模を示すマグニチュードは4.1と推定されています。
戦後71年がたつ今も、身元の分からない戦没者の遺骨について、厚生労働省は、DNA鑑定を行って、遺族のもとにかえすため、きょうから全国の遺族に対し、鑑定への協力の呼びかけを始めました。
国内外には今もおよそ113万人の戦没者の遺骨が残されたままです。
遺骨を収集しても身元を特定する手がかりが見つからないケースが多く、厚生労働省は今後、可能なかぎり、遺骨のDNA鑑定を行うことにしています。
きょうから全国の戦没者の遺族に対し、DNA鑑定の協力を呼びかける文書の発送を始めました。
今回、対象となるのは、沖縄本島の4つの地域で見つかった遺骨のうち、DNA鑑定が可能な75人の遺骨です。
厚生労働省は、住所が判明した遺族に順次、申請書を発送して、了解を得られた遺族には、口の中の粘膜を提供してもらうことにしています。
自民党の総務会で、先の参議院選挙の結果について、野党4党が候補者を一本化した1人区のうち、接戦で敗れた選挙区の敗因の分析や、隣接する2つの県の選挙区を1つにする合区の見直しを求める意見が相次ぎました。
先の参議院選挙で自民党は、野党4党が候補者を一本化した32の1人区のうち、21の選挙区で勝利し、11の選挙区で敗れました。
きょうの自民党の総務会では、出席者から、自民党内には、勝った、勝ったと言っている人もいるが、勝てるべき1人区で競り負けているところがあるので、結果を分析し、しっかり総括すべきだという意見が相次ぎました。
生字幕放送でお伝えしています愛知県体育館は十日目の後半の取組が始まるところです。
勝ち越しのかかる宝富士。
対戦相手は大翔丸です。
宝富士、前頭2枚目、勝ち越せば返り三役も見えてくる番付です。
今場所は五日目白鵬を小手投げで破りました。
そして豪栄道、琴奨菊、2人の大関も破っています。
横綱大関との対戦はすべて終わっています。
上位にはすっかり定着してきた宝富士。
あとは三役に戻って三役で勝ち越すことが1つの目標になっています。
今場所の内容は充実しているのではないでしょうか。
力強いですね。
頑固なまでの左四つ。
この型にこだわりますから相手としてはなかなか攻めにくくなると思います。
仮に右四つになったとしてもなんとかしのぐそして今場所は右四つからの攻めも出てきました。
やはり1場所ごとに力をつけている、力が増している感じがします。
きょうは大翔丸戦です。
相手との間合いをずらすのはうまい大翔丸です。
大翔丸は左右からのいなしも持っています。
制限時間いっぱいです。
押し出し宝富士勝ち越し8勝2敗です。
力が違いますか。
全く歯が立ちませんでしたね。
宝富士はこれまで一番早い勝ち越しは3年前25年の初場所に九日目というものがありましたがそれに次ぐ十日目での勝ち越しです。
決まり手は押し出しで宝富士の勝ちです。
きょうはあまり頑固に差しにいきませんでしたね。
相手も小さいです。
高さも違います。
差し手を抜いたいなしで簡単に大翔丸は崩れました。
しっかりと踏み込みもあります。
宝富士のうまいところというのはあたって左を差すと見せかけて押っつけられると左で押すと抜いて左から押っつけたりしますよね。
勝ち越しを決めた宝富士はあすは高安戦です。
優勝争いに関わる一番ですね。
横綱が星を落としている中横綱がすでに2敗です。
1敗の高安を引きずり下ろしますと部屋の横綱もそうですし宝富士にもあるいはという可能性が出てきます。
このあとインタビューですか。
勝ち越しのインタビューを予定しています。
そういうところまではさすがに意識はないかもしれませんがまずは宝富士三役返り咲きというものが目標にあるかもしれません。
宝富士から見まして左に曲がりました。
インタビュールームに向かってくれています。
勝ち越しのインタビューです宝富士関です。
おめでとうございます。
ありがとうございます。
十日目の勝ち越しどうですか。
うれしいです。
しかも堂々としていますね相撲が。
そうですね、落ち着いて取れているのでよかったです。
どうしてこんなに強いんでしょうか。
それは分からないです。
落ち着いて取れているので、それがいいんじゃないですかね。
しかしこれだけ横綱も大関も破り三賞ももうほぼ見えてくるような状況で、優勝争いでどんなことをこれから考えていきますか。
一番一番ですね、やっぱりまたあしたから大事なので一番一番集中して頑張りたいですね。
もう少し大きな望みを抱いていいんじゃないですか。
いや、一番一番。
きょうは安美錦関にはメッセージはないんですか。
あの、報告があるんですけどいいですか。
松葉づえと器具が取れたので安美錦関元気ですということです。
宝富士関も頑張ってください。
おもしろいですね。
自分が活躍して兄弟子の安美錦関の状況も報告してくれるというのはおもしろいですね。
土俵上は正代と御嶽海です。
木村容堂に替わっています。
拍手
すでに1分経過。
正代はまだ下手には手が掛かりません。
御嶽海はそれを防いでいます。
御嶽海からの攻めはまだありません。
正代は振られるのが嫌なんですね。
寄られたときにですね。
それで慎重なんですね。
軍配は正代に上がりました。
最後、土俵際出し投げは及ばなかったようです。
1分42秒かかりました。
今のは振られるのを警戒したんですね。
そうですね。
最後は下手手が掛かったんですかねそれで一気に勝負にいったんですね。
下手を取りながら出ていくという形になりました。
正代は寄り切りの勝ちでこれで7勝3敗御嶽海は負け越しです。
場所前に膝の裏左膝の肉離れがありました。
十日目で負け越しです。
土俵際、最後まで勝負を諦めませんでした。
正代の側から見ますと慎重に攻めていったわけですね。
もろ差しねらいだったんですが御嶽海に右を差されましたからね。
左の上手。
一瞬御嶽海がもろ差しになりかけていったんですがすぐに右四つです。
下手前まわしですね最後。
右の前まわしを取れたので一気に勝負に出たんですね。
しかし正代は先場所こそはね返されましたがかなり力を持っているようですね。
そうですね。
すくい上げる力や前に寄っていく力というものがかなり強いものがあります。
腰高に見える面もありますがそれ以上に相手をその体勢からでも持ち上げるすくい上げていくんですね。
相手を自分の高さまで引き抜くような相撲を取りますよね。
フォークリフトというんでしょうか。
相当、力はありそうですね。
遠藤は今場所の初白星を挙げました。
御嶽海のリポートです。
やはりずっと下手投げをねらっていたんだけれども相手が全然出てきてくれなかった。
立ち合いがだめだったと振り返っています。
正代のリポートです。
互いに手の内をすべて知り尽くしているのでなかなかよけいに出られませんでしたと言っています。
学生時代から何度も大きな大会で顔を合わせています。
そのあたりを頭に入れて臨んだということですね。
土俵上は今、東に琴勇輝が上がっています。
まだ白星がありません。
押し相撲の琴勇輝押し相撲はよく波に乗ると白星が連なっていきますがちょっとずれると勝てなくなるというふうにもいわれます。
向正面の元北勝力の谷川親方です。
今場所の琴勇輝攻めは悪くないように見えるんですが谷川さんから見たらどうですか。
谷川⇒悪くはないですが相撲を取る前の自分の中の空気といいますかそれが自分のものにできていないのかなと思います。
相撲を取る前に調子がいいときは勝つ雰囲気を頭の中によぎらせるんですけれども調子が悪いときは相撲を取る前から負けた雰囲気です。
一番勝つとそれががらっと変わります。
思い切り何かしてほしいですね勝つために。
谷川さんは千秋楽まで優勝を争った場所がありましたがそのとき9連敗でした。
相手も2場所連続で負けないと研究してきます。
自分も研究していますけれども2場所連続、大勝ちというのはやはり本当に実力がないと難しいですね。
春場所夏場所と1横綱2大関を破ったことで注目されましたが今場所はここまで9連敗の琴勇輝です。
妙義龍は西の3枚目で2勝7敗あとがありません。
過去すべて妙義龍が勝っています。
過去すべて琴勇輝が勝っていますが今場所の初白星琴勇輝が今場所も勝ちました。
自分から変化というのはあまりしない力士なんですね。
よっぽど白星が欲しかったんでしょうね。
向正面の谷川さんこういう相撲も、ありですね。
ありですね。
勝つためにはですねプロなので勝たないと下がっていってしまうんです。
勝つために自分が選択した技なのでこれもバランスや力そういうものがないと効かない技なので相撲なんです。
最後右がのぞいて返したという判断ですくい投げの決まり手です。
あたる前から変化を考えていたでしょうね、動きを見ても。
そうですね。
これで琴勇輝はなんとか一番白星を出しました。
相撲がおもしろいのは琴勇輝がこのような一番をして立ち合いをしてもブーイングは出ませんが横綱がこのような相撲を見せるとブーイングが出るんですね。
無意識のうちにお客さんというのはこの力士はこのような番付か地位に求めながら相撲内容も求めていくんですね。
あすは松鳳山戦です。
妙義龍は今場所心配な成績できょう敗れて負け越しとなりました。
連日満員御礼きょうは札止めにもなりました。
愛知県体育館です。
日ざしを受けてまだ外も輝いています。
十両の1敗は天風ただ1人です。
初日が出た琴勇輝のリポートです。
やはり複雑な表情でした。
いい流れを作ろうと思って立ち合い変化を考えたと言っています。
これをきっかけにしたいと話しています。
遠藤も勝ちましたので幕内力士が全員今場所は白星が出ました。
土俵下にすでに稀勢の里、松鳳山の姿があります。
土俵上は隠岐の海と魁聖です。
隠岐の海は4勝5敗今場所は三日目日馬富士からの金星もあります。
東は新関脇の魁聖です。
不戦勝2つを含めて5勝4敗です。
白星先行です。
前に出続けました、これで6勝目。
隠岐の海、左を差しましたがそのあと全く動けませんでした。
魁聖の地力が増してますね。
舞の海⇒ブルドーザーのように出てきますね。
もともとは暑い時期、5月とか7月は成績がいいんですがそれ以上に力がついているのが分かります。
隠岐の海の左の差し方が甘いんですね。
もう少し肩を丸くして切り込んでいくようなそういう立ち合いができればいいんですけどね。
なかなかそこまで魁聖が隙を与えてくれませんでした。
魁聖あすは白鵬戦です。
成績がいいだけにどんな相撲になるかです。
稀勢の里が土俵に上がってきます。
8勝1敗、優勝争い、高安と2人先頭に並んできょう十日目。
対戦相手は松鳳山。
初日からの4連勝はどっしりとした力強さを見せました。
五日目敗れたあとややばたつくような内容がありました。
きのうは大関とし照ノ富士、1分25秒じっくり構え左四つになって慎重に攻めていきました。
8勝、そして綱取りという期待が場所の後半につながってきました。
きょう対戦相手は、過去稀勢の里9勝、松鳳山の1勝稀勢の里が8連勝中。
序盤は少し笑みを浮かべているようなと表現したくなるような表情を見せていました稀勢の里です。
終盤に来て少し中盤にきて表情はおさえているというか淡々とした仕切りになっています。
自分の勝負に集中ができるように心もちを考えているのかと思います。
先場所もそうでしたけども今場所も、この稀勢の里の精神状態度胸を試される状態になってきましたね。
優勝争いの先頭に出てきました。
しかも横綱が追う展開になってきました。
ここからですね。
ここから自分とどう向き合ってどう相撲を組み立てていくのかということに全国の相撲ファンが注目しています。
今、後ろのほうに同じ部屋1敗で並ぶ高安の姿も見えています。
8勝1敗で同じ部屋の大関と小結が先頭です。
稀勢の里については谷川さんにも印象を伺います。
中盤危ういかなという点も見かけたんですが谷川さんどうでしょうか。
落ち着いて自分の相撲取れていると思いますよ。
松鳳山動き速いんですが。
稀勢の里からしてはちょっとくせ者かなと思いますが左に四つになっても黙って止まっていてくれませんからね。
突き落とし。
稀勢の里、2敗目。
ちょっと歩き方、足元慎重ですいや、そうでもなさそうです。
なんと変化に落ちました。
これは綱取りという点を考えますと痛い2敗目。
現時点で1敗は高安だけになりました。
ただ優勝という点では高安とは1つの差ですが。
十日目で2敗この表情、舞の海さんどう見たらいいですか。
なんとも言えないところですが…。
松鳳山、思い切った策に出ました。
左を差すと見せての変化です。
向正面の谷川さんにも伺います。
やはり何かありましたね。
松鳳山今言われたとおりに左を差そうとして右から変わっているので稀勢の里からすると一瞬の出来事なので土俵に手をついてから気付いていますよね。
松鳳山が変わり方うまかったですね。
松鳳山が稀勢の里を破りました。
高安がただ1人現時点では1敗。
稀勢の里のリポートです。
いつも負けると激しい悔しさをあらわにするんですが、きょうは廊下の上を見上げて、ああっというため息でしたね。
稀勢の里が変化に敗れて2敗目。
まだ両横綱との対戦が残っています。
松鳳山のインタビューです。
左差されたら絶対勝てないんで差されないように中に入ろうかと思ったんですけど最近、大関あたって左をつけて入ってくるんで絶対に左入れられるので入れられないようにと思っていました。
立ち合いいったん左を差すのかなという動きがあったりにも見えたんですが。
いやそれはあまり考えていませんが差されないように動いて相撲を取ろうと思ったので。
決まった瞬間どうでしたか。
決まったなって感じでした。
綱取りを目指す大関を倒した気分どうでしょうか。
自分もしっかり常に上位戦があるところで相撲を取りたいんでしっかり頑張っていかないといけないかなと思っています。
あまり気にしていません。
成績はぎりぎりのところですがまだ5日ありますね。
残りしっかり頑張ります。
確かに最近の対戦では左から挟みつけるように稀勢の里は立っていましたが松鳳山はそこを考えてきました。
十日目での2敗これは稀勢の里にとってはさらに険しい道のりになってきましたね。
舞の海⇒きょうの一番でも心と体が一致していなかった感じですね。
気持ちはもう急いでいましたよね。
これで高安がきょう日馬富士を破りますとただ1人1敗ということで先頭に立つという展開になってきます。
でもまだ2敗ですからね。
逆に日馬富士が高安を破れば日馬富士も先頭に並ぶということになってきます。
勢の勝ち、照ノ富士は5敗目。
勢には、これがあります。
カド番の大関5勝5敗星が五分になってしまいました。
勢が4勝6敗一方の照ノ富士はまだ白鵬戦も残っています。
照ノ富士は右を深く差させたくないということで右に左の前まわしを取ってきました。
勢は右差しをすぐに諦めて小手投げに切り替えましたよね。
足を痛めて痛みがあって十分に力を出せずにいった勢なんですが中盤以降は少しずつ出せるようになってきました。
小手投げを打たれたときに照ノ富士は膝も万全ではありませんから粘ることができませんよね。
4連勝で始まった照ノ富士星が五分になっています。
そして勢はあす稀勢の里戦が組まれました。
それにしても稀勢の里の2敗目心の面が心配ですね。
何度も綱取りとか優勝争いとかしてきましたけれどもやはり稀勢の里にとって1つ足りないのは自分がいちばん注目されている力士、大事な場所を迎えている力士なわけですよね。
やはり対戦相手も自分が注目されている稀勢の里をいっちょ倒してやろうという気迫で見ながら向かってくると今までやってきたやったことがないような動きをしてみたりやぶれかぶれな相撲を取ってみたり一か八か、かけに出てくるわけですね。
そういうものをもっともっと稀勢の里は想像していなければいけないわけですよね。
横綱きのう2人とも敗れた次の日だけに稀勢の里はなんとしても勝っておきたかったはずです。
きょう負けた相撲でもきのう両横綱が負けたことが稀勢の里の心の動き違うものが心の中に入ってきたのかもしれませんね。
白鵬が今、浴衣を外しました。
まもなく白鵬も入場してきます。
日馬富士は結び前高安との一番を控えています。
ただ1人1敗の高安高安の心中は穏やかではないでしょうね、むしろ。
いや、高安はそこまで優勝は意識しないんじゃないですかね。
ただきょうは横綱戦ですからね。
きょう十日目ですからね。
このあと3連勝すると嫌でも意識するんじゃないですかね。
この前、大島親方、解説をしてましたが優勝を意識したのは十四日目ぐらいからと言っていましたね。
十四日目に大関琴欧洲に勝ちました。
上位陣稀勢の里が優勝争いに残っていたんですが千秋楽だけはさすがに硬かったなと話をしていました。
そういう記憶があります。
高安は、このまま一番でも多く勝ち続けたいという気持ちといや、そんなにうまくことは運ばないだろうという気持ちとあると思います。
勢関のインタビューです。
左の前まわし、すぐに引かれましたが。
きょうも思い切っていくことだけ考えてまあ、ちょっと抜いて先に先に攻められたのがよかったと思います。
足が痛いと思いますが4勝6敗であすからの終盤戦5日間です。
毎日毎日きょうできることを、精いっぱいするだけですから最後まで頑張っていきたいと思います。
きのうは金星。
きょうも大関の照ノ富士を破った勢。
稀勢の里が2敗となって横綱の白鵬稀勢の里とは星が並びました。
星1つリードは高安。
白鵬がきのう右足の親指返る形になって土俵に転がり落ちました。
その敗れ方、足の状態やや気になるところです。
こちらは日馬富士。
きのうは嘉風戦かっとなってしまったという面が出ました。
しかしきょうの高安を倒しますとまた先頭に並ぶことになります。
三役で初めて勝ち越しを果たした高安が現時点ではただ1人の1敗力士です。
土俵上は栃煌山と豪栄道です。
栃煌山6勝3敗豪栄道5勝4敗栃煌山が横綱の鶴竜3人の大関をすでに破っています。
西の前頭筆頭です。
栃煌山らしさがこの場所戻ってきました。
踏み込んで中に入っていく相撲です。
一方の豪栄道。
四日目からの4連勝、しかしそのあと1敗5勝4敗まだ両横綱、稀勢の里との対戦を残しています。
制限時間いっぱいです。
手をつきましたはたき込み、豪栄道の勝ち栃煌山左手をついてしまいました。
豪栄道、勝って6勝4敗。
しかし危ないところがありました。
かなり危ない相撲でしたね。
舞の海⇒そうですね。
ただこの相手には落としたくない。
そういう気持ちもよく表れた相撲です。
決まり手は左の上手投げを取りました。
豪栄道が攻めてはいくんですが。
豪栄道のほうが身長が低いので窮屈ですから頭をつけて攻めようとするんですが、中から差し込まれて入られてきたところをうまく上手投げが決まっていますけれどもね。
栃煌山、巻き替えたおかげで右四つ左上手の形になりましたね。
ただかなり攻められました。
しかし連敗を止めて豪栄道は6勝4敗栃煌山も6勝4敗です。
さあきょうの注目の一番場所の終盤に向けても大きな意味を持つ一番になります。
7勝2敗の横綱日馬富士8勝1敗の小結高安現時点ではただ1人1敗の高安高安が頭1つ抜け出すのかそれとも2敗で並ぶのか。
稀勢の里はきょう敗れて2敗となっています。
そして宝富士きょう勝って8勝2敗と星を伸ばしています。
稀勢の里が場所をあとにします。
もともと私たちの前でも表情を変えない稀勢の里ですが稀勢の里が敗れて現時点では高安がただ1人、8勝1敗です。
稀勢の里もきょうの相撲を見るとだいぶ硬くなってきていますね。
意識しないはずはないですね。
でもここなんですね。
ここを乗り切らなければいけないんですが。
きょう注目の一番過去は日馬富士が10勝高安が3勝。
おととしの九州場所高安の突っ張りに対して日馬富士が突き返して攻め込むところ高安が回り込んで日馬富士の勇み足という勝負結果になりました。
高安の突いて回り込みこれは1つの高安の相撲の流れです。
押し合い、突っ張り合いになる展開が増えている両力士です。
向正面は元関脇北勝力の谷川さんです。
両者ともに激しい突っ張りを持っています。
高安側からどんな相撲を期待されますか。
谷川⇒突っ張って勝機を見つけてほしいんですが高安も気持ちが強くて日馬富士相手に2場所連続で張り差しに、突っ張りこの強い横綱の顔を張っていくことはなかなかできないんですが高安はやりますよね。
きょうは楽しみですね。
一方で横綱側はきょうはどう考えていくでしょうかね。
あたって中に入りたいと思いますね。
どちらかの四つになれば中に入れば横綱だと思うのでただ落ち着くことですね。
高安に話を聞きました。
いちばんのポイントはしっかりと立ち合いであたれることと言いました。
今場所は腰も座っていて足に力が入っている。
そうした踏み込み立ち合いで圧力をかけることができればと話していました。
それが中途半端になると攻め込まれてしまう。
序盤は突っ張り合いになるだろう。
その中でも慌てないことといいました。
四つになっても先に上手を引ければという話もしています。
やはり突っ張り合いになるんでしょうかね。
舞の海⇒突っ張り合いになったときに日馬富士は張り手も交えながら突っ張ってきますから、そこはひるんではいけないところですね、高安は。
日馬富士としてはきのうの反省を生かしたいところでしょうね。
思いどおりに運べなくてもかっとしないことですよね。
きのうはかっとして失敗しました。
稀勢の里が敗れて高安の心境がどうかというところですがきょうはかなり相手を見据えているというんでしょうか相手を見ています。
集中していますね。
このまま優勝争いの先頭に立つか高安。
並ぶか日馬富士。
8勝1敗の小結、高安。
7勝2敗の横綱、日馬富士。
横綱の威厳を見せるか若手の勢いが勝るか。
足を取りました。
日馬富士の勝ち。
1敗の力士が消えました。
最後は左で渡し込むように足を取っていきました。
1敗がなくなりました。
ちょっと起きてしまった。
起こされてしまった高安。
ここはやはり横綱の貫禄を見せました。
決まり手は渡し込み。
腰から落ちましたので高安はかなり歩き方が慎重です。
白鵬はこれから取組を控えています。
稀勢の里と高安、ともに敗れて現時点で2敗の力士は取組を終えたのが4人。
あと1人が白鵬。
高安はかなり痛そうですね。
足元慎重に下がります。
舞の海⇒この若さ、この勢いですからもっと我慢して力をぶつけていってほしかったですね。
やはり少し硬さがありましたか。
硬さではなく勝ちたいというね。
引いたら勝てるかもしれないというそういう気持ちだったんでしょうね。
谷川さんにも伺います。
横綱が落ち着いていたでしょうか。
谷川⇒でも横綱も緊張していましたね。
緊張していたと思いますよ。
土俵下でも一点を見つめて緊張していたように見えますけれども体も取り口も硬かったですね。
最後は渡し込んでいるところはさすがですけれども。
あたりそのものはどう見ましたか。
あたりはよかったと思いますよ。
左から張って。
中に入っていきました。
足を取りにいきますからさすがですね。
運動神経、反応のよさというのは日馬富士の武器ですものね。
130kgの体で気持ちの強さで戦っていますよね。
高安がはたきで決まると思ってしまったのかどうかです。
舞の海⇒こうして見ていますと横綱もさっと低い位置に持っていっていますよね。
渡し込みの決まり手で日馬富士8勝目です。
高安はあすは2敗どうしで宝富士戦です。
高安と宝富士の心境の差もありますし終盤どういう形になるか。
横綱大関以外は宝富士も上位とは終わっていますものね。
宝富士は横綱大関戦はすべて終わりました。
宝富士はあとは照ノ富士戦が残っています。
稀勢の里は豪栄道戦が残っています。
高安が帰ってきました。
ひと言だけ肩を落としながら引いちゃったと言っていました。
そこがすべてですね。
ただ高安とすればあれだけ横綱が低くなりますからね。
引きたくなる気持ちも分かりますけどもね。
でも引きがまともだったということになるのかもしれません。
今の勢いですともう少し突っ張っていけばなんとかなったかもしれないですけれどもね。
でも横綱は低い体勢で相撲が取れますし高安はどちらかというと腰高ですからね高さが違いますからね。
しかしやはり横綱は連敗してはいけない下位の力士をたたかなくてはいけないという思いが日馬富士には見えましたね。
1敗の力士が消えました。
日馬富士は勝ち残りです。
そして結びの一番、白鵬です。
しかし稀勢の里は星を落としたらまた並んだわけですね。
まだ運が残っているかもしれませんね。
舞の海⇒うーん、今の状況では優勝候補の筆頭は白鵬というのは間違いないと思いますね。
ただ白鵬の横綱のこれまでの成績を見ますと平成17年の名古屋が新横綱でした。
10年目に入るわけです。
1場所でいわゆる金星配給平幕の力士に不戦敗を除いて2人敗れているのは今回が初めてです。
宝富士ときのうの勢平幕に星を2つ落としました。
そういうこと考えるといかに白鵬が長年圧倒的に強かったかというのが分かりますよね。
しかも不利な体勢でもすぐに自分の形に挽回していきます。
きのうは右の親指が返りましたので、かなりテープを巻いています。
指が返る、指が入るといいますが痛みは残るものですか。
残るときもありますね。
筋やじん帯親指が返ったときに伸びていれば痛みますよね。
親指が緩みますからね。
そうした影響がなければいいですが、きょうは栃ノ心戦です。
過去22回すべて白鵬が勝ってきました。
栃ノ心の力が出るのは右の相四つがっぷりです。
そうなりますと白鵬も十分に力が出ます。
ただ、栃ノ心の一番も勝っていないということですから引退するまでには1番は勝っておきたいですよね。
拍手と歓声
寄り切り。
白鵬8勝2敗、勝ち越し。
かなり時間がかかった相撲になりました。
栃ノ心は負け越し。
ふだんの白鵬とはかなり違う様子に見えます。
舞の海⇒苦労しましたね。
まずは日馬富士が花道を引き揚げました。
きょうは高安を破って星が並びました。
2敗が5人です。
白鵬の様子はいつもと違いますね。
栃ノ心相手にこれだけ苦労してこの汗というのは。
きのう信じられない負け方をしていますからきょうは相当足の運びですとかかなり慎重になったと思います。
途中で私が足がそろっているように見えると言ったんですが。
あれは白鵬独特のそのあと投げにいったりまわしを切りにいったり自由自在に足を運ぶための準備なんですね。
どちらかを踏み込んでいるというよりは白鵬の間合いなんですね。
出し投げにしても寄りにしてもなかなか攻められませんでしたねきょうは。
それだけこの栃ノ心はなんとか1回だけでも勝ちたいという執念もあったと思うんですよね。
でもやはり横綱はうまいですよね。
がっぷり組んだ状態から体をひねりながら体で相手のまわしを切りにいくわけですからね。
その辺りが大横綱といわれるところかもしれません。
なんといっても1敗の稀勢の里と高安2人とも敗れるという中で2敗が5人です。
宝富士も先頭に並んでいます。
8勝2敗が5人で十日目を終えたということになります。
白鵬が帰ってきました。
汗びっしょりで少し息を切らしていました。
時間はかかりましたが慌てないようにと思っていました。
2敗に並びましたが話しかけますと力強くうん、と言いました。
稀勢の里はあすは勢戦です。
白鵬は魁聖と結びは逸ノ城、日馬富士という展開となりました。
向正面は関脇北勝力の谷川さんです。
残り5日間全く分からなくなってきたという見方なんでしょうかそれとも横綱が抜け出すんでしょうか。
谷川⇒抜け出ていると思いますがきょうを見ているかぎり白鵬は親指をかばっていると思いますね。
稀勢の里はどう見ますか。
これで自分の流れを悪いものにしないでまたあしたからも頑張ってほしいですね。
稀勢の里は気になりますね。
舞の海⇒気持ちを切り替えてあまり考えすぎると体が動かなくなりますからね。
自分との戦いですよ。
「大相撲名古屋場所十日目」をお伝えしました2016/07/19(火) 15:55〜18:00
NHK総合1・神戸
大相撲名古屋場所 十日目 ▽きょうイチ押しの取組は[二][字]

(4:10)「幕内取組」 【解説】正面(幕内)舞の海秀平,向正面(幕内)谷川(元北勝力),【アナウンサー】正面(幕内)白崎義彦

詳細情報
番組内容
(4:10)「幕内取組」 【解説】正面(幕内)舞の海秀平,向正面(幕内)谷川(元北勝力),【アナウンサー】正面(幕内)白崎義彦,<副音声>【実況】マレー・ジョンソン 〜愛知県体育館から中継〜 <中断>(4:00)−(4:03)[字]ニュース (5:00)−(5:03)[字]ニュース
出演者
【出演】【解説】正面(幕内)舞の海秀平,向正面(幕内)谷川(元北勝力),【アナウンサー】正面(幕内)白崎義彦,<副音声>【実況】マレー・ジョンソン

ジャンル :
スポーツ – 相撲・格闘技

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
日本語
サンプリングレート : 48kHz
2/0モード(ステレオ)
英語
サンプリングレート : 48kHz

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