07月19日 10時20分
厳しい暑さの中、東海北陸地方の海や川では、水の事故が相次ぎ、あわせて6人が死亡しました。
岐阜県本巣市の根尾川では、18日朝8時ごろ、仲間とあゆ釣りをしていた愛知県あま市の深瀬安兼さん(73)が流され、約40分後に300メートルほど下流で救助されましたが、搬送先の病院で死亡が確認されました。
現場付近はあゆ釣りのポイントとして知られ、比較的、川の流れが早いところだということです。
一方、三重県鳥羽市沖の海上では、18日朝6時半ごろ、プレジャーボートで釣りに来ていた、津市の久世毅さん(76)が海に転落して死亡しました。
久世さんは18日朝、鳥羽市の漁港から1人で出港し、発見された時は救命胴衣を身につけて、いかりのロープが左腕に絡まった状態で浮いていたということで、海上保安部は久世さんがいかりを降ろしていて、誤って海に転落したとみて調べています。
また、静岡県沼津市の海水浴場では、午後4時前、友人と海水浴に来ていた沼津市の※ヤナ川俊之さん(51)が溺れているのが見つかり、病院に搬送されましたが死亡が確認されました。
さらに、三重県紀北町の豊浦海岸では、午前11時ごろ、1人で磯に来ていた、松阪市の会社員、前川泰郎さん(63)が溺れているところを近くの人に助けられましたが約1時間後に死亡が確認されました。
福井市の海岸では、17日、素もぐりに行ったまま行方が分からなくなっていた愛知県春日井市に住む51歳の会社員の男性が18日朝、近くの海底で見つかり死亡が確認されました。
このほか、18日午後2時半ごろ、三重県四日市市で、港の堤防で釣りをしていた74歳の男性が海に転落して死亡しました。
※は木へんに「夕卩」です。
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