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海水浴場防災アプリ使って訓練
07月19日 09時58分
海の日の18日、愛知県南知多町の海水浴場で津波の避難場所などの情報を、スマートフォンで確認できる「防災アプリ」を使った避難訓練が行われました。
訓練は、南知多町内海の海水浴場で地元の住民や海水浴客を対象に、スマートフォンの「防災アプリ」を使って行われました。
「防災アプリ」は、南知多町が今年3月に完成させたもので、大地震が発生した際には、現在地に近い津波の避難場所などが画面に表示されます。
参加した人たちは、大津波警報が出たという想定で訓練が始まると、スマートフォンを片手に、600メートルほど離れた海抜11メートルのグラウンドまで20分ほどかけて歩いて避難しました。
訓練に参加した地元の女性は「避難場所などが手軽にわかり便利ですが、万が一のときに使えるよう、もっと訓練が必要ではないかと思います」と話していました。
南知多町では、南海トラフの巨大地震が発生した場合、30分ほどで津波が到達すると想定されていて、町の担当者は「素早く避難できるようにアプリの使い方などを周知していきたい」と話していました。
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