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情報漏えい元信金女に有罪判決
07月19日 12時34分
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愛知県の知多信用金庫の職員だった女が顧客の個人情報を持ち出し、詐欺の罪で起訴された知り合いの男に漏らした罪に問われた裁判で、名古屋地方裁判所は「懲役1年6か月、罰金150万円の判決を言い渡しました。
知多信用金庫個人融資部の元職員、坪内友梨被告(33)はおととしから去年にかけて2人の顧客の個人情報を職場のパソコンから印刷して持ち出し、知り合いの42歳の男に漏らしたとして不正競争防止法違反の罪に問われました。
知り合いの男はこの個人情報を悪用して、自動車販売店から高級車をだまし取った詐欺の罪で起訴されています。
19日の判決で、名古屋地方裁判所の山田耕司裁判官は「被告は知り合いの男との交際を続けたい思いや将来への金銭的な不安から、少なくとも35人の顧客情報を漏らし、約160万円の報酬を得ていた」と指摘しました。
その上で、「信金の信用を損なわせた許しがたい犯行で刑事責任は重い」として、懲役1年6か月、罰金150万円の判決を言い渡しました。
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