旧市民球場跡地の活用策が決まっていない。
去年80万人動員した菓子博の後、一般向にイベント利用の開放をしている。ただ、1年1カ月で74日にとどまり「少ない」との声も聞こえる。背景には、イベント用地では無い難しさもある。水周り、トイレの設置などの余計な経費がかかるという声も。
広島市は緑地公園・文化芸術・水辺の3要素からなる「ざっくりとした」イメージ図を作製したが、現在はサッカースタジアムの候補地に指定されたため、議論がストップ。
「広島の一等地を放置し続ける『無策の象徴』」という専門家も。
近隣商業施設からは「一時しのぎはやめて、早く使い道を決めて欲しい」という声も。
サッカースタジアム検討協議会の議論は来月にずれ込む可能性が高い。伴って、球場跡地の活用策の議論も先送りになりそう。