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鋭い歯の「アリゲーターガー」、捕獲の試み続く

読売新聞 7月19日(火)10時4分配信

 北米原産の肉食淡水魚「アリゲーターガー」が名古屋城(名古屋市中区)の外堀で確認され、環境保護団体などは「生態系を壊す恐れがある」として捕獲を試み続けている。

 アリゲーターガーなどガー科の魚が日本固有の在来魚を食い荒らす被害は各地で深刻化。環境省は野外に放流されないよう、周知期間を経た上で、2018年には特定外来生物に指定し、輸入や飼育を禁止する方針だ。

 アリゲーターガーは、名前の通りワニのような大きな口と鋭い歯が特徴で、1990年代に観賞用として人気を集めた。ペットショップで販売されている時は体長15センチほどだが、成長が早く、1年で約50センチに。成魚は1~3メートル、体重50~100キロにもなる。

最終更新:7月19日(火)12時4分

読売新聞

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