列車内で切りつけ4人けが…難民の容疑少年を射殺
【ベルリン支局】ドイツ南部バイエルン州ビュルツブルクを走る列車内で18日夜、男がナイフとおので乗客に切りつけ、3人が重傷、1人が軽傷を負った。男は、停車駅で列車を降りて逃走したが、警察官に射殺された。
AFP通信によると、地元当局者は容疑者が17歳のアフガニスタン人と明らかにした。保護者がいない未成年の難民としてドイツに逃れ、保護施設を経て里親とともに現場近くで暮らしていたという。犯行時に「アラー・アクバル(神は偉大なり)」と叫んだとの情報があり、当局は動機を調べている。
列車は州内のトロイヒトリンゲンとビュルツブルクを結ぶ短距離列車。事件当時、車内に乗客約20人がいた。