第25回
通り魔犯に厳罰を!
松村テクノロジー社長 松村喜秀氏
2008年6月6日
このところ、通り魔による事件が増えている。先日、5月末にも大阪枚方市で二人の少年と女性をケガさせた通り魔犯人が東京に逃げて逮捕された。
路上でいきなり女性や子供を襲う連続通り魔事件も全国で頻繁に発生している。今年3月、茨城県土浦市のJR荒川沖構内で24歳の男が次々と男女8人を刺し、殺人を犯した事件も記憶に新しい。
金川真大容疑者は携帯電話から「早くつかまえてごらん」などと警察に電話して挑発した挙げ句、「人を殺すなら誰でもよかった」とうそぶいた。
通り魔犯たちの多くは「死刑になるために殺した」とか「事件を起こせば刑務所に行けると思った」などと勝手な理屈をつけて、何の関係もない人を傷つけ、殺している。
しかも、自分が逆襲されるのが怖いのか、自分より弱い女性や高齢者、子どもを狙う。自分は傷つきたくないが、人はどうなってもいいというあきれ果てた発想だ。
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