官房長官 北朝鮮に厳重抗議し対応に万全
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菅官房長官は午前の記者会見で、「弾道ミサイルの発射は、航空機や船舶の安全確保の観点から極めて問題のある行為であり、国連の安保理決議および日朝ピョンヤン宣言などに反するもので、直ちに北京の大使館ルートを通じて厳重な抗議を行った」と述べました。
そのうえで、菅官房長官は「政府としては、安倍総理大臣からの指示に基づいて、国連安保理の場を含め、アメリカ、韓国など関係国と密接に連携しながら、北朝鮮に自制を強く求めるとともに、いかなる事態にも対応できるよう緊張感を持って必要な対応に万全を期している」と述べました。
また、菅官房長官は、韓国軍が発射したのは3発だとしていることについて、「日本海へ着水したと推定される弾道ミサイルは2発だ。詳細は分析中であり、現時点で確たることを申し上げることは控えたい」と述べました。さらに、菅官房長官は、北朝鮮が再び核実験を行う可能性について、「政府としては、北朝鮮に対して常に警戒・監視を行っているところであり、その可能性も収集・分析を進めているが事柄の性質上、内容については差し控えたい」と述べました。
また、菅官房長官は、韓国軍が発射したのは3発だとしていることについて、「日本海へ着水したと推定される弾道ミサイルは2発だ。詳細は分析中であり、現時点で確たることを申し上げることは控えたい」と述べました。さらに、菅官房長官は、北朝鮮が再び核実験を行う可能性について、「政府としては、北朝鮮に対して常に警戒・監視を行っているところであり、その可能性も収集・分析を進めているが事柄の性質上、内容については差し控えたい」と述べました。
外相 北朝鮮に厳重に抗議した
岸田外務大臣は外務省で記者団に対し、「北朝鮮によるたび重なる弾道ミサイルの発射は、わが国を含む地域や国際社会の平和や安全を損なう安全保障上の重大な挑発行為であり、断じて容認できない。中国・北京の大使館ルートを通じて、北朝鮮に厳重に抗議した」と述べました。また、岸田大臣は、日本が今月、国連安全保障理事会の議長国を務めていることを踏まえ、「安保理としても、迅速に適切な意思表示をしなければならず、アメリカをはじめとする関係国と緊密に連携を行っている。議長国としての役割を果たしていきたい」と述べ、安全保障理事会として、北朝鮮を非難する声明の取りまとめに向けて関係国と調整していることを明らかにしました。