フィアットクライスラー 米で新車販売台数水増しか
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ジープなどのブランドを展開する大手自動車メーカー、FCA=フィアットクライスラーが、アメリカで新車の販売台数を水増ししていた疑いがあるとして、司法省などが調査していることが明らかになりました。
アメリカの複数のメディアは18日、大手自動車メーカーのFCA=フィアットクライスラーが、アメリカでの新車販売台数を水増ししていた疑いがあり、アメリカ司法省と証券取引委員会が調査に入っていると伝えました。これを受けてFCAは声明を発表し、調査を受けている事実を認め、当局に協力していることを明らかにしました。
司法省の調査はまだ初期の段階だとみられますが、メディアによりますと、FCAが、実際の販売台数よりも多い数を水増しして報告していた販売店に、報奨金を払っていた疑いがあるということです。
FCAは、傘下にジープやダッジ、クライスラーなどのブランドを抱え、アメリカ国内での去年の新車販売台数は、GM=ゼネラルモーターズ、フォード、トヨタ自動車に続く4位のメーカーです。
この報道を受けてFCAの株価は、取り引き時間中に一時5%急落しました。
アメリカでは、ドイツのフォルクスワーゲンが規制逃れをしていた問題で、最大でおよそ1兆5000億円を支払うことで和解しており、不正に対する当局の姿勢が厳しくなっています。
司法省の調査はまだ初期の段階だとみられますが、メディアによりますと、FCAが、実際の販売台数よりも多い数を水増しして報告していた販売店に、報奨金を払っていた疑いがあるということです。
FCAは、傘下にジープやダッジ、クライスラーなどのブランドを抱え、アメリカ国内での去年の新車販売台数は、GM=ゼネラルモーターズ、フォード、トヨタ自動車に続く4位のメーカーです。
この報道を受けてFCAの株価は、取り引き時間中に一時5%急落しました。
アメリカでは、ドイツのフォルクスワーゲンが規制逃れをしていた問題で、最大でおよそ1兆5000億円を支払うことで和解しており、不正に対する当局の姿勢が厳しくなっています。