こんにちは、せみけんです。
相場が堅調ですね。新興から大型へ資金が流れていますが、2016年7月19日から始まるマザーズ指数先物はどんな動きになりますでしょうか。
今回は積立投資のお話です。
1.40年で1億円貯めるのに毎月必要な積立額は?
2.投資は早く始めるべき
1.40年で1億円貯めるのに毎月必要な積立額は?
私は、個別株投資が中心なのですが、投資するのに時間を割けない人には、インデックス投資を勧めています。預貯金では金利がつかないですし、給料が右肩上がりでずっと増える時代ではないからです。
実際の相場は、上下に大きく動くのですが、一定のリターンが得られるとするとどのくらい資産が増加するかを確認できるサイトがあります。エクセルで計算すれば、できることなんですが、簡単に複利の効果をイメージできます。
つみたてシミュレーション | 投資信託なら三菱UFJ国際投信
(今回の記事は、リンク元は三菱UFJ国際投信のサイトをもとに書きました。)
このサイトはいろいろ便利なのですが、毎月の積立額という箇所で、最終的に必要な額を得るためには、いくら毎月積み立てるかを確認できます。
仮に、現在30歳で、定年(70歳)まで後40年働くとしましょう。
①想定リターンを投入します。今回は5%
②初期投資額を投入します。30歳から運用を始めるとして、今回は0万円
③最終的に必要とする(目標とする)金額を投入します。今回は、1億円
④積立期間を投入します。今回は、70歳‐30歳で40年
(※リスクも投入すれば、どのくらい変動する可能性が分かりますが、今回は簡略化のため投入せず)
後は、計算するを押すだけです。
押してみると、65,530円とでました。
こんな風に資産が増えるのは理想ですね。複利の効果はすさまじく、毎月65,530円で1億円達成しました。40年後どれくらいインフレが起こっているかはわからないので1億円の価値は減っているかもしれませんが、1億円は大きな資産なのは間違いないです。
ちなみに、実際に積立た金額は3,145万円ほど。1ヵ月65,530円も大きな金額であるのは間違いないですが、何とか頑張ってこつこつ積み立てると大きな資産となります。
2.投資は早く始めるべき
65,530円も毎月と考えるとそこそこ大きな金額です。
投資期間を50年にするとどうなるでしょうか。
そんなに長く勤めないかもしれませんが、50年にすると投資額はもっと減ります。
37,473円となり、毎月投資しやすい金額となったのではないでしょうか。
投資する期間が長ければ長いほど、投資金額は少なくて済みます。
50年だと2,248万円となり、40年と比較すると900万円ほど少なくて済みます。
複利の効果は期間が長いと影響が大きいです。加速度的に資産が増えるためで、100万円の5%の増加だと105万円になりますが、1億円の5%増加は1億500万円となるからです。
では、一方投資期間が30年になるとどうなるでしょうか。
12万円を超える金額となり、毎月支払うには大きすぎる金額かと思います。
今度は、30年と短いですが、40年と比較すると投資金額は1,200万円弱増えてしまいました。
複利の力は、素晴らしいですね。有名なアインシュタインも言っているように、最大の発見です。「The most powerful force in the universe is compound interest.」
リターンを5%以上得られれば、もっと短い期間になります。ただ、5%ならこれだけ低金利の時代でもなんとか確保ができそうな水準だと私は考えています。
逆に毎月4万円しか投資できないけど、1億円を目指すなら何ヵ月かかるということも調べられます。48年10か月と表示されていますね。
老後どれくらい必要とするかによって変わりますので、いろいろ投入してみて、イメージするのが大事だと思います。30代で老後のことなんか考えられないという方も多いとは思いますが、複利は早ければ早いほど効果がありますので、将来に漠然とした不安があるなら一度自分の投資プランを作ってみた方がいいでしょう。
相場は不安定ですが、こういった時こそゆっくり自分の資産運用について考えるもいいんじゃないでしょうか。
今回は、三菱UFJ国際投信のサイトが便利なので利用させていただきました。三菱UFJ国際投信の商品を勧めるものではございませんので予めご了承ください。