昨年12月、僕は生涯の伴侶にすると決めた彼女にプロポーズをし、成功。年が明けて2月に入籍をし、その5ヶ月後にようやく結婚式を挙げることができた。
ハッキリ言おう。結婚式は大変だ。お金も掛かるし、気疲れするし、準備に掛かる労力や時間は膨大だ。それでもやっぱり終えてみてやってよかったと思っている。一生に一度の晴れ舞台だからこそ、全力で頑張れる。
頑張りすぎて記事執筆開始時は喉の激痛で呼吸が困難にになるレベルの重症で倒れていたが、それでも後悔はない。むしろ体が当日まで持ってくれただけ良かった。
喉の痛みが日に日に増してきてもはや激痛と言っても過言ではないので病院に来た。これ、単なる疲れとかじゃないかもなぁ。。。
— g.O.R.i (@planetofgori) July 11, 2016
速報:点滴決定
— g.O.R.i (@planetofgori) July 12, 2016
人生の大きな節目を迎えることができたということで、当日の振り返りをしておく!写真が非常に多く長いのでご注意を!
親族だけで執り行ったアットホームな式と披露宴
新婦は何かと手厚くサポートしてもらえるが、新郎はきっと何もやってもらえないだろうと思い、朝から自分で髪をセット!ジェルでバリバリにしたが、結局当日やってくれることが判明。とは言え、それなりに自分の髪型にこだわりがある方なので、基本の形は自分で作って最後にかためてもらう部分だけやってもらった。本来は電車で現地まで向かうはずが、たまたま着付けの時間が同じだった妻のお母さんが途中で拾ってくれたのでやや汗だくで現地に到着することに成功。
こちらが当日僕らが使用した控室。このフロアは新郎新婦しか入ることができないフロアとなっていて、それが勿体無いと感じるほど可愛らしい部屋が並んでいる。同時に別の夫婦も挙式をしていたようだが、完璧すぎる配慮と時間管理のお陰でほぼ顔を合わせることがなく当日を過ごした。凄いことだと思う。
披露宴と1.5次会ではスーツもドレスも完全に別のものを着用した。こちらは親族にしか披露していないスーツとドレスの写真を載せておく。
すぐに着替えるかと思いきや、まずは人前式に向けて証明書の日付を記入。
一休みしていると僕らの愛して止まないグリーンルイボスティー。このルイボスティー、多分世界一美味しいと思う。
オシャレな朝ご飯も出てきた!やった!
ここで妻はドレスの着替えをするために先ほどの部屋に移動することに。一般的にはこの時間帯は新郎が暇になるらしいが、僕は1.5次会に向けてやることが盛り沢山。サプライズとして用意していたランプをセッティングしなければならなかった。
これを会場の人に預け、僕は一旦着替えに入る。そういえば眉毛も整えて書いてもらった上にファンデーションも塗ってもらった。お化粧、楽しいね!何がどう変わったか分からなかったけど!
着替えを終え、先ほどの部屋に戻ると妻は仕上がっていた。ドレス可愛いし、ドレス着た妻が可愛いし、最高すぎる!
僕だってジャケット着てブートニア付けていい感じですぞ!
そしてチャペルでの人前式と食事会に向かった。正直チャペルでの式はほとんど司会の人が誘導してくれるので全く問題ないのだが、唯一予想以上に苦労したのはゆっくり歩くこと。普段から早歩きの僕にとっては想像以上に難しかった。妻のお父さんに「硬かった」と言われてしまったが、そういうことは気にしない!
今回の結婚式は手作りしたものが非常に多い。下記写真にある小さいウェルカムボード、リボンワンズ、リングピローは妻の手作り!プロフィールブックと席次表はハッピーリーフという会社にお願いして作ってもらった。これは本当に良かった。
今回会場に選んだHANZOYAの魅力はフルカスタマイズできるケーキ。
オープニングムービーにプロフィールムービーが流れるという斬新なミスもあったものの、当然のようにそれを話のネタとして使い結果的に会場が和んだのでとても楽しい良い会になった。
1.5次会は友人だけのパーティ!サプライズも大成功!
1.5次会の会場はHANZOYAにおける「迎賓館」と呼ばれるところ。マックスキャパが150人らしいが、当日は120人もの人に来てもらった。入り口には視界に必ず入り込んでくる巨大サイズのウェルカムボード。これはおもちランドでお馴染みのもち田もち子さんにgori.meのスマートフォンサイトを基本として作ってもらった。イラストも安定の可愛さで妻も大喜び!家でも目立つところに飾ってある。
新郎新婦入場前の時間を楽しむフリー素材。
数百本に1本しか出ないという非常に珍しい「ラッキーヱビス」。
こちらが1.5次会のウェディングケーキ!
ゴリミーとヨメミー!
gori.meロゴも書いてもらった!少したらこ唇だが、そういう細かいことは気にしない!
高砂。
フォトプロップスと高砂。
高砂とケーキ。とにかくケーキは何回見ても芸術的で可愛らしくて本当に気に入っている。
乾杯の挨拶は男子ハックの@JUNP_Nさんがトレンド入りを目指すことについて熱い意気込みを語ってくれました。@JUNP_Nさんは僕にとって人生の先輩であり、ブログのメンター的存在でもあり、忙しい中駆けつけてもらえて嬉しかった。ありがとうございます!
そのために、会場内にはこのようなInstagramサインを多数用意した。全部妻の手作り。
乾杯!
HANZOYAの料理は大好評!デザートは会場初の試みも
1.5次会中は一口も食べることができなかったが、来てもらった人の多くに食事が美味しかったと言われ、とても嬉しい。料理が無添加で美味しいということやケーキがフルカスタマイズできるということなど、僕らがこの会場を決めた理由して食事の占める割合は大きい。以下に料理写真を片っ端から載せておく。メインの料理も美味しいと話題だったが、特に僕らがこだわったのはデザート。特にデザートビュッフェを提供することには強いこだわりを持ち、パティシエも困らせてしまったかもしれない。
特に僕らが今回こだわったのはケーキポップ。海外で流行っている一口サイズのケーキで、特徴はその可愛らしさと手軽さ。HANZOYAとしても初の試みだったそうだが、見事こんなにも可愛らしいケーキポップを作って頂いた。一瞬で売り切れたそうだ。
他のデザートもバリエーション豊富で美味しそう!
これはウェディングケーキかな。会の後に僕らも食べさせてもらったが、やはり予想通りの美味しさだった。ケーキの見た目だけではなく、中身まで選ぶことができるのもHANZOYAケーキの魅力。1.5次会は苺と生クリームのショートケーキ、ベイクドチーズケーキ、クランチの3層。トッピングはミックスフルーツ、スポンジはノーマルにした。
サプライズ余興その1:僕を題材にした替え歌アカペラ
この日はサプライズを2本用意。1つはアカペラ時代の仲間との演奏。本来であれば公開したいところだが、何も知らない状態で見ると誤解しか生まないので割愛。その様子のみ、写真でお届けする。「え?俺Sだよ」「俺も」「俺も」
「え?じゃあ俺も」
「どうぞどうぞ」
自分で言うのも何だが、今回のボイスパーカッションは結構良かった。喉を既に痛めていたのでリムショットの音が小さかったこと、連続リムショットを打ち損ねたこと、ダイナミズムが弱かったことなど反省点は色々とあるが、久しぶりのステージは本当に楽しかった。新曲にチャレンジさせてくれたメンバーのみんな、本当にありがとう。
最後に夫婦とバンドメンバーで記念撮影。全員白メガネ、1名全身タイツという写真だけでは一体何をしたのかさっぱり分からない余興となったが、妻はこの時披露した曲がとにかく気に入ったらしく、毎日のように口ずさんでいる。
この余興から派生してフリー素材が生まれたので、こちらも載せておく。メンバー大喜びだったことは間違いないが、この油揚げ、結局本人たちも意味はよく分かっていない。
ぱくたそフリー素材に、「なかなかアプリが起動しないと思ったら油揚げだった」など、油揚げサプライズ写真を7枚追加しました。 #ゴリミーヨメミー ('A')っ|https://t.co/TiaWuytYIY pic.twitter.com/SDO5OzxfX3
— すしぱく (@susipaku) 2016年7月11日
サプライズ余興その2:「100万回のI Love You」
2本目は僕がボイスパーカッションではなく、リードとして歌うという余興。歌のサプライズなんて普通なのでは、と思う人も多いかもしれないが、僕はアカペラにおいて基本的にボイスパーカッションに強いこだわりを持って練習に打ち込んできたため、歌唱力も無ければ音程も不安定だ。幸いにも僕は歌うこと自体は大好きなので、自分の結婚式において1曲練習して披露するのもいいのではないかと思い、今回友達に協力してもらって実現した。
選んだ曲はRAKEの「100万回のI Love You」。妻の好きな曲や聞きたい曲を選ぶべきという考え方もあるかもしれないが、歌は歌うときに込められる気持ちが大事だと強く思っているので僕自身の妻に対する思いが最も近く、最も気持ちを込められそうな曲として選んだ。
待機中の僕と大川さん。明らかに先ほどの余興の時よりも緊張している。
サプライズ、スタート!全ての余興の前には映像を用意し、どちらも@kymtgtが制作してくれた。自分自身の結婚式も近いのに作ってくれてありがとう!
まずはランプを贈呈!これは妻の名前に因んで手作りしたもの。当日はそれほど大袈裟な反応はしてなかったが、実は結構喜んでくれていたようだ。
さて、ここからが僕にとってのクライマックスであり、1.5次会としての最終章!企画の趣旨を説明する僕。
そして歌い出す僕。気合いが入りすぎて顔が強張っている。でも気持ちを込めて歌っているのでお許しを!以下、写真でお楽しみくださいませ!
この曲は先程一緒に歌ったアカペラメンバーにピアノを加えて7人でお届け!ピアノを伴奏してくれた@yuumiyは仕事の合間にわざわざスタジオを取って練習してくれるなど多くの時間を割いてもらった。ありがとう!僕の憧れだった楽器とアカペラのコラボも実現できてとても満足。
演奏後、コメントを求められた妻はコメントに困っていた様子で、僕とは対照的に控えめな性格をしているため少し困らせてしまったかと思っていたが、帰宅後、大粒の涙を流しながら喜んでくれたので正直ホッとした。歌っている最中もなかなか目を合わせてくれないなあ、と思っていたが、どうやら目を合わせたら泣きそうで人前で泣きたくなかったからそうしていたらしい。まあ、結果オーライということで!
一生に一度の結婚式、支えてくれたすべての人に感謝
結婚式を終えて1週間が経った。もう既に遠い昔のことのように思える。
結婚式はとにかく大変だが、同時にこれほど大きなイベントを多くの人と一緒に作り上げるというのは大学を卒業して以来無かったように思える。何よりもみんながみんなとにかく協力的で困った時には付き添ってくれたり、必要なものを用意してくれたり、機転を利かせてベストな流れに組み替えてくれたり、とにかく感謝してもし切れない。当日、僕と妻が主役だったかもしれないが、僕ら2人が主役であり続けることができたのも多数の友人が支えてくれたからだと信じて止まない。関わってくれたみなさん、本当に、本当にありがとうございました。
そして、最後にこの日を迎えるにあたって毎日のようにメールや電話でやり取りをし、当日のギリギリまであらゆる調整をして下さった小林さん、杉浦さんを中心としたHANZOYAスタッフの皆様。本当にありがとうございました。
実は会計を終え、タクシーで帰ろうと1階に降りたところ、当日関わってくれたスタッフ全員に加え、1番最初に対応してくださった専務取締役の加藤さんが拍手で迎えてくれたのだが、完全に予想外の出来事で大号泣寸前。なんとかその場は耐え抜き、帰りのタクシーで大号泣だった。
毎週末のように挙げられるだろう結婚式のうちの1つでしかないのに、まるで僕らしかいないかのように手厚いサポートを常にしてくれたスタッフのみなさん。結婚式を終えてみて気付いたのは、僕らが選んだ結婚式会場の最大の魅力はその場で働いているスタッフの皆さんだったということ。だからこんなにも素敵な結婚式ができたんだな、と。
HANZOYAには過去に結婚式を挙げた夫婦からの色紙が多数並ぶ。新年の挨拶のはがきも多数贈られてくるらしい。その理由がよく分かった。僕らもきっと来年出すに違いない。
友人、スタッフ、家族。支えてくれたすべての人に感謝。僕は生涯の伴侶と素敵な家庭を築き上げることを、ここに誓います。