メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

切手大に世界の全書物を記録可能

新たに開発された1万分の1ミリ四方程度の大きさの素子。1キロバイトに相当する160単語の英文が記録できる=デルフト工科大提供・共同

オランダ・デルフト工科大のチームが開発

 超小型の素子に膨大な情報を盛り込める記憶装置を開発したと、オランダ・デルフト工科大のチームが18日付英科学誌ネイチャーナノテクノロジー電子版に発表した。面積当たりの情報量は現在のハードディスクの500倍で、理論的には、切手ほどの大きさで世界の全ての書物を記録できるという。

 チームが開発した素子は、コンピューターで扱う最小単位の1ビットの情報として、原子1個の配置の違いを利用する仕組み。銅の基板の上に塩素の原子が整然と並んでおり、1万分の1ミリ四方程度の大きさに、160単語の英文(1キロバイト)の情報が記憶できた。

(共同)

毎日新聞のアカウント

話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. 風知草 浮かれてられないよ=山田孝男
  2. 北朝鮮 弾道ミサイル3発 日本海へ発射 「スカッド」か
  3. 菜々緒 「水着になりたい」海の家セレモニーに乙姫の衣装で登場
  4. プロ野球 金本阪神 また最下位…鳥谷二塁トス緩く「まあ出たわね、きょう」
  5. ドイツ ナイフの男 列車で乗客襲う 4人重軽傷

編集部のオススメ記事

のマークについて

毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです

[PR]