大人になって忘れかけてた大好きなこと。
モノは減らしても、好奇心やワクワクには、いつでも前のめりでいたい!
そう思っています。
だって、私にとってモノを減らすなんて、プロセスに過ぎないし、必要なもののためにそぎ落としてるわけだし、楽しいことまで断捨離したら生きてる意味ない。
そう思っています。
とはいえ、好奇心の数だけいろんな趣味や習い事を始めると、あれこれお道具が増えるのも事実。そこで、最近道具のいらない趣味を思い出したというわけ。
それは「歌うこと」
思い出させてくれた最初のきっかけ
お正月に実家で甥っ子と一緒にTVで通信カラオケを歌ったら、父親に言われた一言。「えー、歌上手いね」と。
そして2ヶ月前。
仕事の会議で取引先に向けての勉強会で講師をした後、飲みの席で突然参加者のおじさまに話しかけられた一言。「あなた、カラオケ得意でしょう?僕にはわかりますよ、ほほほ」と。
確かに歌うのが大好きです。これを読んでる方にも、歌うことが好きな人は多いのでは?
思い起こせば、小さい頃や10代の頃は、学校の休み時間に、学校帰りに、家でもしょっちゅう歌を歌い、妹を観客に仕立て上げたなんちゃって「ジャイアンリサイタル」をよくやっていました。
でも、年月とともに歌を歌う機会は減り、カラオケに付き合ってくれる友人も限られてきて、歌を歌う機会は減ってきています。
2つの海外TV番組
そんな私が今年になって見始めた、ワクワクする海外番組を2つ紹介します。
1.The Voice
The Voiceはアメリカのオーディション番組。でも普通の歌番組と違うのは、まず審査員は、ステージに背を向けた椅子に座り、出場する一般人の歌を、その歌声のみで判断するのです。
ザ・ヴォイス!歌に宿る魂の力 椅子が回転した時は感動の激震が体を貫き鳥肌が立ち歓喜の涙が溢れ出す - Spotlight (スポットライト)
オーディション番組はつい「見た目で判断しがち」なところを、歌のみで判断するのは、人種も肌の色も様々な人が集まるアメリカらしいですよね。
ファレルウィリアムスやクリスティーナアギレラといった超豪華審査員は、良いと思った歌い手にボタンを押し、最終的には候補者と審査員がチームを組んで歌の特訓をして、チーム対抗バトルをしていくというのもとても斬新です。
特に好きな動画は、こちらのジョーダンスミスさんの回。審査員のグウェンステファニーが、歌と外見のギャップに驚き、感激してハグするシーンが印象的です。
ジョーダンスミスさんは、その後メジャーデビューもしていますが、とにかく歌が上手いです。
もう一つは男女ペアになって同じ課題曲を歌い上がら対決するのですが、ファレルウィリアムスが率いたこのペアの表現力には圧巻!
マービンゲイとタミーテレルの名曲を、一緒になって歌いだしたいくらい、気持ち良い歌声で、全身で音楽を表現しています。
2.Say It In Song
Say It In Songは海外の新感覚リアリティー番組。
視聴者が、ふだん家族や恋人、友人に言葉ではうまく伝えられない気持ちを、歌に乗せて伝えるというもの。
MTV協力もあって、日常が突然フラッシュモブのような、エンターテイメントショーに早変わりする楽しさがあります。楽曲もテイラースイフトやブリトニースピアーズ、マルーン5など有名な歌が出てきます。
現在はMTVとhuluでしか見ることができませんが、海外ドラマGleeなどが好きなら見てみるのも良いかもしれません。英語の勉強にもなりそうです。
道具なしで楽しむということ
どちらの番組も、共通しているのは歌や音楽を通じて、みんながハッピーになるということ。歌う人も、聞く人も、観る人の心も動かす音楽の持つチカラは偉大です。
アカペラでハモることも、ボイスパーカッションも、ビートに合わせてラップすることも、楽器という道具なしに、声や音、言葉で表現します。
音楽に限らず、ヨガでも、太極拳でも、道端に咲く木や花の名前を調べることや、星空を見ること、俳句に大喜利だっていい(笑)。
道具を持たずに楽しむ知恵って、日常に転がっていると気付かされます。
使いやすく良い道具、教わるのに適した環境、わかりやすい資格、そうしたものも勿論必要なことではあるけれど。
何事も、お金をかけて道具を揃えて、自分で自分をお膳立てして、ようやく腰をあげる…という今までのルーティンを見直して、「もっと枠にハマらずに、考えたり、工夫しよう。歌でも歌いながら気楽にね。」と言える自分でありたいなぁと思っています。
皆さんにも持たない趣味、ありますか?
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