独 列車でおの振り回しは１７歳難民少年 ４人けが7月19日 9時02分

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ドイツ南部のビュルツブルクの近くで１８日夜、走行中の列車の中で男がおのを振り回して４人がけがをし、地元のメディアによりますと、男はアフガニスタン出身の１７歳の難民の少年で、駆けつけた警察官に射殺されたということです。

ドイツ南部のビュルツブルクで、１８日午後９時すぎ（日本時間の１９日午前４時すぎ）、走行中の列車の中で男がおのを振り回して乗客に襲いかかりました。
地元の警察によりますと、３人が重傷で１人が軽いけがをしていて、容疑者の男は列車から逃げようとしたところを駆けつけた警察官に射殺されたということです。
地元の州政府の関係者は複数のメディアに対し、容疑者の男がアフガニスタン出身の１７歳の難民の少年だったとしています。
少年はアフガニスタンから１人でドイツに入国し、未成年の難民向けの施設で暮らしていましたが、２週間前にビュルツブルクの近くに住む家族に引き取られたということです。
事件当時、少年は何かを叫びながらおのを振り回していたということで、警察で動機などを詳しく調べています。