2016-07-15

うちは外食が出来ない家庭だった

金銭的に余裕がなく、外食が出来ない家庭もある、と聞くと、

私は普通の家庭に生まれてよかったなと思っていた。

月に何度も家族外食をしていたから、平均、もしくは平均以上の暮らしぶりだと本気で思っていた。

社会人になり、少し良いご飯を食べるようになると、

自分が今まで思っていた「外食」は、本物の外食とは違うのだと気付いた。

うちの外食は、一人当たり1000円を超えたら高いと感じてしまうような範囲のもので、

ほとんどいつも、全国展開しているチェーン店だった。

銀座家族で行ったとき、たくさんのメニューの中から一番安いものを注文する父が悲しかった。

ファミレスで安いものを選ぼうとするのは、普通のことだと思っていたが、

改めて思い出すと、なんだか悲しい。

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    拝金主義・消費社会に脳が侵されている記事。

  • http://anond.hatelabo.jp/20160715234435

    たぶん増田が子供の頃感じていた「余裕のない家庭」で育った俺参上。 子供の頃、外食なんて本当ファミレスですら出来なかった家庭だったので、 いい歳こいて、未だに、食事にご飯...

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