腰痛にとにかく困っていた
実は高校生の頃からかなりの腰痛に悩まされてた。
もともと椅子の座り方の姿勢がめっちゃ悪くて猫背気味で背中をイスにもたれる姿勢に慣れてたんだよね。こんな感じ↓
出典:http://www.shisei-kaizen.com/sitting.html
めちゃくちゃ若いうちは良かった。若さでどうにかなった。あのころは無敵だった。でも、そんな酷使した身体が徐々に悲鳴を上げ始めてきた。
特に症状が出始めたのは大学生になってから。
例えば、1日外で買い物してるとお昼くらいにはだんだん腰が痛くなってくる。そしてさらに痛みが増して最終的には・・・
もう、ムリ!
腰痛が痛すぎてその場に座り込んでしまう有り様。友達にも迷惑かけたし、彼女とかできてもちょっと休憩していい?って気を使わせてしまう始末。ホントただ歩いてるだけなのに、いやむしろそんなに歩いてないのに。
なんか分からんけど、とにかく腰が痛い!!
我ながらまだ20代なのに・・・身体はおじいちゃん並み。あーなんでやー、情けないわー。
それからというもの、長時間外で活動すると必ず腰が痛くなった。もうリアルに外出恐怖症ってやつですよ。もちろん、ずっと家にこもってるのは苦手で1日1回は必ず外に出たいし、なんなら旅行とかアクティビティとか沢山やりたい派。
この最悪な悩みは大学生以後ずっと続いた。
腰痛の原因を探しに病院、整骨院、カイロプラクティックへ
腰痛に悩む人なら誰もが始めに思いつくのが病院(外科)、整骨院、整体(カイロプラクティック)の3つだと思う。僕も当時は腰痛になったけどまったく原因も分からなかったし、でも原因とか治療法とかあるなら絶対に知りたい。とにかくこの憎たらしい腰痛を治したい。
なので病院、整骨院、整体のすべてに行ってきた。
全部行けば間違いなく原因も分かるだろうし、もしかしたら改善するかもしれない。そんなうっすらとした期待を胸に秘めてた。
でも結論からいうと、原因は見つかったけど完全に治ることなかった。
それよりも大きな収穫だったのは、この3つの場所へ実際に行ってみて分かったことがあった。それは症状を自分たちの専門分野で解決しようとするってこと。
以下に外科、整骨院、整体に行ったときの詳しい診断とか実際に受けた対処法などを以下にまとめてみる。
病院(外科)の腰痛診断
外科での診断結果は「骨の歪み、すり減り」だった。
まずレントゲンを撮ることに。写真を見て骨が右側に明らかにゆがんでることが分かった。そもそも身体のバランスが悪いってことが丸見えな感じ。
それから骨の一部が若干すり減って薄くなってて、上半身を支える力が弱いってことが分かってきた。めっちゃ貧弱。
対処法は骨自体をまっすぐにはできないので、腰にヒーターあてて温感湿布を貼ってとにかく温めて痛みを和らげるという超応急処置。
とにかく骨に歪みがあって、姿勢が悪くて骨がすり減ってるっていうことだけ分かった。
整骨院の腰痛診断
僕が行った整骨院の診断結果は「腰痛」だった。そのまま。
腰痛で悩んでいることを伝えるとそのままベッドへ。とにかく腰のあたりを揉みまくって腰痛を和らげる対策。シンプルながら、原因が一体なんなのか?何が原因なのかについてはそれほど詳しく教えてはくれなかった。
もちろん、コスパは良く初診で一回目500円というリーズナブルな値段設定だけが輝いていた。
整体の腰痛診断
整体での診断結果は「骨盤の歪み」だった。
基本的に始めの数十分は身体の揉みほぐしから始まって、身体をヒーターの近くで温められ、コリをほぐした後に施術を開始。僕の姿勢を見て歪んだ部分を見つけてポキポキならされていく。
ここで衝撃の事実が判明。それは「他の人よりも骨盤が小さい」ということだった。実はこれが僕の腰痛の一番の原因だったことが分かった。
そして整骨院のことについても教えてくれ、整骨院はねんざを治す場所だというふうに教えてくれた。
つまり、整骨院で僕は直接言われてはないけど「ねんざ」だと診断されていたようだ。
以上、3つの各所の診断結果をまとめてみるとこんな感じになった。
- 病院=骨のゆがみ
- 整骨院=ねんざ
- カイロプラクティック=姿勢のゆがみ、骨盤のズレ
そう、もう診断結果はあらかじめ決まってるみたい。
たとえねんざじゃなくても、整骨院に行った時点で腰痛をねんざとして治療を受けることになってしまう。
つまり、患者が持っている症状を自分たちの分野で診断してその原因に当てはめて治療する。だから、自分が全く原因が分からないままだと間違った診断をもとに間違った方法で治療を受けてしまうことがあり得るってこと。
自分の腰痛がねんざなんてあり得ない。でも、整骨院では僕の腰痛はねんざ治療になってしまう。
もちろん、ほぐされて若干痛みがなくなるかもしれない。でも本当にねんざじゃない限り、根本的な腰の痛みはずっと改善されないまま。一生揉みほぐしていくしかなくなる。
つまり、3つの院に行って分かったことは自分の腰痛の原因は何なのかを自分自身が知る必要があるってことでも全然そんなこと分からない。
僕の個人的な腰痛の原因は骨盤の小ささだった
さっき言ったようにカイロプラクティックでわかったことなんだけど、僕は人よりも骨盤が小さいらしい。178センチメートル、体重63キロの自分の体を支える骨盤は他の人よりもかなり小さいらしい。これが肉付きにも関係あるらしく、食べても太らない原因の一つだって言われた。
この写真で言えば一番左の体型に該当する。本来であれば真ん中の人が持つ骨盤の大きさくらいが必要。
もともと腰を支える骨盤自体が小さくて十分に支えられないから、腰の筋肉を使ってその部分を補おうとしてるってことが分かってきた。
つまり、僕の腰痛の原因には単純に筋肉疲労と疲労しやすい姿勢の悪さだってことが分かった。
僕自身の腰痛についてまとめるとこんな感じ↓
・自分の背骨が若干右に歪んでいること
・股関節がとにかく硬い
・骨盤がズレている
・腰を支える筋力が低い
この4つを改善する方法を探す必要があった。
カラダを支える筋力と体幹力に解決策を見出す
ある程度の原因がつかめたところで、じゃあ一体どんな方法が僕の腰痛に効くんだろうといろいろ調べていたらこの本に行き着いた。色んな方法を探した中でも、とにかく効果抜群だった。
▶︎DVD付き カラダをリセット+体幹力UPのコアトレーニング
こんな方が監修してる↓
腰痛でマッサージに行くぐらいだったら、本1冊ぐらい安いもんですわ。
この本の中にある腰痛を改善するためのキーワードは2つ。
それは「バランス」と「軸」
もともと僕は腰まわりに肉がつきにくく、したがって筋肉も付きにくかった。だからこの二つが自分のカラダに決定的に足りてなかった。
肩こりや腰痛の原因の多くも筋肉バランスの崩れ。筋肉が効果すれば血流は悪くなるし、背骨や骨盤が歪めば腰への負担は増す。しかしストレッチで筋肉を緩め、体幹トレでバランスよく再構築すれば、それら諸症状も改善される。 6ページ抜粋
この本で徹底されていたのはシンプルに2つのこと。
・ストレッチ
・体幹力のアップ
とにかく骨盤周りが硬いこと、腰を支える筋力が足りていないっていう原因にかなりマッチしていると思った。
木場克己さんの体幹トレーニングは効果絶大! 1日1分で「筋肉疲労」「関節の痛 ...
それから、腰痛持ちの人はだいたい骨盤周りがかなり硬いらしい。僕もかなり硬い。だからとにかく骨盤の柔軟性を上げるのも効果的だと言われた。開脚をゆっくり確実にできるようになるために参考にしているのがこの動画↓
【Online GiNA】体が硬い人でも必ず開脚が出来るようになるストレッチ方法(泉栄子先 ...
最初は足の筋がめちゃくちゃ痛くなるしこんなに広がるかよ!ってマジで嘆いてた。でも整体の先生からポイントは毎日、少しずつやることって言われたので頑張って続けた。
体幹トレーニングとストレッチをやって身体に起きた変化
体幹トレーニングとストレッチをやって実際に感じた変化のようなものがあった。具体的にはこんな感じ。
- ドアを開けるとき身体がブレない
- 押されても倒れる気がしない
- 身体のバランスがよくなった気がする
- 腰痛になりにくくなった
まず、ドアの開け閉めのときに一番実感。腹筋も確かに付いたけど、身体全体が全くブレなくなった。これが一番の驚きだった。
そしてついに街を1日歩いても腰痛になることが少なくなった。ただ、やっぱり毎日の継続が大事みたいで1ヶ月くらいサボると腰痛が再発した。やっぱ継続って大事。
ということで、もし僕と同じように1日外を出歩くと腰が痛くなってしまう人がいたら体幹トレーニングと骨盤のストレッチを是非試してみてほしい。
ということで以上、最後までお読みいただきありがとうございました。