もりや食堂 ~福島県二本松市根崎~

二本松市ではレジェンド級の老舗食堂「もりや食堂」さんに初詣して参りましたo(*^^*)o カーナビに電話番号検索でお店の場所を設定して行ったら、ナゼか微妙に違う場所に誘い込まれて、Google Mapで再検索するといったハプニングがありましたが、辿り着いてみたらとっても分かり易い場所でした( ̄▽ ̄i)ゝ

もりや食堂

訪問したのは既にお昼時を過ぎていたので、初代ご夫妻がお寛ぎ中のところでした。 お店は新築のピッカピカでしたので、きっと後継者もおられる事でしょう(o^-^o) 空調も整っていて、とても過ごし易かったです。

「かつ丼 (880円)」

もりや食堂 かつ丼

この「かつ丼」こそが、城下町・二本松市でもオンリーワンのソース味の煮込みカツ丼ですヽ( ̄▽ ̄)ノ そのウワサをかねがね聞いていて、ボクも早く食べてみたいと思っていたのです。 とても幸いなことに、日曜日も営業していて、しかも通し営業という好条件! ありがたや♪ありがたや♪( *´艸`)

蓋を開ければ、確かにウスターソースの香り立ちが届きます。 でも、想像していたよりもずっと穏やかです。 溶き卵はしっかりと煮固められていて、とても端正な姿です。

もりや食堂 かつ丼

はやるキモチに突き動かされて、早速頂いてみると・・・

おぉ~?!これはウマいじゃないですかっ!O(≧▽≦)O

甘じょっぱい醤油ベースで出汁の効かされた丼ツユに、ウスターソースがブレンドされているようです。 よって、和出汁の旨味が下支えになっているところに、ウスターソースのスパイシーさとビネガーの酸味がディテールアップに大活躍しているように思えます。

もりや食堂 かつ丼

共添えのワカメスープを一口頂いてまた驚きます(〇o〇;) ラーメンのベーススープが用いられているのは良くある事ですが、「もりや食堂」さんのそれは、ガチでニボシも効かされています!

動物系素材は豚ガラでしょうか? ニボシの味香も明瞭なのですが、そのインパクトに押しきられないだけの旨味がちゃんと整っていました。 これはラーメンも期待大ですね!

そんな口直し効果もあって、柔らか目とは言えウスターソースのパンチの効かされたかつ丼が、ことさら美味しく食べ進められます。 豚ロース肉は脂身少な目ですが、とても柔らかく歯切れます。 衣は薄付きでしっかりと丼ツユを纏っていますが、お肉からヘロヘロに剥離する事もなく、最後までお肉と共にありましたΨ( ̄∇ ̄)Ψ

もりや食堂 かつ丼

丼ツユの染み入った玉ネギは、どちらかというと和出汁の味がメインです。 これはもしかすると、合わせ調味料にしないで、丼ツユで玉ネギをある程度煮てから、ウスターソースを合わせているのかも知れません。 だからスパイシーさや爽やかな酸味が伝わり易いのかも。

お肉の目方は、多分150g位かと思いますが、あまり濃すぎない丼ツユが、絶妙に白飯に回っていて、白飯の方が先に食べ進められてしまいそうな感じで、とんかつのボリュームに不満は感じませんでした。 ってか、並盛りのままで充分に満足出来ました(*^▽^*)

店内には明治43年に撮影されたという、ご当地の「二本松提灯祭り」の様子が写された大きなポスターがありました。 写真愛好家としても興味のあるところでしたが、何よりも当時の太鼓台の様子や街並み、人の暮らしぶりなどが読み取れる素晴らしいプレゼンテーションです(*'ー'*)

他にお客様が居なかったので、初代ご夫妻から写真の撮影された場所や、根崎の太鼓台の昔話など、大変興味深い話を聞かせて頂きました。 流石は城下町・二本松ですo(^▽^)o




もりや食堂
福島県二本松市根崎1-158-3
電話;0243-22-1786
営業時間;11:00~19:00
定休日;水曜日(月1回月曜日)
駐車場;店舗敷地内に5台ほど、店舗左隣に指定駐車場あり


 

高林寺の紫陽花

先週の事ですが、そろそろ紫陽花のコンディションも厳しくなり始めたよ?って話で背中を押されて、二本松市のあじさい寺「高林寺」へ、今季初の紫陽花撮影に立ち回りました。

高林寺 #1
[2016/7/10 高林寺 #1]  <↑ Clickで拡大>

幸いにしてまだ結構大丈夫でした(*^▽^*) 前週の雨が効いていたのかも知れません。 この日は良く晴れ渡っていて、真昼は陽射しが強すぎますので(体力が奪われるからww)、夕入りの頃に行ってみました。

高林寺 #2
[2016/7/10 高林寺 #2]  <↑ Clickで拡大>

「高林寺」の駐車場に車をデポして降り立ったら、二本松市の市街地よりも確実に蒸し暑く感じられました。 マクロ的な気候の違いはあるのかなぁ~と思いつつ、紫陽花小径へと踏み入れたら、スッと気温が下がったのが肌を通して伝わって来ました。

高林寺 #3
[2016/7/10 高林寺 #3]  <↑ Clickで拡大>

きっと1℃にも満たないような微妙な違いだと思うのですが、ボクらの躰はソレをちゃんと感じ取れるようです。

高林寺 #4
[2016/7/10 高林寺 #4]  <↑ Clickで拡大>

高林寺の本堂広場の片隅にあった白い紫陽花は、小振りな花がミッチリと密度の高い手鞠紫陽花でした。 キレイな咲き加減で健全な美しさが見事でした。

高林寺 #5
[2016/7/10 高林寺 #5]  <↑ Clickで拡大>

時折陽が射し込んだり、また陰ったりと、流れる雲で光の塩梅がコロコロと変わりました。 空を見上げて雲間から陽の光が射し込んでくるタイミングを図りながらの撮影もまた楽し♪

高林寺 #6
[2016/7/10 高林寺 #6]  <↑ Clickで拡大>

道路向かいの斜面の紫陽花は、またジリジリと株数を増やしているように思えました。 小さな菖蒲池は、今年は手入れされなかったのか、干上がって雑草が生えているだけでした。
 

とんこつらーめんHAJIME ~福島県郡山市安積町荒井~

久しぶりに「とんこつらーめんHAJIME」さんを訪問しました。 店主・本田さんの姿は無く、女性二人によるオペレーションでしたが、全く遜色なしの仕立て上がりです。

そう言えば調理にあたっていたのは、猪苗代店の店長さんだった女性ではありませんか! 道理でお手の物な訳です(o^-^o)

「HAJIMEらーめん (702円)」

とんこつらーめん HAJIME HAJIMEらーめん

乳白色の豚骨スープには、背脂が振られています。 でもこれが全く脂っこさとか、後味の諄さにならないんですね。 豚骨ながらも、豚臭をほとんど感じさせない、大変洗練されたスタイルに変わりはありません。

とんこつらーめん HAJIME HAJIMEらーめん

載せモノは茹でモヤシ、刻み青ネギ、キクラゲ、豚バラチャーシュー、そして海苔と過不足のない顔ぶれ。 卓上にはニンニクとクラッシャーがあり、好み次第で投入可能です。 白ゴマ、紅生姜、粗挽き黒コショウといった薬味・香辛料が揃っています。

とんこつらーめん HAJIME HAJIMEらーめん

最近は細切りタイプのキクラゲと手合わせしていなかったので、コリコリッとした歯触りの楽しさは格別です(o^-^o) 豚バラチャーシューは薄切りとされていて、醤油味の染み入ったそれは、スープで温められてトロトロに崩れてしまうほどの柔らかさです。

非乳化タイプの豚骨スープは、どちらかと言えば軽量タイプながら、良く炊けたスープから感じられる極味があり、淡口醤油のブレンドされた塩ダレの効き具合も調和しています。

乳化していないのに、滑らかな舌触りはクリーミーさを感じさせるもの。 少しばかり粗挽き黒コショウを加えると、程良く締まりのある味わいの中から、フワリと甘味が浮き上がって来ます。

とんこつらーめん HAJIME HAJIMEらーめん

特注の委託製麺による低加水タイプのストレート細麺は、ザクッとした歯切れの食感が最後まで楽しめます。 この硬質感のある歯触りに、たっぷりとスープを絡めて口の中に持ち上げるさまは、最近ではあまり見られなくなってきた気がしますが、改めてその美味しさを噛み締めました。

「ちょい辛とんこつ雑炊 (157円)」

とんこつらーめん HAJIME ちょい辛とんこつ雑炊

最近は替え玉に代えて、雑炊仕立てでスープを最後まで楽しみ切っています。 白飯にキムチと刻み海苔、ネギが散らされただけの“追い飯”なのですが、このキムチが旨味たっぷりのデキた代物なんです。

とんこつらーめん HAJIME ちょい辛とんこつ雑炊

オキアミや貝類などの素材が仕込まれているのか、スープにドボンして頂くと、豚骨魚介スープっぽくなるからまた楽しいですΨ( ̄∇ ̄)Ψ この雑炊スタイルはお薦めです!




とんこつらーめん HAJIME (HP)
福島県郡山市安積町荒井字北田24-2
電話;024(945)8545
営業時間;11:00~20:30
     ※スープが売り切れ次第閉店
定休日;ほぼ無休
駐車場;店舗敷地内に10台分程度


 

自家製麺 じゃじゃ。 ~福島県郡山市西ノ内~

この日は昼食を摂るのが遅くなったので、夜の部18時スタートの「自家製麺 じゃじゃ。」さんを、暫くぶりに訪問しました。

自家製麺 じゃじゃ。

丁度、鬼子母神神社の夏の例大祭が行われていて、その渋滞を嫌ってなのか、珍しく待ち無しでカウンター席に陣取る事が出来ました(o^-^o) ラッキ~♪

「つけ麺 並盛+豚肩ロースチャーシュー2枚 (750円+50円X2)」 ※味玉振る舞い頂いちゃいました(〃∇〃)

自家製麺 じゃじゃ。つけ麺 並盛+豚肩ロースチャーシュー2枚

荒ぶる漬け汁からは、ニンニク芳醇な香りと、醤油ダレの華やかな香りが放たれています。 分厚い油膜のお陰で、湯気も立たないのに、香りの伝わり方は異常に素早いです。

テッカテカの油膜の上に散らされたザク切りのネギは、熱々の漬け汁で瞬く間に糖化されて、シャクッと瑞々しい食感と共に広がるのは、辛味やネギ臭さでは無く、むしろ甘味の方です。

自家製麺 じゃじゃ。つけ麺 並盛+豚肩ロースチャーシュー2枚

漬け汁の中には角切りのバラチャーシューがゴロゴロと配されています。 漬け汁の強烈な濃い味わいが更に染み込んでいて、なまらしょっぱいのだけど、甘い脂身がカバーするという芸当があります。

今以てこのコンセプトには凄いの一言しか出てきませんヽ( ̄▽ ̄i) ニンニク、粗挽き黒コショウ、唐辛子といった香辛料を、旨味タップリのベーススープの中で開花させ、濃厚な醤油ダレの醸し出す味わいは“しょっぱさの極みで食べさせるつけ麺”と言われています。

自家製麺 じゃじゃ。つけ麺 並盛+豚肩ロースチャーシュー2枚

久しぶりに訪問してみたら低温調理の豚肩ロースチャーシューのトッピングが加わっていたので、迷わず追加オーダーしました。 しかもそのお値段ときたら、1枚50円という破格!

自家製麺 じゃじゃ。つけ麺 並盛+豚肩ロースチャーシュー2枚

美しいローズピンクの低温調理豚肩ロースチャーシューの盛られた麺丼は、一気に華やぐ美しさで驚かされます。 まるで生肉に近いような柔らかさで、舌の上でジワジワと肉汁が染み出してくるようなジューシーさがあります。

自家製極太麺は冷水締めされたところは、ゴリッとするような強靱な歯応えがありますが、熱々の漬けダレを潜ったとたんに、モッチリとした弾力のある食感に変身します。 この極度の二面性のある麺の面白さは格別ですヽ( ̄▽ ̄)ノ

自家製麺 じゃじゃ。つけ麺 並盛+豚肩ロースチャーシュー2枚

麺にも油膜が絡んでテッカテカになりますが、この油膜コートの作用で、濃ゆい漬け汁が絡み過ぎない仕掛けなのも凄いです。 振る舞って頂いた味玉は、ちょっと甘めの味付けで、これがなかなかホッとするような味わいになります( *´艸`)

漬け汁の丼の底から挽肉が出てきて、以前には無かった趣向だよなぁ?と思ったら、ベーススープの改善の折に使われる挽肉を、具材の一部として無駄なく還元したのだそうです。 弛まざる努力をしていますね!(>▽<)b




自家製麺 じゃじゃ。(じゃじゃまる)
福島県郡山市西ノ内2-19-12
電話;024-954-8606
営業時間;【昼の部】11:00~15:00 【夜の部】18:00~21:00頃 ※売り切れ次第閉店
定休日;火曜日、月一不定休あり
駐車場;店舗敷地内に2台分


大きな地図で見る
 

白水阿弥陀堂の古代蓮

いわき市にある国指定国宝建築物「白水阿弥陀堂」の池にある古代蓮が例年よりも早めに咲き始まったと言う事で、この時期としては初めて訪問してみました。

白水阿弥陀堂の古代蓮 #1
[2016/6/26 白水阿弥陀堂の古代蓮 #1]  <↑ Clickで拡大>

あちこち寄り道していたので、到着は夕刻になってしまい、既に古代蓮はその花を閉じてしまってました。 ちょっと残念( ̄▽ ̄i)ゝ

白水阿弥陀堂の古代蓮 #2
[2016/6/26 白水阿弥陀堂の古代蓮 #2]  <↑ Clickで拡大>

そんな中でも何とか駄賃になるところを探したつもりだったのですが、帰宅後にPCの画面で表示してみたら、蓮の茎に黒い物体?σ( ̄、 ̄=) なんだべなぁ~と思ったら、なんとアブラムシでした(ノд`@) ダメじゃん、オレorz

根付きの川鵜
[2016/6/26 根付きの川鵜]  <↑ Clickで拡大>

この日は根付きの住人・白鷺の姿は無くて、代わりに小岩の上を陣取っていたのは川鵜でした。 なんだか切ない撮影でした(´。・ω・。`)