菜々緒、中国マフィア殺し屋役で『土竜の唄』続編出演
俳優の瑛太、本田翼、古田新太、菜々緒が人気コミック実写映画の続編『土竜の唄~香港狂騒曲~』(12月23日公開)に出演することが18日、わかった。主演の生田斗真演じる玲二を追うエリート警察官役を瑛太、玲二のターゲットである凶悪な犯罪組織のボスの愛娘である奇跡の処女役を本田、キレると手がつけられないはぐれヤクザ役を古田、チャイニーズマフィアのヒットマン役を菜々緒が演じる。
【写真】裸でバイク…実写前作の過激な抗争シーン劇中カット
今作で描かれるのは、原作『土竜の唄』(高橋のぼる/週刊ビッグコミックスピリッツ刊)でも人気の『チャイニーズマフィア編』。香港を舞台に、極悪非道のチャイニーズマフィア撲滅任務に携わる潜入捜査官・菊川玲二に、巨大で凶悪な陰謀が水面下から襲いかかる。
前作に続いて、童貞を卒業済みの玲二を生田、玲二が唯一心から惚れ童貞を捧げた婦警・若木純奈を仲里依紗。さらに、上地雄輔、吹越満、遠藤憲一、皆川猿時、岩城滉一、堤真一も続投する。
新キャストの瑛太が演じるのは、警視庁組織犯罪対策部課長・兜真矢(かぶとしんや)。暴力団と警察の癒着の撲滅を訴え、正義と清廉潔白な警察のイメージを貫こうとする、頭脳派・人望アリ・ルックス良しのパーフェクトな若手エリート警察官。本田は、玲二の最終ターゲットである数寄矢会会長・轟周宝の愛娘・轟迦蓮(とどろきかれん)。可愛い見た目と裏腹に口が悪いじゃじゃ馬にして奇跡の処女。自分のボディガードになった玲二の事が気になる。
菜々緒は、玲二の前に立ちはだかるチャイニーズマフィア・仙骨竜のヒットマン胡蜂(フーフォン)。日本語も中国語も流暢に話す。古田は、鼯鼠(ももんが)一家組長の桜罵百治(さくらばももじ)。かつて数寄矢会に属していたが、とあることから轟周宝に破門されたはぐれヤクザ。キレると手がつけられなくなり、触れるものはみな破壊する暴走エゴイスト。
新キャストとの撮影現場について生田は「宮藤官九郎、悪乗りしたな~っていうくらい、笑った台本。前回以上の熱気と集中力を感じた三池組。おなじみの出演者の皆さんはもちろんのこと、新キャストの瑛太さんや古田さんとの立ち回り、女性陣とのあんなことやこんなこと、毎日がクライマックスのような撮影で、すべてが印象的な日々でした」と振り返る。
三池崇史監督は「ジェンダーフリーなガチバトル。恋の花が咲き乱れる潜入捜査のイバラ道。生田斗真がヤバい。いや、出演者全員がヤバい。とくに瑛太はマジでヤバい。古田新太はもともとヤバい。だからこの映画はヤバい」とコメントしている。