トルコ政府が、未遂に終わったクーデターの「首謀者」と主張するイスラム教指導者ギュレン師(77)が17日午前、滞在先の米ペンシルベニア州の自宅で朝日新聞などの取材に応じた。
自宅は、ギュレン師の関連する米財団が教育施設として所有する広大な敷地内にある。1年ほど前、ギュレン師の暗殺計画があるという未確認の情報があり、それまで住んでいた木造住宅から警備が行き届いたコンクリート製の邸宅に部屋を移したという。
監視カメラと門番が警備する正門を通り抜けて行くと、奥に邸宅が見えてくる。建物内に入ると、ギュレン師の部屋に通じる28人乗りの大型エレベーターが待っていた。エレベーター内で靴を脱ぎ、小さな教室ほどの広さがある客間に通された。
ギュレン師は足腰が弱いらしく、付き人たちに付き添われてゆっくり歩きながら現れた。体調がすぐれないとされるが、顔の血色はよく、通訳を交えて1時間ほど取材に応じた。
◇
ギュレン師との主なやりとりは以下の通り。
Q トルコ政府は、あなたが事…
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朝日新聞国際報道部
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