「自分はサラリーマンに向いていないかも・・・」
「なんで会社勤めはこんなに疲れるんだろう・・・」
「上手く周りの人達と馴染めない・・・」
悩んでしまいますよね?
ぼくもメッチャ悩みます。お互い生き辛い性格ですね。。。σ(^_^;)
そして、「幸せな人生って何処にあるんだろうか?」
家族がうつ病になってしまってから、そんな事を色々考える時間が増えました。以前から常に感じていた問題ですが、うつ病になってしまってからの真剣度合いはそれまでとは段違い^^;
やっぱり『厄介な病気』は生き方を考える上での転機になるのでしょう。
「どうすればうつ病やネガティブ思考癖の人でも幸せに暮らせるのか?」
この問いは、僕自身がこれからも向き合い続けるべきものでしょう。
今日は僕と同じように「会社勤めに向いていない自分は、一体これからどうしたらいいのだろう?」と苦悩している方へ、僕が諦めたモノ・僕がした決断をご紹介します。
結論から言うと夫婦揃って、日本を出てみる事にしました。
現在はビザ取得中で、手続きに不備が無ければ4ヶ月後には日本を発っています。正直、この決断は不安いっぱいで仕方ないですが、もう決めてしまったからには流れに身を任せる他ありません^^;まぁ、人生は大体なんとかなるものなので、今回もきっと大丈夫。そう自分に言い聞かせながら奮闘してみます。(無理だったら速攻で帰国するかも・・・)
そんな僕が感じた事、考えた事をここにまとめて置きます。同じ様に「会社勤め向いていない・・・」と、生き辛さを感じてしまっている方の参考になると嬉しいです^^
社会不適合体質はどうしようも無い?
「会社勤め向いていない・・・」と感じてしまう、社会不適合な方は一定数必ず存在します。『社会不適合』と言っても、不適合の種類は様々あるでしょう。
人付き合いが苦手な人。
資本主義社会が合わない人。
やりたい事が分からない人。
感性が独特過ぎる人。
誰かに強く依存してしまう人。
欲望が強すぎて何にでも満足できない人。
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ぼくの場合は『皆とワイワイ、ウェイウェイする事が一切できない』社会不適合者だと自分では認識しています。10年ちょっと社会に出て働いた経験でそういう結論になりました。飲み会とかカラオケなんか本当に苦手・・・翌日まで凹んだ気持ちを引きずってしまいます・・・なんか盛り上がっている場所に行けば行くほど『孤独』を感じてしまう体質のようです^^;
日本の会社勤めで大切なのはチームワーク。
皆と一緒に楽しくお互いを盛り上げながら仕事をするのがベストでしょう。
でも僕は「効率良く仕事をしてサクッと帰って、プライベートの時間を大切に使いたい」タイプの人なので、表面上で上手く立ち回ったとしても、心の底からはどうしても馴染めないんですよね。。。
そうすると、どういう事が起きるのか?
同じ場所に毎日通うのに息苦しさを感じます。
同じ時間に毎日起きて同じ時間に出社するのが苦しいです。
同じ人達と毎日会うのも心が疲れます。
同じ仕事を繰り返すのも退屈に感じてしまいます。
「職場の人間関係が最悪で、仕事自体にもやりがいを感じない・・・」
そんな業況であれば、自分が社会不適合者だと感じ無かったかも知れません。きっと「今の社会の方が間違っているんだ!」と外部のせいにしたでしょう。
でも現実はその逆。
職場の人達は本当に良い人しかいませんし(社交的でキラキラしてる)、今の仕事自体にも『自分の天職』だと自負できるほどに満足しています。(モノ造り関係のお仕事に従事)客観的にみても多分恵まれている方だと思うのですが、それでも日々の会社勤めに息苦しさを感じてしまうんですよね・・・何なんでしょうね?外部のせいにできない所がもう絶望的・・・^^;でも、きっと僕と同じ様に会社で悩みを抱えている人は少なくないと思います。
しかし、これって「生き方・感じ方」の問題なので、正直どうしようもない問題だと思います。
「人見知り」よりも「ボッチ」の悩みが深刻?
社会不適合というとコミュニケーションが苦手な「人見知り」がまず頭に浮かびますが、ぼくは人見知りの人ほど「会社勤めに向いている」と思っています。
誰だって初対面の人とは上手く話せなくてもしょうがないと思いますし、実際社会では人見知りだとしても、活躍できる仕事って沢山有るんですよね。(寧ろ大半はそう?)しかも時間が掛かっても一旦打ち解け合ってしまえば、仲間同士で楽しく暮らせるので、僕から見ればホント羨ましい限りです。。。
自分でも恥ずかしい事ですが、ぼくは割と今まで『ボッチ』で生きてきました。「誰かと一緒につるむ」という事が小さい頃から苦手だったんですよね。。。まぁ、成長するにつれ、仕事で支障がでない程度の社交性は身に付けられましたが、今でも昼食は自ら進んで『ボッチ』です・・・><
『会社に長年勤める』という視点に立てば『人見知り』よりも『ボッチ』の方がより深刻な悩みだと思います。
実際、ぼくは人見知りではないんです。。。ユーモアがある気が利く言葉は使えないですが、人前で緊張する事はありません。誰とでも当たり障りの無い事なら話せますし、大勢の前でプレゼンするのも苦に感じません。その代わり、家族ぐるみの付き合いをしたり、人を笑わせたりするのはホント苦手です・・・我儘ですが、週1で会う位の関係で仕事が出来ればベストだと考えています。(そんな都合の良い仕事ってある?)
人見知りではないけれど、毎日同じ人と合うと何を話せばいいか解らなくなる病。。。
このコミュニケーション障害が一番の悩みです。。。雑談が苦手というのが一番のコンプレックスの詰らない人間がぼくです・・・><
普通に雑談力が上がる系の自己啓発本も1冊買っていますが、結果、これは余り意味がないと悟ってしまいました。。。小手先のテクニックとか使っても余計悲しくなるだけだし。。。
『ボッチ』という響きは寂しずぎるので、ここで、ちょっと良い呼び方に替えさせて下さい。『一匹オオカミ』タイプと表現すればネガティブ過ぎず分かり易いですかね?きっとあなたの会社にも一人はいるでしょう。
【一匹狼タイプ】はサラリーマンに向いていない?
ぼくの認識では「一匹狼」タイプはこんな人↓
納得できない事をしたり、ただ単に皆と同調する事が苦手なタイプ。
「あいつ協調性が無いんだよな・・・」と思われているかもしれませんが、実は納得できる事であれば共同作業は全然ウェルカムな人がほとんど。仕事ですから、報連相など必要なコミュニケーションも当然きっちりやっているでしょう。まぁ、ちょっとビジネスライクでドライな対応かもしれませんが・・・^^;
そして、他の方の意見に論理矛盾があり、かつ、それを強制されそうな場合は立場が上の人にでも噛みつく事もあるのも一匹狼の特徴。そして、同調できるものがその組織になければ去っていく人も多いです。。。
しかし、社会や会社は基本的に矛盾だらけなので、どの企業で働いたとしても「自分。会社勤め向いていない・・・」と真剣に悩んでしまうのもこのタイプの人が多いと思います。やっぱり独立してフリーで活動するか、起業して自分でルールを創る側にならないといけないんですかね^^;?
【関連記事:一般的に一匹狼タイプはこんな評判のようです↓】
【飲み会の幹事タイプ】が羨ましい・・・
バリバリの外資系は分かりませんが、一般的な日本の企業では『飲み会の幹事をそつなく熟せる人材』が重宝され、広く求められていると思います。空気を読んで、周りのモチベーションを上げつつ結果が出せる人。中には昇進させたい人材として『飲み会の幹事タイプ』を求めている、と社内で堂々と表明している会社もあるかもしれませんね。
不確定要素の多い飲み会の幹事を上手に立ち回れる人は、今の時代、本当に日本企業での需要が高いです。『炎上したプロジェクトや矛盾だらけの局面でもチームを先導して結果を残せるタイプ』の人が往々にして多いんですよね。凄い能力だと思います。羨ましい限り。。。
『皆とワイワイ、ウェイウェイする事が一切できない』社会不適合者のぼくには飲み会の幹事はとても務まらないので、今後のキャリアを考えると「自分は会社勤め向いていないな・・・」「なんとかしなきゃ行けないな・・・」と、まじまじと感じて凹んでしまいます。。。
安定志向を諦めなきゃ幸せになれない?
多分将来は、定年が70歳位になるのかな?
そうすると今、30代の人は後30年~40年は働く事になりますね。
「会社勤め向いていないな・・・」と感じながら、そんな長い期間働く事を考えると、正直ぼくのメンタルは耐えられません。。。完全な無理ゲーです。
しかし一方で、「安定志向で今、働いている環境を変えるのが怖い・・・」 という気持ちも凄く良く理解できます。
今の若い世代は1990年代初頭のバブル崩壊後の「失われた20年」を生きてきたので上の世代の人達よりも安定志向の人が多いと感じています。ぼくも今まで「石橋を叩き割りながら」安全な道を探してきたタイプ。「なんか変だな?」と感じつつも敷かれたレールの上から脱線しない様、全力でエネルギーを消耗してきました。。。
でも、そろそろ限界かも。。。(´_`。)
「会社勤め向いていないけれど、楽しく働きたい」と考えてしまう時点で、安定志向は捨てる必要があると僕は感じました。安定志向のままでは何も変わらないでしょう。少なからず、環境を変える必要性はあると思います。
世の中には様々な社会や会社があるので、何処かに生き辛さを感じないで済む環境。生き辛さを感じなくなる位に成長できる場所。そんな場所が個々人にきっと存在するはずだと信じたいですね。。。σ(^_^;)
まとめ
何時までも苦悩するのも嫌なので、30歳を過ぎたこのタイミングで僕は「今までと変わらない自分」を諦めようと思います。 その為には環境を変える必要があると感じてしまいました。。。
この一年間、妻の回復を待ちながら。本を読んで勉強したり、週末に個人でお仕事をしたりした結果、生き辛さや不安感は少し減りました。「今以上の幸せは無い」と言い聞かせ続けてもみました。でも未だに「会社勤め向いていないな・・・」と感じて疲れてしまう事が多いです。今のままでは自分でもダメだなと分かっていたのですが、現状を変える勇気が有りませんでした。。。><
そんな折、
■仕事で良いご縁が合った
■妻のうつ病が大分良くなってきた
■自分の将来を考えたら良いタイミング
■夫婦揃って行ってみたい国だった
という機会に恵まれたので、冷静に考えると不安や恐れは沢山ありますが、挑戦してみようと思います。最初は当然苦労するでしょうが、違う文化に触れれば夫婦揃って「生き辛さ」を克服できるキッカケになるかもしれません。何より自分の年齢を考えると「思い切った事をする」にはきっと最後のチャンスでしょう。。。σ(^_^;)
まぁ、無理だったら帰ってくればいいだけですしね;;
「会社勤め向いていない、サラリーマンとか辛すぎ・・・><」
そんな気持ちをどう克服すればいいのか?ぼく自身答えはまだ分かりませんが、新しい一歩を踏み出してみます。(環境を変えても変わらないかもしれないですが・・・)
当然、人それぞれ答えは一つではありません。ただ、僕らの様に社会で普通に皆と楽しく働けないタイプの人は、色々な試行錯誤をして自分の気持ちと折り合いを付けながら働かないと、苦しくて息が出来なくなってしまうのでしょう。何とも厄介な体質ですね。。。(´_`。)
移住の詳細はまた今度書こうと思います^^
大分長文になってしまったので今日はこの辺で。
お互い自分の人生を大切に生きていきましょう◎
【関連記事】
carbon-family-life.hatenablog.jp