室蘭には
・新日鐵住金(製鉄)
・日本製鋼所(製鋼)
・日鋼日石(JX)(石油)
という3つの大きな重工業企業の工場があります。
今日は「室蘭港立大学」第4回として、その一つ「日本製鋼所」(通称「日鋼」)の見学に行ってきました
集まったのは80人以上(年齢層高し)。
見学会の流れ
見学会は
・講義
・工場見学(バス&徒歩(建物内))
・付属施設(瑞泉閣、鍛刀所)見学
という流れで行われました。
いざ工場見学へ
講義が終わり、皆ヘルメットを被ってバスで工場見学に出発!
(写真参照元:発電用一体型ロータシャフト | JSW日本製鋼所)(別ウインドー)
巨大な工場の中で作られる、何百トンもの発電所のローターなどの巨大な工業製品は迫力でした
今日は熱処理のラインが動いていなかったので、真っ赤な灼熱の鉄塊を見ることが出来なかったのは残念でした。
工場内の写真撮影は禁止されているので、写真はありません。
迎賓館「瑞泉閣」へ
「ガテン系工場」の見学を終え、ヘルメットを外して次に向かったのが「瑞泉閣」という迎賓館。
1911(明治44)年9月、大正天皇が皇太子時代に室蘭に来た際に、宿泊所として作られたそうです。
前回の港立市民大学で見学した「けい山苑」(同一ウインドー)に続き、まさに室蘭の二大迎賓館(違っていたらすみません)。
歴史的人物の書などが
建物の中には、伊藤博文、東条英機などの書が飾られていました。
なんかよくわかりませんがすごいです。
ここで晩餐が行われたそうです
ここが数々の要人が会食をしたという部屋。
居酒屋でプロ野球観ながら「豚足と焼酎」もいいけど、たまには、ちょっとオシャレなディナーもしてみたいわーー、などと思いました。
格が違いすぎますが。
鴨居には菊のご紋が
「鴨居」(?)には天皇家を示す「菊のご紋」がありました。
点景「象牙製の電話機」
廊下を歩いているとき、アイボリーの電話機がありました。
なんとそれは「象牙製」。
初めて見ました。
お次は刀制作所へ
次は、今も日本刀を作り続けている「瑞泉鍛刀所」へ。
刀鍛冶氏から説明を聞きます
まずは資料館で現在の刀匠「堀井胤匡(たねただ)」さんから刀作りの説明を受けます。
この時代に日本刀を作っているのはどんな「人間国宝」のような人かと思ったのですが、意外に普通の人で安心しました。
刀工になるためには、文化庁主催の作刀実地研修会で審査を受ける必要があり、現在300人ほどが現役で刀を作っているそうです。
刀作りの工房
これも実際に刀を作っているところは見られなくてちょっと残念でした。
派手に火をおこすところはやってくれました。
(私は見損ねましたが)
桑の実を見つけて大喜び
鍛刀所のすぐ外で、すごく懐かしい物を発見!
桑の実です。
子供の頃に学校の近くで見つけた桑の実をたくさん食べた思い出が蘇りました。
その時の記憶と同じ、甘酸っぱい味がとてもうれしかったです
終了は16時。
スーパーは今日はポイント10倍。
お酒などを買い込んで家に帰りました
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