競走馬2頭を銃で撃った疑い 牧場経営者を逮捕

競走馬2頭を銃で撃った疑い 牧場経営者を逮捕
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ことし2月、北海道新冠町の牧場で競走馬2頭が銃で撃たれて死んでいるのが見つかった事件で、警察は、この牧場の60歳の経営者がライフル銃で馬を撃ったとして、銃刀法違反などの疑いで逮捕しました。
逮捕されたのは北海道新冠町朝日にある「競優牧場」の経営者、榊明彦容疑者(60)です。

榊容疑者の牧場では、ことし2月、デビュー前の雄の競走馬2頭が銃で撃たれて死んでいるのが見つかり、警察は何者かが故意に撃ち殺したとみて捜査していました。

その結果、当時、みずから警察に被害を通報していた榊容疑者が、ライフル銃で2頭を撃った疑いが強まったとして、18日、銃刀法違反と動物愛護法違反の疑いで逮捕しました。

警察によりますと、榊容疑者は容疑を認め、「弁解することはない」などと供述しているということです。

榊容疑者の牧場については現在、破産手続きが進められているということで、警察は事件の動機や当時の詳しいいきさつを調べています。