皆さまは目玉焼きを上手に焼くことが出来ますか?
私は半熟の目玉焼きが好みでよく作るのですが、なかなかキレイに作れません。
ホテルの朝食に出てくるようなキミが真ん中にあって、白身がまんまるになった目玉焼きが理想なんですけどね。
朝の眠くて時間がないなかで一生懸命作ったのに失敗してしまうと、なんだか朝から気持ちが落ち込んできてしまいますよね。
せっかく素敵な1日が始まろうとしているのに、気持ちが落ちたまま出かけてしまってはもったいない!
そこで私は考えました。
どれだけ目玉焼きを失敗したとしても、元気になれる方法はないのか。と。
仕事や学校にそれぞれ出かけてしまう家庭にとっては、一緒に食べられる朝ごはんの時間はとっても貴重です。
それを目玉焼きがうまく焼けなかったせいで無言の食卓になってしまっては、将来的に「朝ごはんいらないから。」という危機的状況を招いてしまうかもしれません。
かといって忙しい朝に手の込んだ一品を作るのはとっても大変です。
目玉焼きと味付けのりとご飯とみそ汁。
このシンプルすぎるほどの組み合わせがまさに日本の朝食。
ここから納豆や鮭などのオプションが加わっていくわけですが、土台となる目玉焼きが崩れてしまうとオプションをいくらつけたところでテンションはあがりません。
育ち盛りのお子様が、本当はご飯を朝からおかわりする予定だったのに気持ちがのらず、「途中でセブンよってパン買っていこっと。」なんてことになると出費もかさんでしまいます。
プロジェクトX~挑戦者たち
かっぜのなかの~す~ばる~♪
忙しい朝でも手間がかからず、それでいて元気になれる方法はないのか。
幾度と重なる失敗を繰り返し、ついにひらめきました。
そうか!顔をつくればいいのか!
なんでここまで愛される料理なのに、今まで気づかなかったのでしょう。
ラテアートならぬ、目玉アートです。
しかも誰がつくっても簡単にできて、コストもかかりません。
日本中の朝を少しだけ元気にするかもしれない、目玉焼きアート第一号がこうして誕生しました。
ジャン!
そうです。
食卓にあった味付けのりを切って、目玉焼きのキミにのせました。
これだけでずいぶんと明るい目玉焼きに変化しましたよね♪
ですが。
学校に行くためにしぶしぶ起きてきたお子さんは、朝ごはんを食べるときにはまだ脳が完全に起きていません。
せっかく可愛らしい顔をつくったのに、脳が活発に活動していないせいでこれをゴミだと思ってしまうかもしれません。
朝から楽しくなって1日を過ごしてもらいたいのに、ゴミだと思ってよけられたら大変です。
ここはさらに改良を重ねて、どこからどう見ても顔に見えるようにしておきましょう。
ちょっとだけ手間をくわえて…
出来ました!
これでどこからどうみても「顔」にしか見えませんよね?
ええ、そうです。
スリムな体にするために、先に余計な白身を食べておきました。
これで家族がみんな笑顔で一日を過ごせるようになるはずなのですが、1つだけ注意点があります。
爪が長いネイルをしているかたや、緊張して顔を作るときに手がプルプルと震えてしまうかたは要注意。
せっかくうまく出来たと思ってもちょっと傷をつけてしまうと、
「お母さん、私の目玉焼きなんか出てる!」
なんてことになってしまうかもしれませんので、顔をつけるときは優しくつけてあげてくださいね♪
ただ、口からなんか出てるからってもう一度目玉焼きをつくるのはもったいないです。
もしも失敗して口から液体が出てしまったときは、思い切って口の部分ののりをはがしてしまいましょう。
イメージはニコちゃんマークです。
黄色い口でも十分笑顔が伝わりますので、思い切ってはがして…
イヤァァァァ!
うん。
あまりにも無残な姿になってしまったら、そっと自分のと取り換えておきましょう。
こんな感じで目玉焼きひとつも表情をつけると朝から楽しいですよね☆
髪の毛にみそ汁のワカメをのっけたりしてアレンジも可能ですが、あまりやりすぎると食べ物を粗末にしているイメージになってしまいますのでほどほどにしておきましょう。
あと、一緒にウインナーを焼いた場合は配置に注意してくださいねw
それでは今日も素敵な1日を☆