4歳男児がパトカーにはねられ軽傷 滋賀 長浜

17日夜、滋賀県長浜市の県道で4歳の男の子がパトカーにはねられて軽いけがをしました。警察はパトカーを運転していた24歳の巡査が前をよく見ていなかったのが原因とみて調べています。
17日午後6時ごろ、長浜市野瀬町の県道で近くに住む4歳の男の子が道路を渡ろうとしたところ、巡回中のパトカーにはねられました。男の子は腰を打ったほか右ひじをすりむくなどの軽いけがをしました。

警察によりますと、パトカーは定時のパトロール中で長浜警察署に勤務する24歳の男性の巡査が1人で運転していたということです。現場の県道は幅が3メートル余りで見通しはよく、当時、男の子は道路の反対側にいた祖父のところに駆け寄ろうとして事故に遭ったということです。

巡査は警察の調べに対して「子どもが道路の右側から走って出てきたのに気付いてブレーキを踏んだが間に合わなかった」と話しているということで、警察は、巡査が前をよく見ていなかったのが事故の原因とみて調べています。長浜警察署の田尾知仁副署長は「今後、職員への指導を徹底し、再発防止に努めます」とコメントしています。