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十人十色の生活。

ミニマムな生活を目指して。そうじや節約日々のことを書いてます。

「老後貧乏はイヤ!」を読んで気づいた、ミニマム生活とそうじをすることの価値

高所得でも貯められない

この本は「家計再生コンサルタントの横山光昭さん」が、日経新聞電子版に連載しているコラム「もうかる家計の作り方」の好評だったものを抜粋して本にまとめたものです。

本書の中では、高所得の人から、それほど多くない人まで実に様々な方の事例をもとに、いかに見直しをしたら、現在の収入で貯金ができるかということが紹介されています。

最初の事例が「年収が5000万円もあるのに貯められない家庭」の方から始まるのでなかなか衝撃的でした。

 

誰もが、高収入なら貯蓄はあるだろうと思いがちですが、現在はその考えはイコールではないということが、この本を読むとわかってきます。

これだけではなく、一般的な収入の事例もあるので、とても参考になります。

本の帯

片付けられないこととお金の関係性

一見、全く関係のなさそうな話が、実は密接な関係だったりする。

私は、以前一人暮らせる程度の収入はあるのに給料日前はギリギリの生活。

こんな状態がずっと続いていた私でしたが、そうじをして、ミニマムな生活をすることで貯蓄体質に変われました。

魔法も何も使っていません。ただ継続しただけです。コツコツ行っていただけです。

 

自分はどの事例かな

生活習慣とお金

たくさんの事例は、横山さんのアドバイスで家計の見直しを行い、貯金ができるようになっていく内容ですが、第5章118ページに横山さんが貯められない生活パターンのことで気になることを書いていたので引用します。

生活習慣はお金と密接な関係があるー聞いたことがある話です。

断捨離が流行った時。

片付けの法則が流行った時。

いつもお金と結びついていたはずです。

実際のところそれは当たっています。

例えば、冷蔵庫が汚い家庭では食費が高い。

理由は、どこに何が入っているかわからず、買い置きをしているにもかかわらず、調理をする時には新しい食材を買ってしまう。

結果、以前に購入したものは腐ってしまい食べられなくなってしまい、食材代が2重にかかる、、、。

たくさんの家計をコンサルしている横山さんがここを感じるということがすごいなと思いました。

実際、以前の私はこの文章のままの生活スタイルでした。

冷蔵庫の中には食材があるのに、無いと思い込んでいる。また、使い切ることが怖くて、さらに食材を買ってきては腐らせて捨ててしまうこともしばしばありました。

 

また、このようにも書いています。

玄関が汚いとか、部屋が汚いのも同じようなことが起こります。中略

家計面でも、整えないでいると、何に使っているのかわからない、無駄遣いしているつもりはないのにお金がない、というようなことが起こります。

要するに、家計を管理することができないと、物もお金も管理できないということです。

綺麗にすることは運気が上がる云々とか、まじない的で話ではなく、実際に改善されると家計の管理もできるようになる。

私が、そうじを初めて4年、ミニマムな生活を目指して1年半以上、自分が管理できる数までモノを減らしたことが知らないうちに、家計の管理さえもできる生活になっていたということになります。

確かに少しづつ色々なことが変わって、お金の管理ができるようになりました。

横山さんのおっしゃる通りです。

老後の資金は、年金で何とかなるとは誰も思っていない時代です。

暗い話ではなく、この本の帯にもありますが、今からはじめればまだ間に合う。

自分の生活スタイルを見直せば、貯蓄体質に変われる。

買ってはいけない訳でもなく、遊んでいけない訳でもない。

ただ、それは自分にとって必要なことなのかは考える必要がある。

 

高所得でも、貯金ができない人もいる中で、貯蓄体質になるには、自分が管理できるだけのモノで暮らすことも一つの理由になるんだとわかったことはとても大きな収穫でした。 

オススメの一冊です。

 

 

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