【米国はこう見ている】田中将大6勝目も米メディアが注目するデータ 指揮官が記者の質問遮る一幕も
2016.07.06

登板間隔は「過去3年間つきまとっている話題」

「いいかな? これは毎日私が答えている質問だ。彼をいつも中5日で投げさせることはできない。違いがあるのは分かっている。ただ、これは彼自身が適応しなければいけないことなんだ。それが結論だ。いつもこの話をしているが、彼は通常の登板間隔でも好結果をだしている。

 休養が長いほうが、よりよい結果だということも分かっている。多くの選手がそうだ。ただ日程が決まっている以上、できることは限られているんだ。20連戦だったら不可能だ、10連戦でも難しい。いつもできるわけではない。時には彼は通常の登板間隔で投げなければいけないんだ」

「過去3年間つきまとっている話題だ。これが我々のスケジュールなんだ。その点に関してできることは限られている。例えばもしロースターが26人制なら、多分可能になるだろう」とも語った指揮官。一方、地元メディアは田中本人も登板間隔を気にしていないことを紹介しつつ、「数字は嘘をついていない」とレポート。地元紙「ニューヨーク・ポスト」も「マサヒロ・タナカには休養が必要、ヤンキースは彼に休みを与えるべきだ」と指摘している。

 ここまでは好不調の波が目立つ田中。勝ち星(6勝2敗)、防御率(3.12)ともにヤンキース先発陣でトップの成績だが、地元メディアは登板間隔の問題について手厳しい論調で伝えている。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count



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