5月に購入したGalaxy S7 edge SO-02Hのカメラを暫く使ってみたので、撮影した写真を紹介していきます。
Galaxy S7 edgeはF値1.7、1220万画素のカメラを搭載。Galaxy S6 edgeの1600万画素から画素数は落とされているものの、F値が1.9から1.7と明るくなり、カメラ性能としては向上しています。海外版Galaxy S7のレビューでもカメラの作例には触れていますが、今回は国内版Galaxy S7 edgeで実際により多くのシーンで撮影した作例を交えてカメラ性能を見ていきます。
料理撮影
自動モードでも概ね料理は暖色系の食欲をそそる色合いに写ります。
炭火焼きハンバーグ。
つけ麺。やや明るめに撮れる傾向に見えます。
アプリで擬似的なぼかしを使わずとも、接写は綺麗にボケてくれます。
彩りのある料理もナチュラルに撮れて不満がありません。
食事モード
- 自動モード
- 食事モード
Galaxy S7 edgeには食事モードが搭載されています。左が通常の自動モード、右は食事モードで撮影したところ。より一層暖色系にチューニングされ、オプションでより強力に背景をぼかす加工をつける事もできます。
物撮り
綺麗にボケるカメラなので、物撮りにも活躍してくれます。ハイエンドコンデジ顔負けのボケ具合。自分はソニーのRX100を端末の外観レビューに使っていますが、照明次第ではF値さえ調整できればGalaxy S7 edgeでも代用できると感じるレベルです。
照明の弱い場所での撮影もしっかり被写体を捉えてくれます。
風景撮影
海ほたるから撮影した海。こういったシーンは以前カメラをレビューしたXperia X Performanceと良い勝負で、好みが分かれるところかもしれません。
昼間の石像を撮影。
夕焼けを撮影。かなり明るく撮れます。
夜景を撮影。限られた光の中で明るく撮れますが、やや明るすぎる印象です。
4K動画撮影
ライバルのXperiaシリーズからは取り払われてしまった4K動画撮影をテスト。焼きたてのハンバーグのジューシー感が伝わってきますね。
江ノ島で蟹を接写。自然の中の生き物を撮影すると4K動画撮影の性能が分かりやすいですね。高速フォーカスとボケ具合が絶妙な相乗効果で非常にスマートフォン離れした映像が撮影できると感じました。
様々なシーンでGalaxy S7 edgeのカメラを使ってみましたが、以前のレビューを見返してみると明るすぎるGALAXY S5や無難すぎるGalaxy S6 edgeから飛躍的に進化していると感じました。料理は美味しそうに撮影でき、接写はしっかりぼけ、風景もかつてのGalaxyシリーズの苦手分野を感じさせないものに仕上がっています。夜景に関しては写真好きにとっては少し明るく撮れすぎてしまう印象が拭えないものの、暗い場所での被写体をしっかり捉えて共有するといった用途にはうってつけ。スマートフォンのカメラとしては史上最強レベルになっていると感じる出来でした。
Galaxy S7 edgeはドコモ・auから販売中。今回レビューしたカメラ性能以外も非常に完成度の高い機種に仕上がっており、今期ベストバイ間違いなしの一台です。購入は以下のリンクから。