82カ国が参列見通し
広島市は12日、8月6日の原爆の日に開く平和記念式典に、少なくとも82カ国が参列する見通しだと発表した。被爆70年の節目で過去最多だった昨年の100カ国に次ぐ多さ。核拡散防止条約(NPT)に加盟する核兵器保有国は英仏が7年連続で参列し、中国は欠席、米露は未回答。欧州連合(EU)代表部も6年連続で参列する。
市は157カ国に案内を出し、20カ国から返答が届いていないという。市は「オバマ米大統領の広島訪問で、核兵器廃絶への機運が高まっているのではないか」としている。【竹内麻子】