首都アンカラで。
イスタンブールで。
トルコ軍によるクーデターの動きが。
これに市民が反発。
爆発や銃撃で多くの犠牲者が出ています。
こんばんは。
ニュース7です。
15日夜、トルコで起きたクーデターの動き。
軍の幹部は、クーデターの試みは阻止され、失敗に終わったと述べました。
反乱軍と正規軍との戦闘で、市民47人を含む合わせて194人が死亡しました。
クーデターはどのように試みられたのでしょうか。
特に大きな動きがあったのは、首都アンカラと、最大都市イスタンブールです。
このうち、こちらのアンカラでは、一部の兵士が、国営テレビ局を通じて全権を掌握したと発表。
ヘリコプターが地上を銃撃したほか、議会の建物の近くなどで爆発がありました。
また、イスタンブールでは、ボスポラス海峡に架かる橋を、大勢の兵士が封鎖。
国際空港の近くや市の中心部では、爆発が相次ぎました。
そのイスタンブールには、佐伯記者がいます。
佐伯さん、今のイスタンブールはどういった様子なんでしょうか。
こちら、イスタンブールは、今、午後1時を回ったところです。
私のこちら、後ろに見えますボスポラス海峡に架かる橋は、昨夜、閉鎖された橋の一つです。
数時間前から通行が可能になったということですが、車の通行量はふだんと比べますと、やや少ないように見えます。
街の大部分は一見、非常に静かでして、落ち着いているように見えます。
ここに来る道中、空港のゲートの外には、トルコの国旗を掲げた戦車が、道路にずらりと並んでいる現場に通りかかりましたが、戦車の前では、市民が記念撮影をするなど、緊迫しているというよりは、どこかほっとしているのかなというような印象を受けました。
私が話を聞きましたトルコ人の人たちは、われわれの国は大変な状況にあるが、これから少しずつよくなっていくと信じていると、努めて前向きに話していたのが印象的でした。
ただ、幹線道路沿いでは、壊れて乗り捨てられた装甲車の姿もあり、夜間の衝突の跡は今も生々しく残っています。
道路を走る戦車。
上空を飛行する戦闘機。
15日夜、軍の一部によるクーデターの動きが明らかになったトルコ。
ヨーロッパ側とアジア側をつなぐボスポラス海峡の橋は封鎖され、首都アンカラや、最大都市イスタンブールには、ヘリコプターや戦車が展開。
さらに、各地で爆発や銃撃が相次ぎました。
テレビ局も次々に占拠されました。
CNNトルコの放送センターには、クーデターを試みた兵士が侵入。
16日未明からは、アナウンサーがいなくなったスタジオの様子が放送されました。
国営テレビ、TRTでは、気象情報の画面が突然。
放送局を占拠した兵士がアナウンサーに、軍が全権を掌握したと声明を読ませ、市民に対し、外出を禁じました。
これに対し、トルコのエルドアン大統領は、携帯電話を通じて、民間テレビのインタビューに応じ、外に出て、抗議するよう、国民に呼びかけました。
呼びかけに応じるかのように、街には市民が集まり始めます。
中には、戦車に立ち向かう人たちも。
クーデターの動きを抑え込んでいきます。
国営テレビで声明を読まされたアナウンサーも、無事解放されます。
CNNトルコに侵入した兵士も拘束され、日本時間の昼ごろからは、通常の放送に戻りました。
こうした中、日本時間の午後0時半、エルドアン大統領が支持者の前に姿を見せ、こう呼びかけました。
封鎖されていたボスポラス海峡の橋では、兵士たちが次々と投降していきます。
現地の報道では、クーデターを起こした軍のリーダーとされる男性が、兵士たちに投降を呼びかける様子も伝えられました。
反乱に関わったなどとして、兵士1500人以上が拘束されました。
そして、クーデターの動きが始まって半日がたった日本時間午後5時ごろ。
クーデターの動きは未遂に終わりました。
しかし、戦闘で多くの人が犠牲に。
市民47人を含む、合わせて194人が死亡しました。
外務省によりますと、日本人への被害は確認されていないということですが、現地の日本大使館では、トルコにいる日本人に外出を控えるよう呼びかけています。
エルドアン大統領は、トルコはどんな恐怖にも負けず、どんな脅しにも屈することはないと述べ、今回のクーデター未遂の責任を徹底的に追及する考えを強調しています。
ここからは、トルコ情勢に詳しい、JETROアジア経済研究所の今井宏平さん、そして国際部中東担当の島崎デスクに聞きます。
今井さん、よろしくお願いします。
よろしくお願いいたします。
今井さん、今回のこのクーデターの試み、今井さんはどのように見ましたか?
まずこのクーデターの試みというのは、クーデターというよりも、本当に軍内部の一部の勢力の反乱という表現のほうがふさわしいのかなと思います。
軍はアンカール参謀総長をはじめ、トップの人たちというのは、この活動に全く加わっていないですし、むしろ拘束されていたりしました。
本当に軍内部の一部グループのみが、起こした動きだと思います。
あともう1点、計画性に非常に疑問があります。
まず、例えばエルドアン大統領や、ユルドゥルム首相は拘束されてないですし、例えば本当に国家転覆を考えるのであれば、現在の政権を倒すのであれば、そのあと受け皿となるようなほかの政党の指導者などにも働きかけを行うはずだと思うんですけど、ほかの野党のトップの人たちというのも、すぐにこのクーデター未遂の動きに、クーデターの動きに、反対の声明を出すなど、全くそういう計画性というのが見られなかったので、そのへんが特徴なのかなと思います。
島崎さん、トルコ国民の反応というのはどうだったんでしょうか?
政権を転覆しようという動きを国民が支持するってことはほとんどなくて、逆に反発が広がりました。
クーデターの動きに対しまして、エルドアン大統領が国民に対し、街頭に出て抗議するよう呼びかけたんですが、これに呼応して、イスタンブールなど各地で、大勢の市民が国旗を手に、軍の一部の行動に抗議の声を上げていました。
国民の支持が全く得られない状況での今回のクーデター計画というのは、当初から成功する見通しは少なかったのではないかと思います。
今井さん、今回、このクーデターの試みですが、イスラム教指導者、ギュレン師が率いるギュレン教団という組織が関わったという見方がありますが、このギュレン教団、どういった組織なのか、教えてもらえますか。
ギュレン教団というのは、草の根の宗教集団であって、特徴としては、非常に教育活動だったりとか、あとメディアだったりとか、あと国際的なネットワークというのを非常に重視してる組織です。
これがその指導者のギュレン師ですね。
もともと公正発展党とこのギュレン教団というのは非常に関係が良好だったというふうにいわれています。
こちらに図にしてありますけれども、このギュレン教団と、この公正発展党、与党ですね、関係はよかったと。
例えば2008年から2010年の間に、軍の政府転覆計画っていうのが明るみに出たことがあるんですけど、そのときに、この政府転覆計画、国家転覆計画っていうのを、明るみにしたのは、軍内部にいた、このギュレン教団の支持者だったというふうにいわれています。
このギュレン教団の支持者が、その計画を明らかにして、それで止めたということですか。
そうですね、明らかにすることによって、軍の影響力っていうのが、非常に下がった。
その事件によって、軍の中で多くの逮捕者が出て、有能な幹部たちも引責辞任する形でいなくなってしまったので、そういう意味では、非常にこの事件以降、軍部っていうのは、トルコの中でも影響力というのを弱めたというふうにいわれています。
それがその変化したということですか?
そうですね。
2013年の秋から冬にかけて、その時期に対立っていうのが顕在化してきて、2013年の12月末に、公正発展党の汚職疑惑というのが明るみに出たんですけど、やはりこの疑惑っていうのも、ギュレン教団の支持者が明るみに出したというふうにいわれていて、そこから公正発展党は、ギュレン教団に対する規制というのを強くしていました。
例えばこのギュレン師を、昨年、内務省が出した危険人物リストというものがあるんですけど、その危険人物リストの中でも最も危険な人物というふうに、そこにノミネートされるような状況になっています。
ということは、島崎さん、今回のクーデターの試みですけれども、このギュレン教団とつながっている軍の一部の勢力が起こしたという見方ができますね。
先ほど記者会見しました、ユルドゥルム首相も、今回のクーデターに関与した疑惑の筆頭はギュレン教団だと述べました。
しかし、必ずしも関与したのがギュレン教団の支持者だけかといいますと、そうではなかったのではないかと思います。
といいますのも、エルドアン大統領はここ数年、強権的な姿勢を一段と強めていたんです。
ギュレン教団に限らず、あらゆる勢力を、治安機関などを使って徹底的に抑え込んできました。
さらに今、大統領の権限を強化するための憲法の改正を目指していまして、民主主義や政権運営への懸念が広がっていたのです。
このため、伝統的に民主主義、それから世俗主義の守護者というのを自認してきましたトルコ軍の一部の間では、政権への反発というのが、一定程度広がっていた可能性があります。
今井さん、今回のこの一件を受けて、トルコではさらなる政情不安や治安の悪化といったことが起きるおそれはありますか。
現在のこの公正発展党政権とエルドアン大統領の権力基盤が揺らぐかというと、今回の一件は早期に解決したので、全くそういうことはないんじゃないのかなと思います。
ただ、この事件があったので、軍内部でのスクリーニング、本当に軍内部というのは統制されているのか、軍内部に対するチェックというのは厳しくなるおそれがあります。
あともう一つ、可能性として考えられるのが、今回、政情が若干不安定になったので、これに乗じて、ISなどがまたテロを起こすという可能性は否定できないと思います。
島崎さん、最後に今回のこの一件から明らかになったトルコの今ということをまとめてもらえますか。
エルドアン大統領の権力基盤の強化の動きと裏腹に、トルコの不安定化の流れ、これを断ち切るのは容易ではないなと思います。
エルドアン政権は、去年以降、過激派組織IS、それからクルド系の武装組織が関与したと見られるテロ、そうしたテロを封じ込めるための軍事作戦を続けてきています。
さらには、極左勢力ですとか、今回の軍内部の反対勢力と、さまざまな敵を抱えているんです。
去年以降、テロが相次いで起きましたトルコでは、観光客が激減しています。
さらに、ひところ急成長を成し遂げました経済そのものは、このところ低迷しているんです。
今回のクーデターの動きで、多くの国民が願っている、治安や経済の安定というのは、さらに遠のいてしまったといえそうです。
ここまでJETROの今井宏平さん、そして国際部、島崎デスクに聞きました。
そのトルコ、機械メーカーや自動車メーカーなど、日本企業が数多く進出しています。
外務省の統計によりますと、去年10月の時点で、138社が、ヨーロッパ向けの生産拠点などとして、工場などを置いているということです。
各社は対応に追われています。
今回の事態を受け、現地に進出している各社は、駐在する従業員の安全を確認したうえで、外出を控えることなどを指示しました。
このうち機械メーカーのIHIは、橋の建設工事のため、工事作業員を含め、およそ100人の日本人の従業員が駐在していますが、いずれも無事を確認し、自宅待機を指示しました。
また、三菱電機は、製品の販売会社を置いていますが、日本人6人全員の無事を確認したということです。
外務省は海外安全情報を出し、現地に滞在する日本人などに注意を呼びかけています。
影響は、世界遺産の審査にも。
イスタンブールでは、今月10日から、ユネスコの世界遺産委員会が開かれてきました。
きょう、登録に向けて審査される予定だったのが、東京・上野の国立西洋美術館を含む建築作品。
現地には、文化庁や東京・台東区の職員、それに地元の関係者が派遣されていました。
今回の事態を受け、きょうの委員会は中止になり、再開のメドも立っていません。
一方、都内のトルコ大使館前では。
母国のニュースを知った日本に住むトルコ人およそ20人が、クーデター反対の声を上げました。
次です。
フランス南部のニースで、トラックが暴走し、これまでに84人が死亡したテロ事件です。
フランスでは3日間、国を挙げて犠牲者を追悼する服喪の日に入りました。
こちらは、トラックを運転していた容疑者のチュニジア人の男です。
その人物像が次第に明らかになってきました。
こちら、ニースの現場近くでは、多くの市民などが訪れ、ろうそくや花束をささげ、犠牲者を追悼しています。
フランスでは3日間、国を挙げて犠牲者を追悼する、服喪の日に入りました。
けがをした人のため、献血する支援の動きも広がっています。
今回の事件では、これまでに子どもを含む84人が死亡し、52人が重体になっています。
トラックを運転して射殺された、チュニジア人のモハメド・ラフエジブフレル容疑者はどんな人物なのか。
容疑者は北アフリカからの移民が多い地域で暮らしていました。
ニース郊外の集合住宅です。
事件の容疑者は、こちらの建物に住んでいたということです。
住民の間では、男は以前から素行が悪かったといううわさが広がっていたということです。
捜査当局は、ラフエジブフレル容疑者と関わりがある男4人も拘束したほか、チュニジア人の妻からも事情を聞いています。
一方、過激派組織IS・イスラミックステートにつながりのあるメディアが、16日、インターネット上で、ニースで作戦を実行した者はISの戦士だと伝えましたが、捜査当局は、現時点で過激派組織の関与を示す証拠は見つかっていないとしています。
トラックで大勢の人の命を奪った今回の事件。
専門家は、個人が単独で思い立ったテロの場合、当局が事前に計画を把握するのは難しいとしています。
一連の熊本地震のうち、2回目の震度7から、きょうで3か月です。
熊本県阿蘇市では、温泉旅館がようやく営業を再開しました。
被災地では、復興に向けた動きが徐々に進んでいます。
熊本県南阿蘇村の寺です。
ボランティアが、地震のあとの雨でながれこんだあとの土砂を取り除いていました。
南阿蘇村では、1日平均30人前後と、ピーク時のおよそ3割まで減っているというボランティアですが、きょうはおよそ80人が参加しました。
一方、阿蘇市の温泉旅館はきょう、営業を再開。
この3か月は、地震の影響でパイプが壊れ、源泉から湯をくみ上げられず、休業を余儀なくされていました。
旅館では、別の源泉を探して新たなパイプを設置する工事を進め、きょうの再開にこぎ着けました。
いらっしゃいませ。
しかし、地域の観光産業にとっては、以前のように観光客が戻っていないことが悩みとなっています。
阿蘇市の観光協会は、3か月前の地震から先月末までの観光客数が、前年の同じ時期の1割ほどではないかとしていて、この夏の宿泊の予約も、例年と比べて少ないということです。
その主な要因として見られているのが、熊本市とを結ぶ主要な幹線道路や鉄道が寸断されていることです。
さらに、観光地である阿蘇山への登山道が通行止めになっていて、本格的な観光の回復には、地域全体の復旧・復興を進めることが大きな課題となります。
ニュースを続けます。
若手音楽家の登竜門として知られる、国際バッハコンクール。
パイプオルガン部門で、ドイツにある音楽大学の大学院で学んでいる、冨田一樹さんが、日本人として初めて、1位を獲得しました。
プロ野球で、今シーズンから導入された、ホームでの危険な衝突を防ぐ新ルール。
判定の基準を巡って、各球団から意見書などが出される中、新しい運用基準が決まりました。
新しい運用基準は、NPB・日本野球機構の規則委員会できょう、決まりました。
大きく見直されたのは、主にキャッチャーのプレーについてです。
ホームベースを塞ぐブロックには、引き続きルールが適用。
一方、送球がそれるなどして、やむをえずランナーの走路に入った場合は適用しません。
今シーズン、4つのプレーに新ルールが適用されました。
オリックス対DeNAで起きたこのプレーは、キャッチャーがブロックの体勢を取っているため、今後も適用の対象になる可能性があります。
しかし、ほかの3つは、それた送球などへの対応で、適用の対象にならないということです。
当時の判定は変わりません。
NPBでは、各球団を通して、選手への説明を行ったうえで、できるだけ早い実施を目指す考えです。
大相撲名古屋場所は7日目。
平幕の栃煌山が、きょうも殊勲の星を挙げ、1横綱3大関を破る活躍となりました。
栃煌山は、稀勢の里に土をつけるなど好調。
大関・照ノ富士との対戦です。
上手。
中に入ったのは、栃煌山。
上手を切った。
小手投げは強引すぎる。
横についた。
おっと、いったん抜けましたが、もう一度差し返す。
栃煌山の流れ。
もう一度、もろ差し。
抱え込んだ。
栃煌山、頭をつけながら、それていって押し出し。
栃煌山、これで1横綱3大関に勝ちました。
新入幕の北はり磨は白星先行。
佐田の海は連勝が5で止まりました。
宝富士と嘉風、1敗どうしの対戦は宝富士が勝ちました。
大関・琴奨菊が、ひざなどを痛めてきょうから休場。
稀勢の里は新関脇・栃ノ心を退けました。
稀勢の里はおととい初黒星。
きのうは危ない相撲を拾いました。
左を差し込んだ。
寄り切りました。
きょうはいい相撲でした。
3日ぶりに万全の相撲を取りました。
気象情報は菊池さんです。
こんばんは。
あすのお出かけは折り畳みの傘があると安心です。
まずこちらは、九州から東北にかけての梅雨明けの平年日です。
ということは、そろそろ梅雨明けかなということでしょうか?
平年ですと、九州の南部、すでに平年日過ぎているといった所もあるんですね。
ただ、あすも梅雨前線の影響を受ける所が多くなりそうなんです。
あすの天気図です。
太平洋高気圧の北への張り出しがそれほど強くないために、あすも本州付近に、梅雨前線が停滞しそうです。
天気は変わりやすいでしょう。
では、雨の予想です。
今夜は九州を中心に雨が降り、激しく降る所もありそうです。
そしてあすも、このようにところどころで雨が降る予想です。
降るのは一時的といった所も多いんですが、ざっと降ることがある見込みです。
では、あすの天気、詳しく見ていきます。
天気は変わりやすく、晴れる所も、急に雨の降ることがあるでしょう。
2016/07/16(土) 19:00〜19:32
NHK総合1・神戸
NHKニュース7[二][字]
トルコで軍の一部がクーデター試みる▽各地で爆発相次ぐ・緊迫状況続く
詳細情報
番組内容
テレビでわかる、きょうの日本・世界の今。ホットなニュースをいち早くあなたのもとへ 【キャスター】高瀬耕造,【サブキャスター】橋本奈穂子,【気象キャスター】菊池真以
出演者
【キャスター】高瀬耕造,【サブキャスター】橋本奈穂子,【気象キャスター】菊池真以
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ニュース/報道 – 定時・総合
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