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現状を打開する意志力

 

最近思ってることがあって、「現状の自分を変えてやるんだ」と思える意志力を備えてる人は、想像以上に世の中には少ないんだなってこと。

 

備えるという表現は少し語弊があるかもしれないけど、特別な人だけが持てるものではなくて、誰でも気概さえあれば、後天的に備えられる能力であることは確かなはず。

 

先日とある人のツイートを見て環境が似てるなって思ったんだけど、僕の家庭環境は決して良いと呼べるものではなく、現代の家庭水準から考えると低い位置にあった思う。

 

この環境に一切の不満がないというと嘘になるけど、とりわけ不満があったわけでもない。

 

ただ客観的に見ると、親の教育レベルもあまり褒めたものではなくて、傍から見ると人格者を育てるのは難しいような環境だったんだね。

 

当然のことながら、結果を見ても兄は引きこもってしまったし、弟も楽ばかりを求めて今は学生であるものの、ニートになりそうな勢いだし、教育環境を考えるとまあそんなものかなって。

 

でもこれは客観的な見方であって、もし自分が褒めたものではない家庭環境に生まれ、育ち、生きてきたからって、そのまま妥協して人生を送ってもしょうがないって訳じゃないよね。

(もちろんそういう生き方もありなのかもしれないけど)

 

冒頭で表現した「現状の自分を変えてやるんだ」っていう意志力があれば、例え金銭的に厳しい環境でも、まともな教育を施してもらえなくても、そんなものは関係なく、負の連鎖を断ち切ることができる。

 

身の回りで起こる出来事の範囲なら、大抵のことは知恵を絞ることで打開に導びけるし、それには他力本願な姿勢じゃ厳しいよね。

 

周りに期待せず、自分自身に全身全霊を捧げる。

 

この行為は一見、利己的に見えるかもしれないけど、自分のアベレージが低いままでいったい世の中にどんな貢献ができるのかを考えると、第一段階として自分が自分に全てを捧げるという行為はとても自然だと思う。

 

今、現実の無常さに打ちひしがれ、守りの姿勢で生きている人も、もしかしたら過去に現状を打開するためのチャレンジを行っていた時期があったかもしれない。

 

ただ挑戦するタイミングが悪かったのか、数が足りなかったのか、限界トライアルをしても成功しなかった人が徐々に冷めて行ってしまったんじゃないかと、憶測の中で思考がめぐる。

 

現実はリアルだから、どれだけエネルギーを注いでも全く期待していた結果に繋がらないことはあるけれど、この世界で記録を刻んでいった人達は皆、常に限界トライアルをしている。

 

面倒だったり、恐怖を感じたり、不都合が生じることもあるけど、それを乗り越えるだけで大多数の人が諦めてる「現状を変える力」が身につくのなら、試してみる価値は十分にある。

 

どんな環境であれ、人は意志の力を持ってして現状を改新することができるんだってことを、まずは親・兄弟に向けて僕の生き様を通して伝えていきたいな。