どうも!コバヤシです。
みんなイヤがる訪問販売や勧誘のピンポン。日常の中にいきなり飛び込んでくる営業マン。あーイヤだ。
前にも書きましたが、ぼくは昔、そのイヤがられる個人宅への飛び込み営業もやってました。
この記事はどのような家をリフォームの飛び込み営業マンが狙っているかを書きましたが、今回は恐らくどの業種の営業マンも喜んでピンポンを押すであろう家を書きましょう。
「セールス・勧誘お断り」ステッカーが貼ってある家
それはズバリ、「セールス・勧誘お断り」なんて書いてあるステッカーがドアや門に貼ってある家です。
こんなステッカー、良くあるでしょう。
これが貼ってあったら、もう喜んでピンポン押してました。もしくはワザとインターホンあってもノックしてましたね。
え?お断りって書いてあるやん?バカなの?って思った人、甘いっす。
お断りされてるのにピンポンする理由
どういう人がこれを貼りたがるか、そして飛び込み営業マンはどういう人に会いたいか、を考えれば、これはわかります。
一体どういう人がこういうステッカーを貼るのでしょう?
これを貼る人その①これで安心、と思ってる人
「これさえ貼っておけば、もう飛び込み営業は来ないわ!だってお断りって書いてあるんですもの!」って心底安心してる人です。そうやってストレートに書いてるわけですから、もう来るワケないと思ってるピュアな人ですね。
ピュアな人は説明さえすれば「あーそうなの!スゴイ!わかったわ!いくら?」ってなる確率が非常に高いです。
これを貼る人その②自分で断れない人
もし誰かがピンポーンって鳴らした場合、居留守もできないし出ちゃったら何を言われても断り切れないような気が小さい人。そういう人が自分の代弁者としてこのステッカーを貼りがちです。
こういう人は、1回会えれば会った瞬間からこっちのペースですから、営業マンにとっては有難いお客様です。
つまり!
こういう人たちって、一件一件ピンポンピンポンして一撃必殺を狙っている営業マンにとっては時間を要しないホントにありがたい人たちなんです。
だから、こういうステッカーが貼ってあるともう飛び込み営業マンは喜んだりしがちです。
そうじゃない人もいる
もちろん、そういう人が出てくる可能性が高いってだけでそうじゃない人もいらっしゃいます。キレる人もいますよそりゃ。
「なんじゃコラワレおのれ字ィ読まれへんのかアホンダラお断りって書いてあるやろがコラワレアホンダラ警察呼ぶぞボケカスコラ」なんて言われることも日常茶飯事で、実際に警察呼ばれたこともあります。
あ、でも効果ないですから。「警察?どうぞ」って言って一緒に待つだけですから。そしてお巡りさんきたら「あ、仕事してたんす、ハイ、ハイ、あ、気を付けます、どうも」で終わりです。
ただ、メンドクサイっすね、時間ももったいないし。でもステッカー貼ってある家でこういう人は非常に少ないです。
だから、こういうステッカーがあると砂漠のオアシスなんですよ。可能性として、時短になるし仕事になる確率は高いし。
ロクな仕事じゃないね、しかし。
余計なこと書くなって思った営業マンさんへ
ここまで読んで「おいこら何書いてくれてんねん、仕事やりにくなるやんけ」と思った営業マンさんへ書いときます。
それじゃあ、ダメだよ。
もしこれを飛び込み先が知っていてそれを言ってきたら、チャンスやん。ツカミの作業が省けるやん。あとはしゃべりでひっくり返すだけやん。いつもやってる仕事やん。
よく売れる営業マンほど、これ知っててくれた方がオイシイと思うハズですよ、ええ。
最後に
そうは言っても、飛び込みの営業マンは結局全部ピンポンするわけなんですけども。
でも、貼ってあったら「貼ってあるしもうちょっと粘れば大丈夫だろう。ステッカーを信じよう」と思うのでなかなか帰ろうとしないと思いますし、疲れてる時なんかは取りあえず“ステッカーだけ狙い”とかで狙いを定めて回る場合もあります。
対処法としては、何を言われてもどんだけ時間がかかっても「自分には必要ない」とだけ言い張ることです。もしくはどんな段階だろうがドアを閉めることですね。
それでも後日、もしかしたら明日来るでしょうけども、それを繰り返してるとある日からパタッとどの業種のどの営業マンもしめし合わせたように来なくなるかも知れませんよ。営業側も、同業だろうが他業種だろうがしめし合わせたりしてないんですけど、ウマクいくと全員来なくなるでしょう(意味深)。
ではまた。